子供の靴選びについて
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お子さんの靴選び、どうされていますか?
大人だったら大きさやフィット感など、自分の感じ方を説明できますが、6歳以下の靴を履き始めたばかりのお子さんは、そのあたりの感覚も分からないし、うまく説明するのも難しいものですよね。親としても「どんな靴が良いのかな?」と不安になる方も多いようです。
足の機能は6歳までの靴選びで決まる
ご自身のお子さんの靴選びは正しくできていますか?
子供の足はまだまだ未完成で、靴の影響を最も受けやすい時期でもあります。
成長スピードが早い今だからこそ、足に合った靴を履かせてあげることが大切です。
足は体の土台
体と運動を支える大切な足。その足の発達を促し、健康を保つためには靴が合っていることが何よりも重要。
子供の足は大きく育つものなのです!
「すぐに大きなるから・・・」と大きすぎる靴や小さいままの靴を履かせるのは本末転倒。
足の骨格や機能が正しく出来上がることを妨げます。
土踏まずは6歳頃までに形成される
歩く、走る、跳ぶ、踏ん張る、バランスを取る。
二本の足で体を支える重要なアーチ機能が発達するかどうかは6歳頃までに決まります。
歩くのを嫌がるのは大事なサイン
「歩かないから、歩かせていない・・・」は問題アリです。
子供の体力向上には、幼児期の運動習慣が影響します。ずっとベビーカーに乗せていませんか?
子供の足の成長について
生後1年ほどかけて二本の足で歩けるようになっていきますが、歩けた時が”足と歩行の完成ではない”ということ。
むしろ、大人になってからの足の様々なトラブルのほとんどというのは、6歳頃までの足の発達の状態によって左右されると言っても言い過ぎではないのです。
幼児の頃の足の骨は、大部分が軟骨で発達につれて徐々に骨が硬くなっていきます。
この過程を”化骨”と言いますが、骨格が大人と同じように完成するのは早ければ14〜16歳、遅ければ18歳頃までかかります。
足の骨格はこの時期に決まってきますから、合わない靴を履いて過ごしていると骨の正しい成長を妨げてしまったり、関節の歪みを生む原因となります。
大きめの靴を履かせてはいけない理由
子供の頃の足の骨は軟骨状態。特に足の指は柔らかくて変形しやすいのです。
大きめの靴を履くことで靴の内部で前方に滑り込み、指が詰まり変形の原因になります。
靴が曲がる場所である”ポールポジション”という場所と足の曲がる関節の位置が合うことで、しっかりと地面を蹴って歩行できます。
脱げそうなほど大きな靴を履いていると、足の発達どころか、全身の歪みを生む恐れもあります。
良い子供靴選びの6条件
素材は天然の革がベスト
汗っかきでデリケートな子供の皮膚には、吸湿性や伸縮性に富んでいることを考慮しても天然革が良いでしょう。
ヨーロッパの高品質な子供靴にはアレルギーの原因になるクロムなめしの革は使用されていませんので安心。
足を固定しやすい紐
運動量の多い子供の靴は固定力が大切。
特にマジックテープの場合は甲周りやかかとの大きさに正しく合った靴を選びましょう。
つま先に指が伸びるスペースがある
つま先の形状が広く、足指を圧迫しないこと。
正しい歩行をするためには親指で地面を蹴れるよう十分な厚み(高さ)があることが大切。
足首までの深さがある
足の関節が未発達で不安定な3歳くらいまでは、変形を防止するため・固定力を上げるためにもハイカットの靴が良いでしょう。
かかとの収まる部分がしっかりとしてる
柔らかすぎて、簡単に手でねじれるような靴は良くありません。
良い子供靴にはしっかりとした月状芯が入っており、不安定な子供の足首の倒れこみを防いでくれます。
靴底が足の蹴り返し部分で曲がる
つま先が少し上に沿っていること。
靴底が不自然なところで二つに折れ曲がるようなものは避けた方が良いでしょう。
材質は、衝撃吸収のよいウレタンなどが望ましいです。
お店の紹介
ウェルネス&シューズサロン フラウプラッツ
〒603-8122 京都市北区小山花ノ木町56(北大路ビブレ西北側)P無
TEL:075-493-5533(完全予約制)
Open :午前10:00~18:00(最終受付17:00迄)
Closed:毎週月曜・第1,3日曜定休、その他不定休有
HP:http://www.ein-weg.com
【記事作成者 整体太郎と鍼灸花子(吹田市江坂)】
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