2025年3月29日 土曜日
変形性膝関節症~膝を気にせず歩けるようになりたい~
変形性膝関節症〜膝を気にせず歩けるようになりたい方へ〜
質問です。あなたは膝をまっすぐ元通りにもどしたいですか?
それとも
痛みなく気にせず歩ければいいですか?
もしあなたが、まっすぐ綺麗な脚にしたいと希望されるなら当院では難しいかもしれませんが、
「痛みを気にせず歩けるようになればいい」というお望みならお力になれるかもしれません!
旅行に行きたい
手術は何とか避けたい
リハビリだけでは症状が改善していない
「安心してください。まだまだうつ手はあります。」
変形性膝関節症はまずどこに問題があるのかを見極めることが重要です。
変形性膝関節症について
病態膝の関節軟骨が加齢や体重増加、血行不良などで摩耗し、関節の滑膜が刺激されて、炎症を起こした状態。
そして関節軟骨がすり減ることで骨同士がぶつかるようになり、関節が変形していく病気です。
好発年齢・性別
50代以上の男女 特に女性に多い
40代から徐々に増え始め、60代の女性の40%、70代の女性の70%がかかっていると言われています。
症状
膝の痛みと変形が主な症状です。
変形が進行していくと徐々に膝の可動性が制限され、日常生活に支障をきたしていきます。
初期症状
・朝の膝のこわばり
・初動時に膝が重たい・鈍い痛み
・正座や階段の昇り降り、方向転換時に膝が痛い
中期症状
・膝の痛みが継続して続く
・正座や深くしゃがむ、階段の昇り降りが困難
・膝に腫脹・熱感をもつ
・膝に水が溜まる
末期症状
・痛みが悪化し、日常生活動作が困難になる
膝関節変形の進行度
疑い(グレード1):大きな変化はないが疑われる状態、わずかに骨棘が認められる
初期(グレード2):膝関節の隙間に若干の狭小が見られる状態、膝の変形はないが、骨棘の形成が確認できる
進行期(グレード3):膝関節の隙間が半分以上に狭小した状態。骨棘の形成や骨硬化が確認できる
末期(グレード4):膝関節の隙間がかなり進行した状態。大きな骨棘、骨の変形も認められる
一般的な変形性膝関節症の治療は?
病院での変形性膝関節症の治療ヒアルロン酸注射
ステロイド注射
水を抜く注射
電気治療
内服薬
保存治療では治らない場合は外科的治療(関節鏡手術、骨切り術、人工関節置換術)が検討されます。
整骨院などでの治療
電気治療
マッサージ
ストレッチ
etc
※整骨院では変形性膝関節症の治療は保険適応外です。
当院が考える変形性膝関節症の原因と治療は?
このページをご覧の方は上記の何かしらの治療を受けられてきたかと思います。少しは改善していますでしょうか?
ほとんどの方が一時的には良くなってもすぐに元に戻っているような状況ではないでしょうか?
それは状況の見極め(鑑別)と本質的なものに対してアプローチしていないからでした。
正直にお伝えします。
削れた軟骨は元には戻りません
曲がった脚が全く綺麗にまっすぐ戻るわけではありません
しかし、痛みなく歩けるようになるのは不可能ではありません。
STEP:1 鑑別
まずは炎症が強いのか弱いのか?本当に変形による痛みなのか?
実際によくあるケースでは変形による痛みではなく周辺の組織や神経に問題が起こっているケースがたくさんあります。
STEP:2 痛みをとる施術
問題のある組織に適切な処置が必要になります。固定が必要な場合もあれば、問題のある組織を整える施術が必要な場合もあります。
これは単なる電気治療やマッサージ、ストレッチなどでは問題の組織は元には戻りません。
STEP:3 膝に負担をかけている原因を取り除く
・周辺関節の問題・荷重バランスの崩れ
・疲労の蓄積
・周辺関節の問題の改善
変形性膝関節症になりやすい方は膝関節に問題があることはもちろんですが、
足関節や股関節の歪みや正しく使えていないことによって、膝関節に負担が偏っていることがあります。
それぞれの関節の歪みや正しく使えているか鑑別し、正しく使えるように整える必要があります。
・荷重バランスの崩れ
全身の重心バランスの崩れがあると、膝の荷重が偏り、より膝関節への負担が増加してしまいます。
骨格バランスの崩れを整える施術を行います。
・疲労の蓄積の除去
疲労状態であると改善が遅くなります。
回復スピードを早めるためにも疲労の除去が必要です。
最後に
変形性膝関節症は進行していく疾患のため、確かに改善が難しい疾患です。
しかし、実はあなたの痛みは変形が原因でなかったり
状態に対して間違った処置をしていたり
といったことがよくあります。
じっくり丁寧に施術し問題を解いていくと
あなたもきっと痛みを気にせず生活することができるようになるはずです。
「また旅行に気兼ねなく行きたい」
「遠くまでお買い物に行きたい」
そんな希望も叶うかもしれません。
私たちが全力でサポート致します。
解決する可能性はまだまだ残されています。
まずは一度ご相談下さい。