鵞足炎

アイシングや治療院での超音波療法、マッサージ等で一時的に良くなるが、再発を繰り返す方。

競技を続けているうちは治らないのかと諦めている方。
お伝えしたい事があります。
鵞足炎は かなりの高確率で「改善します。」
当院で施術後、ほとんどの方が”鵞足炎”の痛みが解消し思いっきり動かせるようになっています。


もし、あなたが今 他の治療を受けているが今ひとつ改善しない。

競技に絶対復帰したいとお考えでしたらぜひ最後までご覧ください。

鵞足炎とは？

（アトラスから引用)
鵞足炎とは、膝の”鵞足”と呼ばれる部位にある滑液包と付着部が炎症を起こしている状態です。
時期によっては炎症は治っていますが組織が変性し痛みが継続して残存します。

鵞足とは、膝から5~7cmほど下のすねの内側(脛骨)に位置し、 縫工筋、薄筋、半腱様筋という骨盤の内外側、後部に起始部をもつ筋肉の腱が付着する部位を指します。
滑液包は、膝をはじめとした関節に存在する小さなゼリー状の袋です。 少量の液体が含まれており、骨と軟部組織の間に存在し、摩擦を軽減するクッションとして機能します。
日常生活動作では膝の屈伸動作や階段の昇降、歩行時に痛みを感じる事があります。 重症化してくると安静時にうずくような痛みを覚えます。

鵞足炎の一般的な治療

鵞足炎は以下のような治療が選択されます。


外科的治療以外には、超音波やハイボルテージ等の電気施療で疼痛緩和・組織の早期回復を促します。
しかし、実際にはこれらの施術ではほとんど改善しません。

少しましになっては痛みを繰り返すことがほとんどなのです。
それは本質的な部分にアプローチしていないからでした。

鵞足炎の本当の治し方

おそらくこのページをご覧のあなたは他の整体院などのページを散々ご覧になったことでしょう。 そこには体のバランスや使い方などに問題があると書かれていたことでしょう。

それらも間違いではなく重要な要素になることもありますが 本質ではありません。

・鵞足部そのものをきっちり整える

鵞足炎をスッキリ改善できていないのは シンプルに鵞足部の組織をきちんと改善できていないという事なのです。
鵞足痛を解消するには 筋膜、骨膜 の調整が必要です。
この筋膜と骨膜の特性を知ることでしっかりと痛みを解消できます。
これはただマッサージしたり電気などの刺激を与えても ほとんど解消することがありません。
一時的にマシになっても必ずと言いていいほど再発してしまうのです。
また時間の経過とともに痛みが消失してくることもありますが その場合も組織の状態が改善したわけではなく閾値と言って痛みを感じる度合いが鈍くなっただけです。
この場合も再発する可能性が非常に高くなります。
ですから鵞足痛は一度症状が出るときっちりと傷んだ組織を整える施術を行うことが必須になります。

・鑑別が必要

鵞足炎と思い込んでいて実は内側半月板損傷、脛骨内顆疲労骨折、変形性膝関節症、シンスプリントの場合もあります。
この場合アプローチ方も全く変わってしまいます。 この辺りをしっかり鑑別することも根幹からスッキリさせるポイントになります。

・鵞足炎の再発を予防するためのポイント

POINT:1【バランス感覚】

人間は固有受容器、前庭感覚(耳)、視覚などで バランスをとりますが、その機能が落ちている状態であれば
バランスに偏りが生じ姿勢が崩れ必要以上の負担がかかり炎症の原因になる事があります。 それらを改善する取り組みを行います。
感覚や神経の問題が生じる事により、 筋出力もエラーをおこし膝周囲の筋肉 の緊張や筋膜の癒着を引き起こします。
動きを正常化する事で、治りが早くなり 日常生活はもちろん早期での競技復帰も 目指せます。

POINT:2【関節の可動性】

人間の関節はモビリティ関節(よく動く関節)、スタビリティ関節(安定した関節)に分けられます。 股関節はモビリティ関節、膝関節はスタビリティ関節、足関節はモビリティ関節このような順番になっています。
股関節と足関節に可動域があることで本来の動きが出来ますが、 まれに足関節が動き過ぎて安定性を失うケースがあります。
その結果、人体の構造的に安定性をもたらす膝関節に問題が発生し内側部の炎症に繋がる事があります。
動いていない関節、動きすぎている関節などを見極め整えます。

・施術の目安回数

早い場合は３〜５回の施術で解消します。
状況によっては10回程度の施術で競技復帰できるケースがほとんどです。
他院での施術を長期間受けられていた場合 テーピングやサポーターなどを長期間つけられていた場合
などは組織の変性が進んでいることが多く 回復までに時間がかかるケースがあります。

・鵞足炎でお悩みのあなたにメッセージ

私たちもスポーツ経験者です。
怪我で休んだり競技を諦める苦しみはわかっています。

長期間に及べば復帰ができるのだろうかと
不安になられている事かと思います。

ですが、希望をもって下さい。

しっかりと根本的な原因をとっていくと
走れるようになります。

あなたにも可能性がある限り諦めて欲しくないと切に願います。
鵞足炎は高確率で良くなります。

もし迷ってるのであればまずはご相談ください。