2022年3月30日 水曜日
産後の背部痛 膝の痛み|30代 女性|産後骨盤矯正
背中を伸ばした時の背部痛、立ち上がる時の膝の痛みが軽減し骨盤の歪みが改善していくまでの事例紹介です。
産後特有の姿勢への骨格アプローチを行い、ボディメイクに必要なエクササイズを行う事により状態の変化を感じとる事が出来ました。
セルフケアとして骨盤底筋群のトレーニングを指導
【2回目】 7日後来院、 肩甲間部の症状は少し軽減したが、膝の痛みは残存。 膝の裏も痛みあり。 右の骨盤のフィクスゼーションは少し軽減。 Sway-back姿勢の影響を受けやすく、骨盤底筋群の力の入れ方も何となく分かる状態。
引き続き同様の施術に追加し膝窩筋へのアプローチ。
骨盤底筋群のトレーニングを再指導。
【3回目】 7日後来院、 膝の痛みが軽減した。座椅子から立ち上がる動作や階段を降りる時も痛みがあまりない。 肩甲間部の痛みは体幹の前屈動作が続くとツライが軽減している。
骨盤底筋群は10秒間力を入れ続ける事が出来た。 陰核背神経、下直腸神経への神経伝達が正常に戻ってきた。
【4回目】 7日後来院、 少し痛くなるが痛みはまし。
骨盤の調整、脊柱の調整を施し終了。 症状が軽減しトレーニングの幅を増やす事が可能。 ボディメイクに移行するため 内臓下垂に対するトレーニングを追加。
【5回目】 7日後来院予定。 症状のチェックと呼吸のエクササイズを追加する予定。
膝の痛みは、産後の膝の痛みは非常に多くの方に見られる症状です。
原因としては、 妊娠中の姿勢の変化により太腿部前面に負担が掛かる姿勢になってしまっている事と 単純に膝の屈伸の回数が多くなっており、骨盤の安定性が低下していることでも、 膝関節や足関節に対する負担が増えてしまっている事が考えられます。
本来であれば、 膝関節にはそこまで負担がかからないのですが、 産後はホルモンバランスの崩れや、生活スタイルが大きく変わって、 体の変化が大きく変わる為に、 膝にストレスがかかり痛みを生じやすくなります。
膝の痛みは毎日酷使する部分でもあるので、 正直にお伝えすると、回復までは他の部位に比べると時間が掛かる場合が多いです。
ただ、今回のケースは比較的早期に回復に至りました。
その理由としては、 骨盤底筋の低下による仙腸関節不安定による膝の痛みだったからです。
体型、ボディーラインのお悩みは早期に対策をしていきたいですが 疲労をとり痛みなどの症状を軽減させないとトレーニングにも集中出来ません。
産後のケアはプラン立てを行い進めていく事をオススメ致します。
※個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。
【施術担当・記事作成者 脇内】

利用者
30代女性お悩み
・背中を伸ばした時の背部痛。 ・立ち上がる際の膝の痛み。 ・体重が落ちない(+5kg) ・お腹が凹まない。 ・骨盤のケアをしたい ・辛い症状をなんとかしたい ・体の歪みを改善したい過去に受けていた施術
なし主な施術ポイント
骨盤の前傾、胸腰椎移行部、膝蓋骨、膝蓋下脂肪体、胸椎、肋椎関節、ハムストリングヒアリング
産後から各関節が痛くなり、特に背中を伸ばした時に背部の脊柱周辺に痛みがある。 また、座椅子から立ち上がる時や階段を降りる時に両膝の全体に痛みがあるとの事でした。 体型のお悩みは、妊娠前から体重が落ちない事とお腹が凹まない事が特に気になり、 妊娠前のズボンはウエストラインで引っかかるとの事でした。状態
・骨盤は右のフィクスゼーション(+) ・骨盤の後傾への動きは左右ともに硬い(特に右)。 ・肩甲間部に痛みがある。 ・右膝は内外側とも痛みがある。 ・Sway-back姿勢施術
【1回目】 ・右股関節外旋筋群(中殿筋、小殿筋リリース) ・脊柱起立筋のリリース ・骨盤(仙腸関節)調整 ・脊柱、肋椎の関節調整 ・膝関節の関節調整、モビリジェーション ・パテラセッティング ・ハムストリングのリリースセルフケアとして骨盤底筋群のトレーニングを指導
【2回目】 7日後来院、 肩甲間部の症状は少し軽減したが、膝の痛みは残存。 膝の裏も痛みあり。 右の骨盤のフィクスゼーションは少し軽減。 Sway-back姿勢の影響を受けやすく、骨盤底筋群の力の入れ方も何となく分かる状態。
引き続き同様の施術に追加し膝窩筋へのアプローチ。
骨盤底筋群のトレーニングを再指導。
【3回目】 7日後来院、 膝の痛みが軽減した。座椅子から立ち上がる動作や階段を降りる時も痛みがあまりない。 肩甲間部の痛みは体幹の前屈動作が続くとツライが軽減している。
骨盤底筋群は10秒間力を入れ続ける事が出来た。 陰核背神経、下直腸神経への神経伝達が正常に戻ってきた。
【4回目】 7日後来院、 少し痛くなるが痛みはまし。
骨盤の調整、脊柱の調整を施し終了。 症状が軽減しトレーニングの幅を増やす事が可能。 ボディメイクに移行するため 内臓下垂に対するトレーニングを追加。
【5回目】 7日後来院予定。 症状のチェックと呼吸のエクササイズを追加する予定。
考察
肩甲間部の痛みは肩甲骨だけの問題ではなく胸郭や肩甲帯などの影響も考えられます。膝の痛みは、産後の膝の痛みは非常に多くの方に見られる症状です。
原因としては、 妊娠中の姿勢の変化により太腿部前面に負担が掛かる姿勢になってしまっている事と 単純に膝の屈伸の回数が多くなっており、骨盤の安定性が低下していることでも、 膝関節や足関節に対する負担が増えてしまっている事が考えられます。
本来であれば、 膝関節にはそこまで負担がかからないのですが、 産後はホルモンバランスの崩れや、生活スタイルが大きく変わって、 体の変化が大きく変わる為に、 膝にストレスがかかり痛みを生じやすくなります。
膝の痛みは毎日酷使する部分でもあるので、 正直にお伝えすると、回復までは他の部位に比べると時間が掛かる場合が多いです。
ただ、今回のケースは比較的早期に回復に至りました。
その理由としては、 骨盤底筋の低下による仙腸関節不安定による膝の痛みだったからです。
体型、ボディーラインのお悩みは早期に対策をしていきたいですが 疲労をとり痛みなどの症状を軽減させないとトレーニングにも集中出来ません。
産後のケアはプラン立てを行い進めていく事をオススメ致します。
※個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。
【施術担当・記事作成者 脇内】