臀部が硬いといいことなし！

皆さん臀部が硬いとか柔らかいとか、あまり意識した事がないという方が多いと思います。
実は臀部の筋肉は、体の中でも重要なパーツの一つなんです。
下半身のもたつきや姿勢、冷え性や小さな不調に大きく関わっているんです。
今回はお尻の筋肉が硬くなる原因についてお伝えします。

○殿筋の種類　働き

臀部の筋肉は意外と沢山種類があります。

人体の中でも大きい筋肉に分類されます。

人が二足歩行するために発達した筋肉とも言われています。

また美容面では、

ここの筋肉が硬くなると臀部が落ち、ぺったんこに見えることがあります。

大臀筋の隣に付着している筋肉です。中殿筋は股関節の主に外転として働きますが、内旋としても働きます。

動作時に骨盤が動きすぎないように制御してくれています。

例えば、歩いている時の臀部の振りを抑えてくれる役割をしています。

骨盤が動きすぎると、骨盤に付着してる筋肉が日常生活でのちょっとした動きでも負担が掛かり腰痛の原因になります。

中殿筋に覆われており、作用としては中殿筋のサポートしてくれています。

なので、股関節 外転と内旋の補助をしています。

両者を見極めることは難しいです。

臀部のインナーマッスルです。

梨状筋、上.下双子筋、内.外閉鎖筋、大腿方形筋

これらの筋肉が外旋6筋群です。

脚を外側に開く股関節外旋に働き、腸骨大腿靭帯などと骨頭の動きに安定させる働きを持ちます。

また、坐骨神経痛でお悩みの方はここがポイントになってきます。

○こんな人は「お尻」がかたくなっているかも！？

特にデスクワークの方は、座る時間が長くなると思います。

その状態は臀部に大きな負担がかかっています。

座ってる間に殿筋部で地面の衝撃を和らいでくれています。特に大臀筋です。

座りっぱなしは、大臀筋を硬くする要因に入るため小まめに立ち上がり飲み物を取りに行くなど座りっぱなしを防ぎましょう。

ヒールを履くと、前重心になりやすいです。
身体はバランスを取ろうとして骨盤を前傾位にして反り腰姿勢になる事が多く、それが毎日続くとヒールを脱いでも反り腰のままに。。

また、殿筋が使われずにどんどん弱くなり硬くなってしまうことも。

季節を下半身が冷えている 太腿が冷たいと感じがしたら要注意です。

筋肉が硬くなって血行を悪くしている状態とも言えます。また内腸骨動脈も近くにあるため外性器などの栄養にも関わり精子
産生などにも影響します。

股関節の可動域に大きく関与します。

臀部の硬さが股関節の硬さにも影響があり、特に座り姿勢が多いと股関節を動かす機会が減ります。

また、股関節の動きが悪くなる場合もあります。

股関節の筋肉「腸腰筋」の動きが悪くなると臀筋の動きが狭まり硬さを作り出す要因にもなります。

筋肉量が落ちると姿勢をキープしたり、脂肪が支えたりする事が出来なくなります。

重力に逆らえずに位置が下がっていく事にもなります。

下半身の顕著に現れやすいです。

○臀部が硬いせいで、生理不順？

殿筋を動かさせずに硬くなると、骨盤を支える筋力が衰えてしまい

不安定になり姿勢も崩れ易くなります。

骨盤が不安定になると、腰痛の原因は勿論、肩こりにも影響されます。

また生理不順の原因にも繋がります。

骨盤内に含まれる臓器(膀胱.子宮.直腸)が、上手く働かずホルモンも分泌されにくくなり生理不順の原因にもなります。

最後に。

今回、臀部の固さがあると、様々な影響が出る事を説明しました。

この記事を読んで少しでも、気になる方は一度ご相談下さいね。

また、お体の不調で気になる方も一度ご相談下さい。

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