2018年1月14日 日曜日
産後の骨盤矯正などのケアが絶対に必要な理由
産後の骨盤矯正って最近よく聞くけど受けた方がいいのか?それともそのままでも大丈夫なのか?結論から申し挙げますと「受けた方が良い!」ただし、きっちりしたものを・・・。その理由を解説していきます。
Q産後の骨盤矯正は必要?
Aこの質問に対するお答えは。
「人によります」
解説していきましょう。
体力というのは筋力や疲労をいち早く回復する力。
もともとこの体力がある人は自然に回復していきます。
②「年齢」
これは体力の部分にも当てはまりますし、逆に全ての方に当てはまることではありませんが正直なところ年齢の差で回復のスピードは変わってしまいます。
③「サポート」
ご家族や周りの方のサポートがいかにあるかで体への負担は変わります。
産後しっかり休養する時間を取れるか取れないか
少しでも育児の負担を減らせるかでも回復スピードは変わってきます。
この元に戻る力が高い人はある程度自然に骨盤なども回復してきます。
しかし、最近は上記したような運動不足などにより元々体力がない方や
長期間不妊施術を受けていた、高年齢化、核家族化などにより体力の低下と負担が増加し
ほとんどの方がこの自然に回復する力が衰えてしまっている傾向にあります。
しかし、この「ある程度」というのが曲者なのです。
下のグラフをご覧ください。
このように痛みがない、日常に問題がないレベルまでは回復することが多いのです。
しかし、それはギリギリの状態です。
生理の時に妊娠中と同じように体は緩みます。
年齢を重ねていくと筋肉は弱ってきます。
そうした時に痛みや、尿もれ、子宮脱といった問題から 代謝の低下などの問題も引き起こします。
また最近では更年期障害への影響も指摘されています。
逆に痛みもなく、産前履いていたパンツなどもそれなりにはけてしまった方はそのまま放置してしまうケースが多いのです。
ですから痛みがない人ほど将来困る確率が高くなってしまうのです。
最近では雑誌や動画などで産後のトレーニングやケアが紹介されています。
いいものもありますがどれも断片的です。
そして、それぞれの体の状態によって適用も変わってきます。
疲労が回復していない状態でのトレーニングは逆効果になるときもあります。
できるだけ専門家のアドバイスを受けてください。
1、しっかりと今の状態を見極め
2、まずは整える
3、そしてしっかりとトレーニングなどで強化していく
最低でもこの3ステップが必要になります。
片側だけでなく左右両側に症状を感じたり、手指の関節も同時に痛むケースでは
念のため整形外科などの医療機関を受診されることをオススメします。(血液検査等)
【症例】産後の腰痛
【症例】抱っこひもによる産後の肩こり
【症例】産後の恥骨痛
【症状解説】産後うつ・マタニティブルー
【症状解説】産後の尿もれ
【症状紹介】産後の腰痛
Contents
産後の骨盤矯正は必要?

Q産後の骨盤矯正は必要?
Aこの質問に対するお答えは。
「人によります」
解説していきましょう。
産後の骨盤矯正やケアが必要な人と必要ない人の差
①「体力」
体力というのは筋力や疲労をいち早く回復する力。
もともとこの体力がある人は自然に回復していきます。
②「年齢」

これは体力の部分にも当てはまりますし、逆に全ての方に当てはまることではありませんが正直なところ年齢の差で回復のスピードは変わってしまいます。
③「サポート」

ご家族や周りの方のサポートがいかにあるかで体への負担は変わります。
産後しっかり休養する時間を取れるか取れないか
少しでも育児の負担を減らせるかでも回復スピードは変わってきます。
人間は元に戻る力を持っています
人間はリモデリングと言って元に戻る力を本来持っています。この元に戻る力が高い人はある程度自然に骨盤なども回復してきます。
しかし、最近は上記したような運動不足などにより元々体力がない方や
長期間不妊施術を受けていた、高年齢化、核家族化などにより体力の低下と負担が増加し
ほとんどの方がこの自然に回復する力が衰えてしまっている傾向にあります。
ある程度は回復しますが・・・将来的に
骨盤の周りの組織や骨盤底筋群はある程度自然に回復します。しかし、この「ある程度」というのが曲者なのです。
下のグラフをご覧ください。

このように痛みがない、日常に問題がないレベルまでは回復することが多いのです。
しかし、それはギリギリの状態です。
生理の時に妊娠中と同じように体は緩みます。
年齢を重ねていくと筋肉は弱ってきます。
そうした時に痛みや、尿もれ、子宮脱といった問題から 代謝の低下などの問題も引き起こします。
また最近では更年期障害への影響も指摘されています。
痛みがない人ほど注意が必要
産後、痛みがある方は必要に駆られてケアを受けられる確率が高いです。逆に痛みもなく、産前履いていたパンツなどもそれなりにはけてしまった方はそのまま放置してしまうケースが多いのです。
ですから痛みがない人ほど将来困る確率が高くなってしまうのです。
産後の回復にはきっちりとしたステップが必要

最近では雑誌や動画などで産後のトレーニングやケアが紹介されています。
いいものもありますがどれも断片的です。
そして、それぞれの体の状態によって適用も変わってきます。
疲労が回復していない状態でのトレーニングは逆効果になるときもあります。
できるだけ専門家のアドバイスを受けてください。
産後の回復には以下の3ステップが必要

1、しっかりと今の状態を見極め
2、まずは整える
3、そしてしっかりとトレーニングなどで強化していく
最低でもこの3ステップが必要になります。
関節リウマチによるケースも
出産後は同じような関節痛の症状で稀に関節リウマチに罹っているケースがあります。片側だけでなく左右両側に症状を感じたり、手指の関節も同時に痛むケースでは
念のため整形外科などの医療機関を受診されることをオススメします。(血液検査等)
リウマチが陰性だった場合、施術を行うことで症状の回復スピードが上がりますので
お早めにご相談いただければと思います。
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【症例】抱っこひもによる産後の肩こり
【症例】産後の恥骨痛
【症状解説】産後うつ・マタニティブルー
【症状解説】産後の尿もれ
【症状紹介】産後の腰痛