2025年7月16日 水曜日
子供の起立性調節障害を早く治したい方へ
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子どもの起立性調節障害(OD)を早く治したい方へ
朝起きようとしても体がだるくて起き上がれない朝が起きれず学校に行けない、でも夕方は元気
睡眠の質が悪く、日中も倦怠感や頭痛でしんどい
起立性調節障害になると、睡眠の質が低下し、朝起きることが困難になり生活に支障をきたします。
起きれたとしても体がしんどいために元気な時のような活動がしにくい状態です。
本人はとてもしんどいのですが、周りからみたら甘え、怠けていると思われることも。
早く起きなさい、しっかりしなさいと怒るだけでは到底改善しない症状です。
今まで色んな治療を受けたり対策をとられたにもかかわらず回復の兆しがないと不安になられているかもしれません。
でもまだ希望を捨てないでください。
当院でも今まで何をしても変わらなかった子の改善例が多数あります。
起立性調節障害を改善するのに魔法はありません。
しかし、正すべきところをきっちりと積み上げていけば悩みはきっと解消します。
お子さんの起立性調節障害を少しでも早く治して元の生活に戻してあげたい、
そんな方は最後までお読みください。
起立性調節障害(OD)とは?
思春期前後の子どもに好発し、起立時にめまい・動悸・失神などが起きる自律神経の機能失調です。人の体は起き上がるときに自律神経の機能によって血圧をコントロールし脳への血流を維持していますが、
自律神経の機能が低下すると血圧が維持できないために下記のような様々な症状を引き起こします。
立ちくらみ、めまい、立っていると倒れる、息切れ、動悸、朝起きれない、夜の寝つきが悪い、顔色が青白い、食欲不振、倦怠感、頭痛、乗り物酔いしやすい、イライラ、集中力が続かない
近年は起立性調節障害が一般的に認知されてきてはいますが、まだまだ理解されにくい症状の一つです。
まずはお子さんの不調を甘えや怠けだと決めつけず、一度病院へ行きましょう。
病院での一般的な起立性調節障害(OD)の検査と治療
診察、血液検査、心電図検査、新起立試験(仰臥位から起立後の体の変化を検査)などを行い、診断します。起立性調節障害(OD)の治療法は基本的に生活指導と内服薬による治療です。
問診だけで起立性障害と判断された場合は注意が必要です。
それが長引かせる原因になるかもしれません。
出来るだけ起立性調節障害に詳しい小児科を受診するようにしてください。
・昇圧剤の内服
・漢方の内服
・メラトニンの摂取
・規則正しい生活
・水分補給
・運動
病院での対策をとっても中々改善しない場合は一度当院にご相談ください。
当院が考える起立性調節障害(OD)の原因と治療
まず初めに少し耳の痛い事をお伝えします確かに起立性調節障害は理解が必要です。
しかし、実際に体の機能に問題がおこっている場合とそうでない場合があります。
私たちの判断するポイントは以下の点です。
「多少ムラはあれど基本的にはいつ何時も起きる事ができないのかそうではないのか?」
例えば友達とユニバに行く約束をしている日はスッキリ起きられる
けどそれ以外の日は起きられない。
このような場合は「起立性調節障害」に「似た」症状と判断します。
起きられるようになる
というのと
学校に行けるようになる
というのは分けて考える必要があります。
学校に行く行かないはご家庭の判断によるので私達がとやかくいうことではありません。
学校に行かなくともまずは起きれるようにするという事が重要です。
もちろん起きれるようになり生活が整ってくると学校に行きたい気持ちが湧いてくるかもしれません。
いつ何時も起きられない起立性調節障害
場合によっては起きられる起立性調節障害に似た症状
この2つに対して施術や対策は同じ部分もあれば少し違う部分もあります。
施術や対策の一部をご紹介します。
起立性調節障害(OD)の治療
①自律神経の調整
起立性調節障害と切ってもきれない関係の自律神経何らかの要因でうまく働くことができなくなっている状態です。
自律神経系は対人ストレスだけでなく気候や環境の影響も受けます。
消耗してしまいうまく働けていない自律神経を整えるための施術を行います。
②内臓の回復
自律神経も関与しますが内臓自体の機能が落ちていることがほとんどです。内臓の血流や支配する神経の働きを整えるための施術に加え
必要な栄養の改善の指導を行います。
起きるためのホルモン、食欲などをコントロールするホルモンも全て栄養の影響を受けます。
③体の使い方の改善
起立性調節障害の症状がある子たちのほとんどは体の使い方が悪く自律神経を乱している傾向があります。目
呼吸
バランス
これらの使い方を整えます。
まとめ
起立性調節障害は本人は勿論、ご家族も辛いものです。冒頭でもお伝えしたように「魔法はありません」
しかし、やるべきことをきっちり焦らずにやっていくと
改善するものなのです。
まずは体がどういう状態なのか?
病院での検査も含めてチェックが必要です。
それを知った上で正しい対策は私達が施しご指導もさせていただきます。
しかし、食事についてお伝えしてもご協力いただけない事があります。
正直、そのようなスタンスで良くなったケースは今まで1つもありません。
乱れてしまった体をしっかりと土台から積み上げていきましょう。
そのお手伝いを全力でさせていただきます。
「よし、今度こそ」と思われた方は是非ご相談ください。

