2022年2月28日 月曜日
産後難治性症状の腹直筋離開が改善
最初は男性の先生が治療して下さることに、個人的には少し抵抗がありましたが、カーテンを完全に閉めないで治療して下さったり、どこを施術するか一言伝えて下さったりと配慮を十分にして下さったおかげで安心して施術を受ける事が出来ました。良くなってからもアフターフォローをしっかりして頂けたので満足しております。
こちらの女性は産後難治性症状の1つでもある腹直筋離開に関するお悩みで来られました。 その他、起床時の背部痛や股関節の痛みが再発したとの事で来院。
腹直筋離開(diastasis rectus abdominis:以下DRA)の検査では、中等度の腹直筋離開が疑われる。 背部の動作時痛(+) 股関節の歩行時痛、寝返り時痛(+)
背部が仰け反るSway-backという姿勢で
妊娠中からの仰け反り姿勢が戻らず 抱っこの時間が長くなると、
腰背部の胸腰椎移行部関節周りの詰まりがでて緊張おこし痛みを生み出しておりました。
詰まりがある部分には、関節調整をしながら 関節の動きを取り戻し
腹部の筋肉の活性を促す呼吸を用いたエクササイズを行いました。
また、呼吸の状態をみていくと 浅く肩で息をしている状態でした。
そのため、しっかりとお腹を使いながら呼吸し 背部の緊張をおこしている広背筋という筋肉を抑制させるエクササイズを行いました。
トレーニングでは、 ①骨盤底筋群の基礎トレーニング ②内臓下垂に対するトレーニング ③腹横筋のトレーニング 上記の3点を指導し初回の施術終了。
2週間後、2回目のご来院の際
腹直筋の状態に変化は現れず。
トレーニングは継続できているとの事。初診と同じ施術を施す。
ハムストリングの不活性が著名だったので、 座位のヒップリフトで活性トレーニングを追加し 施術終了。
3回目
自覚的にも元に戻ってきた感じがしたし、お腹がボコっとでる感じも無くなってきた。 正面と側面の写真でも、改善したのが確認できた。
4回目以降
1週間間隔で来院して頂き主訴に対しての治療と Sway-backに対する姿勢矯正を行ないながら、 腹直筋離開の治療を進めました。
腹直筋離開を改善していくにあたって。
腹直筋離開とは腹筋の真ん中に筋肉繊維とは別に白線と呼ばれる結合組織があります。
分厚い繊維の膜をイメージしていただけるといいかと思います。
その白線が妊娠中お腹が大きくなる事で裂けてしまうことを腹直筋離開といいます。
実はこの腹直筋離開自体はほとんどの方が気づかずなっています。
ただほとんどのケースでは機能的にも容姿的にもほとんど気にならない程度ですが離開の度合いや圧力のかかり方によっては機能的にも容姿的にも気になるケースがあります。
そう言った場合はしっかりと改善のためのアプローチを行う事が必要です。
同じ様な症状でお困りの方は、一度ご相談下さい。
※個人の感想です。100%施術効果を保証するものではありません。
【施術担当・記事作成者 脇内】
お喜びの声詳細解説

具体的な症状
腹直筋離開何回目の施術で変化を感じましたか?
3〜4回目整体を受けられての感想
・治したい部分を治すために必要な他の部分のケア、その都度の説明がしっかりしていて、説明も分かりやすかったので、助かりました。 ・良くなってからも継続的に維持できるようにどのようにすれば良いかの説明や指導が与えられて、感謝しています。 ・子供の体調不良等でいきなりの予約変更をお願いした時も快く対応していただいてありがとうございました。 ・最初は男性の先生が治療してくださることについて個人的には少し抵抗を感じましたが、仕切りのカーテンを完全に閉めなかったり、どの体の部分をどうやって施術するかをひとこと言われてから施術を行ったり、配慮が十分にしていただいたおかげで、安心して施術を受けることができました。 ・症状に関係のない悩みだと思ったのですが、実際に相談すると関係があったので、何でもやさしく相談を受け入れてくださったから分かったことです。本当に感謝しています。 N.Y 主婦 31歳 女性担当施術スタッフの解説
こちらの女性は産後難治性症状の1つでもある腹直筋離開に関するお悩みで来られました。 その他、起床時の背部痛や股関節の痛みが再発したとの事で来院。
状態
産後9ヶ月 2人目のお子さんをご出産 上のお子さんの時は産後のケアを受けていない。 正面と側面から写真で共有。腹直筋離開(diastasis rectus abdominis:以下DRA)の検査では、中等度の腹直筋離開が疑われる。 背部の動作時痛(+) 股関節の歩行時痛、寝返り時痛(+)
施術
まず、姿勢の確認したところ背部が仰け反るSway-backという姿勢で
妊娠中からの仰け反り姿勢が戻らず 抱っこの時間が長くなると、
腰背部の胸腰椎移行部関節周りの詰まりがでて緊張おこし痛みを生み出しておりました。
詰まりがある部分には、関節調整をしながら 関節の動きを取り戻し
腹部の筋肉の活性を促す呼吸を用いたエクササイズを行いました。
また、呼吸の状態をみていくと 浅く肩で息をしている状態でした。
そのため、しっかりとお腹を使いながら呼吸し 背部の緊張をおこしている広背筋という筋肉を抑制させるエクササイズを行いました。
トレーニングでは、 ①骨盤底筋群の基礎トレーニング ②内臓下垂に対するトレーニング ③腹横筋のトレーニング 上記の3点を指導し初回の施術終了。
2週間後、2回目のご来院の際
腹直筋の状態に変化は現れず。
トレーニングは継続できているとの事。初診と同じ施術を施す。
ハムストリングの不活性が著名だったので、 座位のヒップリフトで活性トレーニングを追加し 施術終了。
3回目
自覚的にも元に戻ってきた感じがしたし、お腹がボコっとでる感じも無くなってきた。 正面と側面の写真でも、改善したのが確認できた。
4回目以降
1週間間隔で来院して頂き主訴に対しての治療と Sway-backに対する姿勢矯正を行ないながら、 腹直筋離開の治療を進めました。
腹直筋離開を改善していくにあたって。
腹直筋離開とは腹筋の真ん中に筋肉繊維とは別に白線と呼ばれる結合組織があります。
分厚い繊維の膜をイメージしていただけるといいかと思います。
その白線が妊娠中お腹が大きくなる事で裂けてしまうことを腹直筋離開といいます。
実はこの腹直筋離開自体はほとんどの方が気づかずなっています。
ただほとんどのケースでは機能的にも容姿的にもほとんど気にならない程度ですが離開の度合いや圧力のかかり方によっては機能的にも容姿的にも気になるケースがあります。
そう言った場合はしっかりと改善のためのアプローチを行う事が必要です。
同じ様な症状でお困りの方は、一度ご相談下さい。
※個人の感想です。100%施術効果を保証するものではありません。
【施術担当・記事作成者 脇内】