2021年3月29日 月曜日
足のむくみ 重たさ|50代 女性 |整体
仕事で同じ姿勢が長時間続き、動くことが減ったことにより
夕方 足のむくみ重たさがお悩みの女性が改善していくまでの事例です。
背骨の柔軟性を出すこと、股関節の調整を行うことで状態が改善していきました。
【1回目】 歪みを整えて血液の循環促すように施術した。 体幹の捻れの調整の為、右腹部の筋肉をリリース 右側の腿裏に力が入るようにストレッチ(PNF) 足関節調整 足底部へのアプローチ セルフケアとして右の腹部ストレッチ、座り方指導。
【2回目】 4日後来院。 肩の高さの違いや体幹の捻れは、マシになっている。 むくみはまだある。 背中の痛みが気になり 特に肩甲骨の高さ辺りが痛いとの事。 引き続き同様の施術と肩甲骨の動き硬さがみられたので 肩甲骨の動きが出るように施術を行なった。
【3回目】 1週間後来院 肩の高さの違いはあまり気にならなくなった。 家に帰ってきて、足の痛みは無くなっている。 だが、むくみはまだある。 背中の痛みもまだ気になるとの事で、引き続き前回と同じ施術を行った セルフケアは肩甲骨回しを指導。
【4回目】 1週間後来院 身体の捻れ無し、 少しだけむくみの感じがマシになったような感じがする。 背中の痛みも無くなった。 座り姿勢のチェックした所、背筋を伸ばし良い姿勢だった。 この姿勢が長時間続くとのことでした。 これを続くと股関節が詰まりやすくなると説明し いつもの施術と股関節の詰まりを取るために 鼠蹊部のアプローチを加えた。 セルフケアは腸腰筋のストレッチを指導。
【5回目】 1週間後来院 むくみはあるがいつもよりマシに感じる。7くらい 引き続き同様の施術を行なった。 セルフケアは臀部のストレッチも加えた。 体の捻れほぼない状態に、肩の左右差もなし 起立筋の筋緊張の左右差がまだ残る 引き続き荷重のバランスを整える施術
【6回目】 1週間後来院 むくみ感あまり無い 7→5 引き続き同様の施術を行なった。 セルフケアも同様。 体の捻れなし、腰椎の回旋の捻れなし、くびれの差が残る セルフケアとして右臀部・大腿部の筋出力を上げるトレーニング
【7回目】 1週間後来院 むくみほぼ0 足が軽い。 足のむくみがあり背中の痛みもあまり無いとのとこと。 お身体の症状も落ち着いてきた為、少し間隔をあけ、今後もお身体の状態を 見ていくことにした。
足のむくみの原因は血液循環不良が考えられます。
物理的に左右差を生んでいる筋肉の短縮部位をリリースし骨格などを整えて 血液循環を良くする事も勿論ですが、 左右差の歪みだけを治しても物足りない感じでした。
良い姿勢を長時間キープさせる事で背部の痛みや股関節の詰まりを生む原因になります。 股関節周りには、下半身に栄養を送る大腿動脈と心臓に血液を送り返すための大腿静脈 という大切な血管があります。
ここに詰まりがあると、上手く下半身に血液を送ることや心臓に送り返すことが難しくなり 循環不良に繋がります。 また、 長時間良い姿勢をキープすると背骨の柔軟性は乏しくなります。
背骨には身体のオンオフを切り替える自律神経のスイッチがあります。 オンの状態だと身体は力んで興奮状態になり、この血液循環は乏しくなります。 反対にオフの状態は身体はリラックスしている状態で、血液循環は良くなります。
このオンオフの切り替えが上手く出来ていると良いのですが、ずっとオンの状態が続くと、 今回のような背中の痛みや血液循環の影響で足のむくみにも発展するケースもあります。
なので、この方の場合 股関節の詰まりを取ることと背骨の動きに柔軟性を出す事で 自律神経の切り替えが出来る状態になる様に治療致しました。
良い姿勢は見た目とても良く見えますが、 長時間キープしてしまうと上記の様なことがなる場合もあります。 なので 1番良いのは、 良い姿勢も出来るし猫背の様な悪い姿勢も両方でき背骨に柔軟性がある事です。
Contents
足のむくみ重たさが改善した事例解説
<利用者>
50代女性<お悩み>
足のむくみ<その他のお悩み>
背中の痛み 肩の左右差の高さ過去に受けていた施術
なし<主な施術ポイント>
股関節周り 肩甲骨周り 脊柱<ヒアリング>
夕方仕事終わりに足のむくみが気になる 帰るのとき足が重たい。 ずっと前から身体の歪みが気になっていた。 鏡で見た時に右肩が下がっているのが気になる。<状態>
・座位では左の骨盤が右の骨盤より高くあった。 ・上半身が後ろに仰け反り スウェイバック姿勢 ・肩の位置が左側が高い。 ・右に荷重がかかっている ・体幹が右回旋してる。 ・肩甲胸郭関節の動きの硬さ<施術>
【1回目】 歪みを整えて血液の循環促すように施術した。 体幹の捻れの調整の為、右腹部の筋肉をリリース 右側の腿裏に力が入るようにストレッチ(PNF) 足関節調整 足底部へのアプローチ セルフケアとして右の腹部ストレッチ、座り方指導。
【2回目】 4日後来院。 肩の高さの違いや体幹の捻れは、マシになっている。 むくみはまだある。 背中の痛みが気になり 特に肩甲骨の高さ辺りが痛いとの事。 引き続き同様の施術と肩甲骨の動き硬さがみられたので 肩甲骨の動きが出るように施術を行なった。
【3回目】 1週間後来院 肩の高さの違いはあまり気にならなくなった。 家に帰ってきて、足の痛みは無くなっている。 だが、むくみはまだある。 背中の痛みもまだ気になるとの事で、引き続き前回と同じ施術を行った セルフケアは肩甲骨回しを指導。
【4回目】 1週間後来院 身体の捻れ無し、 少しだけむくみの感じがマシになったような感じがする。 背中の痛みも無くなった。 座り姿勢のチェックした所、背筋を伸ばし良い姿勢だった。 この姿勢が長時間続くとのことでした。 これを続くと股関節が詰まりやすくなると説明し いつもの施術と股関節の詰まりを取るために 鼠蹊部のアプローチを加えた。 セルフケアは腸腰筋のストレッチを指導。
【5回目】 1週間後来院 むくみはあるがいつもよりマシに感じる。7くらい 引き続き同様の施術を行なった。 セルフケアは臀部のストレッチも加えた。 体の捻れほぼない状態に、肩の左右差もなし 起立筋の筋緊張の左右差がまだ残る 引き続き荷重のバランスを整える施術
【6回目】 1週間後来院 むくみ感あまり無い 7→5 引き続き同様の施術を行なった。 セルフケアも同様。 体の捻れなし、腰椎の回旋の捻れなし、くびれの差が残る セルフケアとして右臀部・大腿部の筋出力を上げるトレーニング
【7回目】 1週間後来院 むくみほぼ0 足が軽い。 足のむくみがあり背中の痛みもあまり無いとのとこと。 お身体の症状も落ち着いてきた為、少し間隔をあけ、今後もお身体の状態を 見ていくことにした。
<考察>
今回はデスクワークが主な仕事で足のむくみで痛みを感じるとの事でした。 お身体のチェックをしていくと身体の歪みもありましたが、 1番のポイントは長年の癖である良い姿勢を長時間キープしている事で 血液循環悪くしている事でした。足のむくみの原因は血液循環不良が考えられます。
物理的に左右差を生んでいる筋肉の短縮部位をリリースし骨格などを整えて 血液循環を良くする事も勿論ですが、 左右差の歪みだけを治しても物足りない感じでした。
良い姿勢を長時間キープさせる事で背部の痛みや股関節の詰まりを生む原因になります。 股関節周りには、下半身に栄養を送る大腿動脈と心臓に血液を送り返すための大腿静脈 という大切な血管があります。
ここに詰まりがあると、上手く下半身に血液を送ることや心臓に送り返すことが難しくなり 循環不良に繋がります。 また、 長時間良い姿勢をキープすると背骨の柔軟性は乏しくなります。
背骨には身体のオンオフを切り替える自律神経のスイッチがあります。 オンの状態だと身体は力んで興奮状態になり、この血液循環は乏しくなります。 反対にオフの状態は身体はリラックスしている状態で、血液循環は良くなります。
このオンオフの切り替えが上手く出来ていると良いのですが、ずっとオンの状態が続くと、 今回のような背中の痛みや血液循環の影響で足のむくみにも発展するケースもあります。
なので、この方の場合 股関節の詰まりを取ることと背骨の動きに柔軟性を出す事で 自律神経の切り替えが出来る状態になる様に治療致しました。
良い姿勢は見た目とても良く見えますが、 長時間キープしてしまうと上記の様なことがなる場合もあります。 なので 1番良いのは、 良い姿勢も出来るし猫背の様な悪い姿勢も両方でき背骨に柔軟性がある事です。