2025年1月8日 水曜日
長引くドケルバン病(親指の腱鞘炎)を改善したい方へ
長引くドケルバン病(親指の腱鞘炎)を何とか改善したい方へ
仕事を休むしかないのか・・・
スポーツを諦めるしかないのか・・・
もう付き合っていくしかないと半分諦めておられる方も多いかもしれません。
でもまだ希望を捨てないでください。
ドケルバン病はかなりの確率でスッキリ解消します。
状態によっては期間がかかる場合もありますが、ほとんどの方が痛みなく生活を送れるようになっています。
ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)について詳しく解説しています。
最後までご覧ください。
ドケルバン病とは?
ドケルバン病とは狭窄性腱鞘炎とも呼ばれ手首の腱鞘炎の一つです。親指側に起こる腱鞘炎をドケルバン病と呼びます。
親指を動かす2本の腱(長母指外転筋腱と短母指伸筋腱)とその腱を包む腱鞘が
炎症を起こしている状態です。
ドケルバン病の症状
・物をつかんだり、タオルを絞るときに手首の親指側が痛い・親指を開いたり、力をいれると手首の親指側が痛い
・手首の親指側が腫れている
・抱っこしていると手首の親指側が痛くなってくる
ドケルバン病になると日常生活の動作で手首が痛くなり、
状態が悪化すると力が入りにくくなるなど生活に支障をきたします。
手首を酷使する人が罹患しやすく、職業病とも呼ばれています。
整形外科での一般的なドケルバン病の検査と治療
ドケルバン病の検査整形外科では徒手検査やエコー検査で手首の状態を検査します。
腱鞘炎の場合はエコー検査で腱鞘に腫脹が認められます。
また、リウマチによる関節炎との鑑別も必要です。
ドケルバン病の治療法
・包帯やサポーターで母指や手首を固定
・抗炎症薬の内服、ステロイド注射
・重症化していたり、状態が改善しない場合は腱鞘を切開する手術が選択されることもあります
当院が考えるドケルバン病の原因とその治療
一般的にドケルバン病は「手の使いすぎ」が主な原因と言われています。調理、抱っこ、ハンマー、パソコン仕事をされる方に多いと言われています。
確かに手をよく使うとなりやすいのですが
手をたくさん使っていても痛みが出ない方もいれば、
そんなに使っていないのに痛みが出る方もいます。
その違いは何でしょうか?
ドケルバン病の使い過ぎ以外の原因
・疲労の蓄積腱鞘炎になる方とならない方の違いに疲労が影響している事があります。
腕はもちろん全身の疲労は自律神経のバランスも乱し、
内分泌系や循環系にも影響します。
たいして手を使っていないのに疲れが溜まると手首に痛みが出てくる方も
珍しくはありません。
・組織のもろさ
元々、組織が弱かったり、繰り返し炎症を起こしていたり、
ステロイドなどの注射を繰り返している事によって組織が脆くなります。
そのことで少しの負担で手首の組織が傷んでしまいます。
また、栄養の欠如によっても組織が弱くなっていることがあります。
・ホルモンバランスの影響
女性ホルモンのプロゲンテロンは水分を溜め込む働きがあるため
プロゲンテロンが増加すると浮腫みやすくなります。
浮腫ことで疲労が蓄積しやすくなるだけでなく、
浮腫は腱と腱鞘の抵抗が強くなるため腱鞘炎を引き起こしやすくなります。
また、エストロゲンは腱を滑らかに滑走させる働きや、
炎症をおさえる働きがあるため、
エストロゲンが低下すると腱鞘炎のリスクが高まります。
当院のドケルバンの治療
・手首の治療手首の腱や腱鞘その他の筋膜組織の状態を見極め適切な施術を行います。
この組織そのものをしっかりと正さなければ再発の原因になります。
・全身の治療
疲労を取り除くこと、腕への循環を妨げている歪みなどを整えます。
内分泌や循環系の問題も考慮して全身の状態を整えます。
・指導
組織を強くするための栄養指導、使い方の間違いを正すための指導を行います。
ほとんどの方が手の本来の使い方をできていません。
これらを正さなければほとんどの場合再発してしまいます。
まとめ
ドケルバン病によって仕事を辞めてしまった
大好きなスポーツを諦めた
そんな声をよく耳にします。
仕事や趣味を諦めるのは本当に辛いことだと思います。
私たちもそんなお話を聞くのが辛く何とかドケルバン病を早期に
スッキリ解消できないかと長年研究してきました。
高確率で解消できる施術を発見しました。
状態を見極めしっかりと正しい施術をすれば
どんなドケルバン病も高確率で解消します。
組織の状態が悪化すればするほど改善率も下がり
改善にも時間がかかります。
組織は時間の経過とともに悪化していきます。
一日でも早めに対処することで早期に回復が望めますので、
なるべく早くご相談ください。