2024年5月21日 火曜日
ぎっくり腰が2回の施術でゴルフできるまで改善|40代 男性|整体
お子さんを抱き上げた時にぎっくり腰になってしまった患者さんが改善した事例です。可動性が低下した仙腸関節の動きを出し、かばって過緊張した筋肉の滑走性を出し、本来の股関節の動きのエクササイズをすることで、かばった動きがなくなり、本来の腰の動きが戻り症状が改善していきました。
<状態> ・仙腸関節の可動性低下 ・左臀部の緊張 ・左外旋六筋の緊張
<施術> 【1回目】 施術内容 体を前屈させる時は骨盤の仙腸関節が前に傾くことでスムーズに腰を前屈させることができますが、 検査をすると左の大殿筋や梨状筋の過緊張が強く、仙腸関節の可動性に制限がある状態でした。 このことから仙腸関節の可動性の制限が原因で腰を丸めた時に痛みが出ていると判断しました。
施術では仙腸関節の可動性を出すために仙腸関節周囲の筋緊張をリリースし、 痛みをかばって使えなくなっている股関節伸展筋(臀部・ハムストリングス) を活性化するエクササイズを行いました。 ・大殿筋・梨状筋の硬結リリース ・臀部・ハムストリングスの活性化エクササイズ
セルフケアとして日常生活動作を指導しました。
【2回目】1日後来院 状態:普段通りの動きができるようになった。かばって力が入って腰椎まわりが痛い 評価:左脊柱起立筋に硬結あり 施術内容 引き続き前回同様の施術と仙骨の動きをより出すために仙骨下部の組織のリリースと 腰椎の動きを出す施術を行う。 ・尾骨筋・仙結節靭帯の硬結リリース ・左脊柱起立筋の硬結リリース
【3回目】8日後来院 状態:ゴルフ普段通りすることができた。日常生活での痛みなし、軽く左腰がつっぱるぐらい。 評価:仙腸関節の動き正常に、左脊柱起立筋の硬結なし 施術内容 より前屈動作がしやすいように殿筋・ハムストリングスの硬結をリリース ・左大殿筋・ハムストリングスの筋硬結リリース セルフケアとして殿筋・ハムストリングスのストレッチ指導を行いました。
痛み・つっぱりがなくなったため治療終了としました。
<解説> 今回の患者さんはぎっくり腰で普段通りの動きができなくなっている状態でした。 お話を聞くと、抱っこする時に左で支える習慣があるとのことだったので、 疲労が蓄積して仙腸関節の動きをロックしてしまい、 ぎっくり腰になったものと考えられます。
施術で仙腸関節の動きを出すために仙腸関節周囲の筋緊張をリリースし、 力が入りにくくなっている股関節伸展筋のエクササイズを行い、 かばって力が入ってしまっている腰部・股関節周囲の筋緊張もリリースすることで、 いつも通りの動きができるようになりました。
ぎっくり腰は早急に施術を行うことで早期の回復が見込めます。 全く動けない場合は安静にすべきですが、動ける場合は早急にご相談ください。
個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません 【施術担当・記事作成者 高巣】
Contents
利用者
40代男性お悩み
・腰痛今回の症状で受けた施術
なし主な施術ポイント
・仙腸関節の可動性 ・脊柱の可動性施術内容と経過
<ヒアリング> 今朝子どもを抱き上げた時に腰に痛みが走り、腰をかばって普段通りに動けなくなってしまった。 腰を丸めると特に左の腰(仙腸関節)に痛みが走る。 2日後に仕事でゴルフをしないといけないのでゴルフになるべく行けるようにしたい。 痛みをしっかり取りたいとのことで来院された。<状態> ・仙腸関節の可動性低下 ・左臀部の緊張 ・左外旋六筋の緊張
<施術> 【1回目】 施術内容 体を前屈させる時は骨盤の仙腸関節が前に傾くことでスムーズに腰を前屈させることができますが、 検査をすると左の大殿筋や梨状筋の過緊張が強く、仙腸関節の可動性に制限がある状態でした。 このことから仙腸関節の可動性の制限が原因で腰を丸めた時に痛みが出ていると判断しました。
施術では仙腸関節の可動性を出すために仙腸関節周囲の筋緊張をリリースし、 痛みをかばって使えなくなっている股関節伸展筋(臀部・ハムストリングス) を活性化するエクササイズを行いました。 ・大殿筋・梨状筋の硬結リリース ・臀部・ハムストリングスの活性化エクササイズ
セルフケアとして日常生活動作を指導しました。
【2回目】1日後来院 状態:普段通りの動きができるようになった。かばって力が入って腰椎まわりが痛い 評価:左脊柱起立筋に硬結あり 施術内容 引き続き前回同様の施術と仙骨の動きをより出すために仙骨下部の組織のリリースと 腰椎の動きを出す施術を行う。 ・尾骨筋・仙結節靭帯の硬結リリース ・左脊柱起立筋の硬結リリース
【3回目】8日後来院 状態:ゴルフ普段通りすることができた。日常生活での痛みなし、軽く左腰がつっぱるぐらい。 評価:仙腸関節の動き正常に、左脊柱起立筋の硬結なし 施術内容 より前屈動作がしやすいように殿筋・ハムストリングスの硬結をリリース ・左大殿筋・ハムストリングスの筋硬結リリース セルフケアとして殿筋・ハムストリングスのストレッチ指導を行いました。
痛み・つっぱりがなくなったため治療終了としました。
<解説> 今回の患者さんはぎっくり腰で普段通りの動きができなくなっている状態でした。 お話を聞くと、抱っこする時に左で支える習慣があるとのことだったので、 疲労が蓄積して仙腸関節の動きをロックしてしまい、 ぎっくり腰になったものと考えられます。
施術で仙腸関節の動きを出すために仙腸関節周囲の筋緊張をリリースし、 力が入りにくくなっている股関節伸展筋のエクササイズを行い、 かばって力が入ってしまっている腰部・股関節周囲の筋緊張もリリースすることで、 いつも通りの動きができるようになりました。
ぎっくり腰は早急に施術を行うことで早期の回復が見込めます。 全く動けない場合は安静にすべきですが、動ける場合は早急にご相談ください。
個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません 【施術担当・記事作成者 高巣】