逆子と腰痛|20代女性|整体+鍼灸

20代女性 兵庫県伊丹市
逆子(初回時妊娠28週)
腰痛
整体 カイロプラクティック
全身循環、腹部、逆子灸
【1回目】
検診で右に頭があると言われ、右側を下にして寝るようにと医師から指示を受けた。
各種検査より、東洋医学的には脾の弱り、整体の中ではお腹の張り感が強く全身の循環の低下が見られた。
脊柱の緊張が強く、動作時の柔軟性が低下。
腰への負担が大きくなっていることが予想される。 逆子灸に加えて整体で全身の循環力を上げ、お腹の張りを減らすイメージで施術。 寝る時に右側を下にし始めてから、寝ているだけで疲労感と寝起きの体の痛みを感じていたそうなので寝方にこだわらずに楽な姿勢での就寝を提案。
【2回目】
翌日来院。 前回施術後、腰の痛みがほぼなくなっていた。
お腹の張りもかなりマシに。 全体をチェックし、整体+逆子灸で終了。
【3回目】
前回の検診で逆子が返っていた。
整体を受けてから腰の調子が良いので、ご本人の希望でマタニティ整体に切り替え、産後のケアを視野に入れて安産ケアを行う。
今回の逆子施術でのポイントは”お腹の張り”でした。
まず、妊娠するということは”胎児に母体のスペースをゆずる”ことであると考えます。
今まで1人で過ごしていた体に新たな命が芽生えるわけですから、当然今までとは勝手が変わってきます。
胎児が快適に過ごせるスペースをしっかりと確保してあげる必要があります。
そんな時にお母さんのお腹が張っていたり、痛みでイライラしていたりするとどうでしょうか?
逆子施術で大切なのはこのお腹の張りを取ってあげること、そして循環や痛みの改善を行うことでお母さん自身の環境を整えてあげること。
難しいことを考えずとも、胎内で居心地が良いポジションが見つかれば、胎児も自然と動いてくれます。
あと、寝方についてですが、どちらか片方を下にして寝るというものがありますが、あまりこだわりすぎない方が良いかと思います。 もちろん、片側を下にすることで逆子が治ったケースもあるでしょうし、否定するつもりはありません。
しかし、臨床的に見た時に寝返りをうてていない人は循環の低下が起こり、体に影響が出ているケースが多いので、自分がストレスなく寝られるポジションを見つけ、しっかりと寝返りをうてた方が良いでしょう。
その他、安静などの体調に関する医師の指示があった場合には従うようにしてくださいね。
担当 乾
※個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。
【記事作成者 整体太郎と鍼灸花子(吹田市江坂)】