2021年6月30日 水曜日
産後の骨盤の開き、下半身のだるさが産後骨盤矯正で緩和
子ども1人目のときは体の状態がすぐ戻りましたが、2人目の時はなかなか体の状態が戻らず、コロナもあってケアに行くこともできずじまいになっていました。復職前に体の状態を戻したたいと思い予約しました。仕事に復帰してからも体の疲労回復が早くなったのがとても助かりました。
骨盤の歪みなどが気になるのでケアをしたいということでした。
お身体の状態は骨盤全体は前傾位になっており、
左の骨盤(腸骨)が右よりも前傾して右荷重になりやすくなっていました。
抱っこを右でよくするとのことで上半身の右側が縮こまり、肩も右肩上がりの状態でした。
まずは全体の調節として骨盤が前傾位になっているのを調節し、
骨盤の関節の安定性を高める施術を行いました。
また、左でも荷重しやすくなるように骨盤と股関節の動きを調節し、
自宅では骨盤の安定性を高めるセルフケアができるように指導しました。
5日後、2回目のご来院
全体の筋緊張が減少していました。
まだ骨盤全体の前傾位と左の腸骨の前傾位があと少し残り、
立ち方が反り返って腰部の外側の筋肉(腰方形筋)を使って体を支える姿勢をしていました。
腹筋や臀筋などの本来体を支える時に働く筋肉が不活性になっていると
腰方形筋や下肢の外側の筋肉を使って体を支えるようになり、反り返りの姿勢になってしまいます。
下半身の重たさの原因と考え、反り返り姿勢の調節と
本来働いてほしい筋群の活性化のトレーニング指導を行いました。
3回目、4回目それぞれ8日後に来院
骨盤の前傾位があと少し残るので調節とまだ不活性になっている筋群を活性化するアプローチ、 トレーニング指導を行いました。
5回目
1週間後来院、骨盤の前傾位、左右差がなくなり、下肢外側の筋緊張も減少しました。
抱っこで右肩がこりやすいとのことだったので右の手首~肩甲骨の動きをリリースし、
肩関節のセルフケアを指導しました。
6回目以降
お仕事に復帰したので仕事の負担と体の状態をみながら疲労をとる施術を中心に行いました。
また右肩上がりの原因として呼吸の左右差があり、右で呼吸をしやすいクセがあったため
胸郭の硬さの左右差の調節と呼吸の仕方についてセルフケアを指導しました。
お仕事に復帰されてみて体の疲労を引きづっていないとのことだったので
長期間あけて経過をみることになりました。
妊娠中は反り返り姿勢となり、腹筋や殿筋などを使えない姿勢になるため、
身体を本来支える筋群が不活性の状態となります。
この状態のまま産後の抱っこなどを行っていると、腰で支えて腰痛の原因になったり、
下肢の外側や前面の筋肉で支えて足が疲れやすくなったり、
外側に筋肉がついて足が太くなる原因になります。
不活性になっている本来体を支える筋群を活性化することで、
腰や下肢の過緊張が改善され、骨盤の位置も整い、お悩みが改善しました。
同じ様な症状でお困りの方は、一度ご相談下さい。
※個人の感想です。100%施術効果を保証するものではありません。
【施術担当・記事作成者 高巣】
お喜びの声詳細解説
具体的な症状
産後の骨盤の開き、下半身のだるさ、肩こり何回目の施術で変化を感じましたか?
3回目整体を受けられての感想
産後1年経って復職前に駆け込んだ感じでしたが、身体の状態をみて気持ちいい施術+自宅でもできるようなストレッチを教えてもらえて回数を重ねるごとに楽になっていきました。体の疲れがあっても回復がはやくなったことが一番嬉しかったです。教えてもらったストレッチで自宅でも身体をほぐしながら疲れにくい体作り、元に戻る体作りを頑張りたいです。本当にありがとうございました。 S.Y 看護師 31歳 女性担当施術スタッフの解説
こちらの女性はお仕事の復帰前にお身体と骨盤のケアをしておきたいということで来られました。状態
初診では、抱っこの増加で下半身の重だるさや肩こりがあり、骨盤の歪みなどが気になるのでケアをしたいということでした。
お身体の状態は骨盤全体は前傾位になっており、
左の骨盤(腸骨)が右よりも前傾して右荷重になりやすくなっていました。
抱っこを右でよくするとのことで上半身の右側が縮こまり、肩も右肩上がりの状態でした。
施術
初回まずは全体の調節として骨盤が前傾位になっているのを調節し、
骨盤の関節の安定性を高める施術を行いました。
また、左でも荷重しやすくなるように骨盤と股関節の動きを調節し、
自宅では骨盤の安定性を高めるセルフケアができるように指導しました。
5日後、2回目のご来院
全体の筋緊張が減少していました。
まだ骨盤全体の前傾位と左の腸骨の前傾位があと少し残り、
立ち方が反り返って腰部の外側の筋肉(腰方形筋)を使って体を支える姿勢をしていました。
腹筋や臀筋などの本来体を支える時に働く筋肉が不活性になっていると
腰方形筋や下肢の外側の筋肉を使って体を支えるようになり、反り返りの姿勢になってしまいます。
下半身の重たさの原因と考え、反り返り姿勢の調節と
本来働いてほしい筋群の活性化のトレーニング指導を行いました。
3回目、4回目それぞれ8日後に来院
骨盤の前傾位があと少し残るので調節とまだ不活性になっている筋群を活性化するアプローチ、 トレーニング指導を行いました。
5回目
1週間後来院、骨盤の前傾位、左右差がなくなり、下肢外側の筋緊張も減少しました。
抱っこで右肩がこりやすいとのことだったので右の手首~肩甲骨の動きをリリースし、
肩関節のセルフケアを指導しました。
6回目以降
お仕事に復帰したので仕事の負担と体の状態をみながら疲労をとる施術を中心に行いました。
また右肩上がりの原因として呼吸の左右差があり、右で呼吸をしやすいクセがあったため
胸郭の硬さの左右差の調節と呼吸の仕方についてセルフケアを指導しました。
お仕事に復帰されてみて体の疲労を引きづっていないとのことだったので
長期間あけて経過をみることになりました。
考察
今回ポイントとなったのが、不活性になっている筋群の介入を行った事です。妊娠中は反り返り姿勢となり、腹筋や殿筋などを使えない姿勢になるため、
身体を本来支える筋群が不活性の状態となります。
この状態のまま産後の抱っこなどを行っていると、腰で支えて腰痛の原因になったり、
下肢の外側や前面の筋肉で支えて足が疲れやすくなったり、
外側に筋肉がついて足が太くなる原因になります。
不活性になっている本来体を支える筋群を活性化することで、
腰や下肢の過緊張が改善され、骨盤の位置も整い、お悩みが改善しました。
同じ様な症状でお困りの方は、一度ご相談下さい。
※個人の感想です。100%施術効果を保証するものではありません。
【施術担当・記事作成者 高巣】