2018年10月30日火曜日

妊娠中のつわり

吐き気や船酔いみたいにフラフラする「つわり」。様々な議論がありますが正直、未だに原因がわかっていません。だからと言って、つわりが楽にならないと言うわけでもありません。今回はそんな「つわり」についてのお話です。

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妊娠中のつわりについて

妊娠初期(１５週頃ぐらいまで)に起こる体の不調。
主に吐き気や胃の不快感、臭いに敏感になるなどの症状が出てきます。

一定の条件下で症状を感じる方もいれば、一日中船酔いのような状態で苦しむ方まで症状の感じ方は様々です。

様々な議論がなされていますが、何が原因で起こるかについては今のところまだ分かっていないのが現状です。

一般的に言われているのは
・ホルモンバランスの変化により自律神経の乱れが起こるため
・胎盤から分泌されるホルモン(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)が嘔吐中枢を刺激するため
・胎児を異物であると判断した拒絶反応が出るため

などの原因が考えられるとされています。

まず注目したいのは、”全ての人がつわりを感じる訳ではない”ということ。
周りにもいませんか？
「二人目の時は全然感じなかった」とおっしゃる方？

二人目だからどうとかはさておき、つわりをほとんど感じない人も実際存在するわけです。

だとすれば、ホルモンの変化などは全員に起こるのになぜつわり症状が出る人とそうでない人がいるのか、となりますよね？

胎児を異物として拒絶する意味もどこにあるのかがイマイチ説明がつきにくいので
納得しにくい部分があります。

基本的につわりの症状は吐き気がメインになってきますから
そこから結びつけるのであれば毒素を排出したい、ということが考えられますね。

人の体では毒素の排出(デトックス)が行われますが、その機能が低下した時に起こりやすいのではないでしょうか？

すなわち、個人的な見解にはなりますが当院で施術を受けて楽になった方は
それらの毒素排出が上手くいったことが要因なのでは、との答えに至りました。

・なるべく負担がかからないよう安静に
・食事は食べたい時に食べられる分だけ

保存的な対策にはなりますが、正直なところ自身でできる対策はかなり限られてくるのではないでしょうか？

経験的には、

・今よりはマシになる

もしくは

・かなり楽になる

このどちらかに属するかと思います。

整体・鍼灸ともに体の循環機能の改善やデトックス作用が期待できますから
保存的に経過観察をしてもなかなか改善がみられない場合は相談されるのも一つだと思います。

・食欲がなくて数日間ほとんど食べ物を口にしていない
・繰り返し吐くことで脱水状態に陥っている
・体重の減少が著しい(５kg以上減少)
・立ち上がるのも困難

これらに該当する場合は病院を受診するなどして早期に対応をしてください。
主には点滴などでの栄養分や水分の補給を行うケースが多いようですが
体調の程度によっては胎児に影響を及ぼすことがあります。

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