頭痛・めまい・不眠|40代男性|整体
J.Uさん 男性 40代
自律神経の乱れ
主に偏頭痛、めまい、不眠
頭痛は中学時代から(病院に通ったが改善せず)
眠りについては、就寝するのに1時間かかり、眠って2~3時間で目が覚める。その後は朝まで眠れずにずっと起きている。
腰痛
整体、マッサージ
頭蓋骨、感情のコントロール
【1回目】
リンパや血液などの循環系が滞っていたので、まずは疲労除去や副交感神経優位な状態を作るために全身の循環調整。
【2回目】
体は軽くなった気がするが、症状に変化なし。
感情のバランスを見る検査にて、「怒り」で反応あり。
主に近い間柄での人間関係で怒りを発散できていない様子。
全身調整に加えて、怒りの発散方法や捉え方をアドバイス。
【3回目】
前回と特に変化はなし。
検査にて、体の緊張は取れてきているので、しばらく同様の方針で施術。
1週間に1度の間隔で経過観察。
【4回目】
めまいや頭痛の症状が全体的に2割ほど軽減。
【5回目】
中途覚醒後、眠れそうな感覚はでてきたが実際に入眠には至らない。
【6~7回目】
以前アドバイスしていた怒りなどの感情の発散をできるようになってきたとのこと。
症状自体は4回目の時と同じ状態をキープ。
【8回目】
1週間のうち1日だけ、AM1:00~6:00まで寝れた日があった。
【9回目】
先週のように朝まで寝れる日はなかったが、めまい・頭痛は感じなくなった。
【10回目】
1日だけ、AM1:00~6:00まで寝れた日があった。
【11回目】
0時~7時までの間でぐっすり眠れた日が1日あった。
中途覚醒はあるものの、その後すぐに寝られるようになった。
【12~13回目】
朝までぐっすり眠れる日が2日あった。
他の中途覚醒の日もその後にすぐに眠れた。
当初一番辛かっためまいや頭痛は9回目以降一切感じなくなった。
もうしばらく施術を続けながら、中途覚醒なく眠れる日を増やしていく。
この方の場合、体の構造面や生理機能面以上に、感情のコントロールや処理に関する要因が強かったです。
自分の部下や知人など、自分が思っていることや感じたことを表現するのが難しく、その環境が長期にわたって続くことで、今回の症状につながっていた可能性があります。
東洋医学的にも、「怒・喜・思・憂・悲・驚・恐」など、自身の感情に関する要因が指摘されています。
これは、それぞれがバランス良く適度に表現・発散されているのが良い状態であり、極度に感情を抑え込んだり、偏って発散していると、体調を崩してしまうというものです。
体のバランス調整ももちろんですが、今回の施術では主にこの感情のコントロールについての指導に重きを置きながら施術しました。
人の習慣や考え方というものは、長い時間をかけて形成されるものですので、変わることは簡単なことではありません。
しかし、本当に改善したいと思っていれば、原因と対策が見つかることで改善も見込めます。
このストレス社会、日本人の特性上、感情のコントロールにも注意をしなければなりません。
担当 乾
※個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。