2018年10月30日 火曜日
妊娠中に起こりやすい足がつる症状
最近、朝起きた時や寝返りをした時に足がつる。特に妊娠してから増えた気が・・・と言う方も多いのではないでしょうか?なぜ、足がつりやすくなったのか?また意外と皆さんが間違われている対象法についてお伝えしていきます。
その中でも、妊婦さんの場合
妊娠中は胎児の骨を作るために、母体のカルシウム代謝が通常の状態と異なり
不足しやすい状態なので、特に妊婦さんに多いことが考えられます。
それによって、周囲を支える筋肉の疲労も起こりやすく
疲労や緊張が高まった筋肉が何かの刺激をきっかけに異常収縮することが考えられます。
特に就寝中には、手足を中心に温度が下がりますから原因となりやすいです。
伴うものまで、様々な原因があります。
特にカルシウムの不足には気をつけましょう。さらに、カルシウムの吸収には
マグネシウムも必要になるため、合わせて補うことをおすすめします。
筋肉が異常収縮しているということは、そこの緊張を取ることが優先です。
つった箇所を押圧(8秒以上)することで筋肉は弛緩しやすいです。
・カルシウムやマグネシウムなどのミネラル欠損
・筋肉の疲労や緊張
・冷え
・妊娠中に起こる足首の痛み
・足のシビレ
【症例】・妊娠初期に感じ始めた臀部痛 30代女性
・整体で長年の腰の不調や足の痺れが緩和されました。
Contents
妊娠中に起こりやすい足がつる症状
妊婦さんの足がつるシチュエーションは人それぞれあります。その中でも、妊婦さんの場合
・朝起きた時
・夜寝返りをうつ時
などが多い傾向にあります。
今回は、そんな妊娠中の足のつる症状についての解説をしていきます。
そもそも足がつるってどんな状態?
足がつる状態とは、簡単に言うと”ふくらはぎの筋肉の極端な収縮”が起こった状態です。
皆さんも一度は経験があるとは思いますが、かなりの痛みを伴います。
ふとした時に急に起こるので、予測が難しいのが特徴です。
特に妊婦さんは、その時期の体の状態によってそれらの症状が起こりやすくなっています。
なぜ妊娠中に足がつる?
考えられる原因はいくつかあります。
・ミネラル欠損
カルシウムを中心としたミネラル系の欠損が足がつる要因となります。妊娠中は胎児の骨を作るために、母体のカルシウム代謝が通常の状態と異なり
不足しやすい状態なので、特に妊婦さんに多いことが考えられます。
・筋疲労
妊娠中に分泌されるホルモンの影響により、体の支持性が通常時に比べて下がってしまいます。それによって、周囲を支える筋肉の疲労も起こりやすく
疲労や緊張が高まった筋肉が何かの刺激をきっかけに異常収縮することが考えられます。
・冷え
冷えによって足のつりが起こることがあります。特に就寝中には、手足を中心に温度が下がりますから原因となりやすいです。
・その他
運動などで汗をかいた時、アルコールの摂取、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症に伴うものまで、様々な原因があります。
対策
・栄養管理
原因の項目でお伝えしたとおり、ミネラル系の欠損により起こりやすくなりますから特にカルシウムの不足には気をつけましょう。さらに、カルシウムの吸収には
マグネシウムも必要になるため、合わせて補うことをおすすめします。
・筋疲労をためない
筋肉の緊張状態が強いとつりやすいので、むくみや疲労といった筋肉の負担をためないことが重要になります。
・保温
冷えによる足のつりを防ぐためにもお風呂、足湯、靴下などを利用して温めることが有効です。
つった時の対処法
つった局所を指で押さえ、しばらく待つ筋肉が異常収縮しているということは、そこの緊張を取ることが優先です。
つった箇所を押圧(8秒以上)することで筋肉は弛緩しやすいです。
グッグット伸ばすようなストレッチをして治そうとする方が多いですが
人の筋肉には筋肉の収縮を統率している受容器があり、無理に筋肉を伸ばそうとした時に
逆に縮もうとする働きがあるので逆効果になるケースがあります。
まとめ
妊娠中の足のつりは・カルシウムやマグネシウムなどのミネラル欠損
・筋肉の疲労や緊張
・冷え
起こりやすい。
それらを補うために
・栄養管理
・疲労をためない
・保温
することで対策ができる。
つった時は無理に引き伸ばすようにストレッチをすると逆効果になる可能性が高い。
これらのケアを行っても改善されない場合は医療機関の受診をしてみましょう。
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