2018年10月4日 木曜日
妊娠中の手のシビレの原因と対策
妊娠中には様々なお身体のトラブルが引き起こされますが、その中でも多いのが手のシビレについて。臨床上ではよく起こる症状ですが、一般の方からすると”シビレ”って結構怖く感じてしまうものです。今回は、そんな妊娠中の手のシビレについてお伝えしていきます。
・起床時に手がシビれている
・ビンの蓋などが開けづらい
・しばらく同じ姿勢をしていると手がシビれてくる
・手にゴワつくような感覚がある
これらは妊娠中によく見られるシビレ症状です。
今回は、妊娠中の手のシビれについての解説です。
そのようなシビレが手に起こるということは、主に首から手先のどこかで問題が起こっているケースが多いです。
というご相談はよくいただきますが、一体何が原因で起こるのでしょう?
さっそく解説していきます。
まず、妊娠をすると体の血液量は1.5倍ほど増加します。
これは、胎児や育児の成長に関わる臓器などに血液を循環させるためです。
しかしながら、上記箇所に血液が循環することで、代わりに手や足の先(末梢)への血液の循環量は少なくなってしまいます。
その他にも、胎児が大きくなるにつれて周辺の血管やリンパ系の圧迫が起こり、さらに末梢への血液循環量は低下してしまいます。
(他にもシビレが起こる要因はありますが、ここでは臨床上最も頻度の高いものをご紹介しています。)
・体を冷やす
・ストレス(血管が収縮してしまう)
などの要因で症状は悪化する可能性が高まります。
・冷やさないこと
・ストレスをなるべくコントロール
・各関節の軽い運動を取り入れる
これらに気をつけるだけでも症状の変化は出るかもしれません。
整体でできることとしては、
・筋、筋膜、関節調整などで滞りをとる
・自律神経のバランスを整え循環系にアプローチ
・ホルモンバランスの乱れ要素をとる
などができます。
これらが整うと、より改善されやすくなります。
さらに産後は育児が始まり、負担が増えることでシビレ以外の症状も出やすくなります。
1人で無理せずに医療機関や妊産婦に強い整体などにご相談することをお勧めします。
片側だけでなく左右両側に症状を感じたり、手指の関節も同時に痛むケースでは
念のため整形外科などの医療機関を受診されることをオススメします。(血液検査等)
・【症例】肩から腕にかけてのシビレ
・【症例】肩~腕のシビレ|整体|30代女性
・手のシビレについての解説
Contents
妊娠中にこんなトラブルございませんか?
・手になんとなく違和感がある・起床時に手がシビれている
・ビンの蓋などが開けづらい
・しばらく同じ姿勢をしていると手がシビれてくる
・手にゴワつくような感覚がある
これらは妊娠中によく見られるシビレ症状です。
今回は、妊娠中の手のシビれについての解説です。
まずはシビレの原因について
神経根や血管系の問題、末梢で起こる循環不良などがメインの原因となります。そのようなシビレが手に起こるということは、主に首から手先のどこかで問題が起こっているケースが多いです。
妊娠中にシビレが出る原因
妊娠してから急に手がシビれ出した。というご相談はよくいただきますが、一体何が原因で起こるのでしょう?
さっそく解説していきます。
まず、妊娠をすると体の血液量は1.5倍ほど増加します。
これは、胎児や育児の成長に関わる臓器などに血液を循環させるためです。
しかしながら、上記箇所に血液が循環することで、代わりに手や足の先(末梢)への血液の循環量は少なくなってしまいます。
その他にも、胎児が大きくなるにつれて周辺の血管やリンパ系の圧迫が起こり、さらに末梢への血液循環量は低下してしまいます。
(他にもシビレが起こる要因はありますが、ここでは臨床上最も頻度の高いものをご紹介しています。)
シビレが悪化する要因
シビレの原因についてお伝えしていきましたが、ズバリ”循環”がポイントになります。・体を冷やす
・ストレス(血管が収縮してしまう)
などの要因で症状は悪化する可能性が高まります。
シビレの対策について
悪化要因を除去するのがてっとり早いです。・冷やさないこと
・ストレスをなるべくコントロール
・各関節の軽い運動を取り入れる
これらに気をつけるだけでも症状の変化は出るかもしれません。
整体で良くなる?
悪化の要因がクリアになれば症状は改善していきます。整体でできることとしては、
・筋、筋膜、関節調整などで滞りをとる
・自律神経のバランスを整え循環系にアプローチ
・ホルモンバランスの乱れ要素をとる
などができます。
これらが整うと、より改善されやすくなります。
産後に再発する可能性も!?
妊娠中に今回のような症状でお悩みの方は、シビレが起こりやすい要素があるということですから、産後にも同じような症状が出やすい傾向にあります。さらに産後は育児が始まり、負担が増えることでシビレ以外の症状も出やすくなります。
1人で無理せずに医療機関や妊産婦に強い整体などにご相談することをお勧めします。
関節リウマチによるケースも
出産後は同じような関節痛の症状で稀に関節リウマチに罹っているケースがあります。片側だけでなく左右両側に症状を感じたり、手指の関節も同時に痛むケースでは
念のため整形外科などの医療機関を受診されることをオススメします。(血液検査等)
リウマチが陰性だった場合、施術を行うことで症状の回復スピードが上がりますので
お早めにご相談いただければと思います。
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