2022年4月13日 水曜日
肩の痛み、頭痛が整体で緩和
緊張していたり、リュックを背負ったりすると、肩が痛くなり目の奥も痛くなる状態が続き辛かったので来院しました。仕事が本格的に始まる前にしっかりと治して症状が再発しないように今は予防も兼ねて根本的治療を進めております。
また、呼吸の浅さから胸郭の動きに柔軟性が欠けていた為、 背部の筋肉の硬さもご本人が感じとるくらいでした。
栄養状態では、タンパク質を摂取する量が少なく エネルギー代謝がうまく出来ていない状態でした。
バランスの検査では、 前庭動眼反射での眼振もみられた為トレーニングが必須と判断しました。
また、呼吸のエクササイズで腹式呼吸を促し 交感神経優位になる状態が続かないように指導。
栄養面では、お肉や卵を摂取しタンパク質をとり 鉄も摂取する事を提案しました。
2日後、2回目のご来院の際 初回の時より症状を感じなくなったとの事。 特にリュックを背負うのが楽になったのが1番実感できる。
座位にて呼吸と胸郭の動きのチェックを行うと、 前回より上部胸椎の動きがついていたので、 胸郭の動きに変化が見られました。
初回と同様の治療とプラス、 前庭覚に対するバランスのエクササイズを指導しました。
座位→立位(両踵地)→立位(片足立ち)→座位(バランスボール)
まず、 座位にて眼の動きのチェックと前庭覚のエクササイズを行います。
①輻輳と開散 近くを見るときの両眼の寄り具合 遠くを見るときの両眼の離れ具合
②共同性眼球運動 スムースパスート 滑動性追従運動のチェック (視覚野→小脳→前頭眼野) 縦横斜めから流れてくる対象物をしっかり眼で追えているかチェックします。
③サッケード 衝動性眼球運動のチェック (視覚野→頭頂葉→前頭眼野) 瞬間的に示される対象物を瞬時に眼で追えているかチェックします。
④前庭動眼反射 VOR 物を見るときに、眼の中心で物体を正確に捉えようとする為のシステムで、
頭部に加わる加速度を三半規管や耳石器で検出し、 代償性眼球運動を起こすことで視線の方向を一定に保つ役割を担います。
エクササイズでは、眼は中心物を捉えながら頭部の回旋動作を行い前庭覚の機能を高めていきます。
以上のエクササイズを指導し終了。
次回、症状の確認とエクササイズのチェックを行う。
3回目 1週間後、3回目のご来院の際 肩の痛み、頭痛がない状態で調子が良くとの事。 施術は胸椎、肋椎にアプローチ。
前回のエクササイズをチェックし修正点を伝え終了。
4回目以降 肩の痛み、頭痛もでないとの事で予防の治療へ。 全身のメンテナンスに移行。
約1週間単位でお越し頂き、根本治療を継続。
普段とっているバランスは代償を伴ったバランス かもしれません。
視覚や体性感覚、前庭覚は人間が持つバランス感覚として機能しています。
実は、開眼時のバランスは約70%を視覚に頼っているとも言われ視覚に頼った生活を送っていると、 脳神経システム、体性感覚、前庭覚の働きの機能低下が見られたりします。
また、これらの機能を上げる事は慢性的な痛み、 ダルさなどを根本的に治す解決策にもなりうる場合もございますので、 同じ様な症状でお困りの方は、一度ご相談下さい。
※個人の感想です。100%施術効果を保証するものではありません。 【施術担当・記事作成者 脇内】
具体的な症状
肩の痛み、頭痛何回目の施術で変化を感じましたか?
1回目整体を受けられての感想
回を重ねるごとに、肩が楽になっていると思います。 M.A 福祉職 25歳 女性担当施術スタッフの解説
こちらの女性は肩の痛み、頭痛、巻き肩の症状がお悩みで来られました。状態
初診では、肩こりがひどく肩に痛みがある状態でした。 バランスは前庭覚の機能低下がみられ筋緊張も高まりやすい状態でした。また、呼吸の浅さから胸郭の動きに柔軟性が欠けていた為、 背部の筋肉の硬さもご本人が感じとるくらいでした。
栄養状態では、タンパク質を摂取する量が少なく エネルギー代謝がうまく出来ていない状態でした。
施術
頸部、上部胸椎、肋椎の関節調整 脊柱起立筋のリリースバランスの検査では、 前庭動眼反射での眼振もみられた為トレーニングが必須と判断しました。
また、呼吸のエクササイズで腹式呼吸を促し 交感神経優位になる状態が続かないように指導。
栄養面では、お肉や卵を摂取しタンパク質をとり 鉄も摂取する事を提案しました。
2日後、2回目のご来院の際 初回の時より症状を感じなくなったとの事。 特にリュックを背負うのが楽になったのが1番実感できる。
座位にて呼吸と胸郭の動きのチェックを行うと、 前回より上部胸椎の動きがついていたので、 胸郭の動きに変化が見られました。
初回と同様の治療とプラス、 前庭覚に対するバランスのエクササイズを指導しました。
座位→立位(両踵地)→立位(片足立ち)→座位(バランスボール)
まず、 座位にて眼の動きのチェックと前庭覚のエクササイズを行います。
①輻輳と開散 近くを見るときの両眼の寄り具合 遠くを見るときの両眼の離れ具合
②共同性眼球運動 スムースパスート 滑動性追従運動のチェック (視覚野→小脳→前頭眼野) 縦横斜めから流れてくる対象物をしっかり眼で追えているかチェックします。
③サッケード 衝動性眼球運動のチェック (視覚野→頭頂葉→前頭眼野) 瞬間的に示される対象物を瞬時に眼で追えているかチェックします。
④前庭動眼反射 VOR 物を見るときに、眼の中心で物体を正確に捉えようとする為のシステムで、
頭部に加わる加速度を三半規管や耳石器で検出し、 代償性眼球運動を起こすことで視線の方向を一定に保つ役割を担います。
エクササイズでは、眼は中心物を捉えながら頭部の回旋動作を行い前庭覚の機能を高めていきます。
以上のエクササイズを指導し終了。
次回、症状の確認とエクササイズのチェックを行う。
3回目 1週間後、3回目のご来院の際 肩の痛み、頭痛がない状態で調子が良くとの事。 施術は胸椎、肋椎にアプローチ。
前回のエクササイズをチェックし修正点を伝え終了。
4回目以降 肩の痛み、頭痛もでないとの事で予防の治療へ。 全身のメンテナンスに移行。
約1週間単位でお越し頂き、根本治療を継続。
考察
今回ポイントとなったのが、初期段階でのバランスの介入を行った事です。普段とっているバランスは代償を伴ったバランス かもしれません。
視覚や体性感覚、前庭覚は人間が持つバランス感覚として機能しています。
実は、開眼時のバランスは約70%を視覚に頼っているとも言われ視覚に頼った生活を送っていると、 脳神経システム、体性感覚、前庭覚の働きの機能低下が見られたりします。
また、これらの機能を上げる事は慢性的な痛み、 ダルさなどを根本的に治す解決策にもなりうる場合もございますので、 同じ様な症状でお困りの方は、一度ご相談下さい。
※個人の感想です。100%施術効果を保証するものではありません。 【施術担当・記事作成者 脇内】