2024年9月13日 金曜日
胸郭出口症候群
腕にしびれを感じるたびに不安になられているあなたへ
しびれは出来るだけ早期に改善させる必要があります。
このページでは、腕にしびれ、動かしにくさ、むくみ感を感じ 病院で胸郭出口症候群ど診断され色々リハビリを受けたが今ひとつ改善せず不安になられている方に向けての内容が記されています。
まず、初めにお伝えしたいことは
大丈夫です。安心して下さい。
”胸郭出口症候群”の悩みはスッキリ解消することが可能です。
もし、あなたが今 他の施術を受けているが今ひとつ改善しない。
胸郭出口症候群をキッチリ解消したい とお考えでしたらぜひ最後までご覧ください。
Contents
胸郭出口症候群とは?
胸郭出口症候群とは、上腕や肩の動きに関わっている神経や動脈が障害を受けてしまい、肩や腕、手のしびれ、痛みがでる症状の総称です。
胸郭出口症候群の分類
以下のように分類されています。その他、本来は存在しない骨の奇形や異常な線維。
胸郭出口症候群の症状
主な症状は、上肢のしびれ、だるさ、手指の冷えなどですが、頚部や肩の痛み、倦怠感といった多彩な訴えもあることからなかなかはっきりと診断がつかないこともある疾患です。
今では多種のアプローチ方法が存在し
色々な処置を受けてきたが解消しなかった……
こんな経験をされた方がたくさんいらっしゃるのも現実です。
なぜ、根本的に治らなかったのでしょう。
胸郭出口症候群をスッキリ解消するポイントを踏まえ解説致します。
胸郭出口症候群の一般的な処置
胸郭出口症候群は一般的に以下のような対策が取られます。保存療法
マッサージ
肩甲骨周囲の筋肉のストレッチ
超音波
薬物療法
神経ブロック
手術療法
なかなか改善しない場合や構造の異常が顕著な場合は 入院期間1週間程度で内視鏡を用いた手術が行われることもあります。 病態によって異なりますが、第1肋骨や血管神経周囲の筋肉(斜角筋)を切除する事が多いようです。
胸郭出口症候群がスッキリ改善しにくい理由
胸郭出口症候群は大まかに言うと首や腕のあたりで神経や血管が絞扼された ことで起こりうる症状を指します。語尾に症候群という名前がつく程、原因が特定されていない疾患ともいえます。
簡単な症状であればマッサージやストレッチでも十分改善するかと思います。
しかし、実際はなかなかスッキリ解消しないケースが多く存在します。
あなたも今このページをご覧になっているということは症状に悩まれている事でしょう。
理由:1つの部位が問題を起こしているとは限らない事
一般的に胸郭出口症候群は 頚肋、斜角筋・肋鎖・小胸筋に問題があると考えられており、それらの問題に対して検査が行われます。そして、その部位に対して施術が行われますが
私たちが見てきた多くの症例では 問題は1箇所だけではありませんでした。
圧迫されるものも神経、血管が注目されますが リンパ管や全身の問題も影響している事があります。
例えば以下のような事が大きく影響しているケースがありました。
胸郭出口症候群の当院での解消法
原因を特定するための検査を行います。 一人一人症状も違うためアプローチ法も十人十色です。
一般的に行われる胸郭出口症候群の徒手検査以外にも キッチリと問題が起こっている部分を特定するための検査を行います。
圧迫を起こしている胸郭周辺の筋膜、脂肪組織等の調整に加え 重心軸など全身の歪みを調整します。 顎関節や顔の歪みに問題がある場合はそちらも調整します。
自律神経を含めた神経系の働きを整えるための調整を行います。
リンパ系の循環不良も症状を引き起こす要因の1つになる為調整をします。
どれくらいで解消するのか? 施術の目安回数は?
症状が出現してすぐの場合や問題の鑑別が早い場合は3〜5回程度で解消しています。1年以上経っている場合や今まで他の施術を受けられてきた場合はそれらを戻すのに少し時間がかかりますが 10回程度の施術で解消しているケースがほとんどです。
※効果の出方にはお体の状態や生活環境により個人差があることを予めご理解ください。
しびれは出来るだけ早期に改善させる必要があります
胸郭出口症候群に限らずしびれは その原因が解除されているにも限らず感覚が残存することが多くあります。
長期間しびれを感じていればいるほど残存しやすい傾向にあります。 そうならない為にも出来るだけ早期にご相談ください。
もう既に何年も経過してしまっている方でも じっくりと調整を行えばほとんどのケースでしびれを含めた胸郭出口症候群の症状は 解消していますのでご安心ください。
最後に胸郭出口症候群でお悩みのあなたへメッセージ
これぐらいのシビレならもういいか・・・
胸郭出口症候群でお悩みの方の中には 何をしてもスッキリ解消しないので半ば諦められている方もおられます。
しかし、痺れや痛みなどの不快感は 体からのサインでもあります。
サインが出ているという事は必ず体に異常が起こっています。
そのサインを無視し続けると他の部分にどんどんと問題が波及していく可能性もあります。 これは脅しでもなんでもなく私たちの経験からお伝えしています。
体には「庇う(かばう)」という能力が備わっています。
その能力は一時的には有効に働きますが 時間が経てば経つほど「庇う能力」は問題を複雑化させてしまいます。
そうならない為にも今少しでもしびれ、痛み、だるさ、冷えなど気になる症状があればお早めにご相談ください。