五十肩について
最近、こんな症状でお悩みではありませんか?
♢肩を動かすと痛みが走る
♢夜になると痛みが強くなる
♢服を脱ぐときに痛む
♢うずくような痛みがある
「肩こりがひどくなったのかな~」
と、思うのは大間違いです!
では肩こりと五十肩の違いについて説明します。
五十肩とは
そもそも肩こりとは頭を支える肩周囲の筋肉への酸素や栄養が不足した状態(血行不良)。
それにより筋肉が緊張し、張り感が出たり老廃物や発痛物質が溜まり痛みを感じることを言います。
(肩こりについての詳細はこちら)
五十肩とは俗称で、医学的には「肩関節周囲炎」と言います。
まだ原因がはっきりとは分かっていませんが、現状でわかっていることは
肩の関節のまわりが炎症を起こし痛みや可動域の制限がかかります。
また五十肩は40代~50代にかけてなりやすくなります。
これは年を重ねるごとに肩の関節を包み、肩の安定性を作り出している腱板が
弱くなります。この腱板が傷つくことで炎症を引き起こしやすくなっているのです。
年齢とともに起こりやすいことから五十肩・四十肩と言われます。
「でも私は若いから、大丈夫」
と思ってはいませんか?
実は20歳代でも五十肩は起こるんです!
では詳しく原因を説明していきます。
五十肩の原因

五十肩で来院される方にはいくつかの共通点があります。
姿勢が悪い
筋力が低下している
からだが疲労している
急に症状が現れる場合もありますがほとんどの場合
「気がづけばひどくなっていた」
「そういわれればちょっと前から違和感があった」
等という場合がほとんどです。
つまり、発症する前から準備は整っていたということです。
五十肩を放っておくと・・・
放っておいても自然治癒力が働き症状が無くなる方もおられるでしょう。
早い人で1年から2年、長い人で5年くらいかかる方もおられます。
しかし、痛みはとれても動きが動きが良くならず苦労されるかたが多くおられます。
よくあるのは
①痛みはなくなったけど以前のように肩が上がらない
②肩こりがひどくなった
③手がしびれだした
④治ったと思っていたが実は可動域は良くなっていなかった
⑤自然に治ったがことあるごとに再発する
こうならないためにも根本からの対処が必要です。
対処法は

まずは疲労を溜めないようにしてください。
疲労を対処する施術を行っただけで楽になるケースもよくあります。
また、肩にとらわれず下半身のストレッチをしっかりと行いましょう!
下半身の血流が良くなれば肩の緊張も和らぎます。
最後に
このように肩こりだと思っていたものが実は五十肩だったということごあります。
「私は大丈夫」が一番怖いのです。
悪化する前に早めの対処を心がけましょう。
【記事作成者 整体太郎と鍼灸花子(吹田市江坂)】