2019年11月19日 火曜日
産後の恥骨の痛み|30代女性|産後骨盤矯正
出産の負担によって起こりやすい恥骨の痛み。今回はその中でも一人目の出産時に起こった恥骨結合離解を放置しながらなんとか3人目の出産を迎えた女性が産後に恥骨の痛みがひどくなったとのことで、ご相談いただいた症例です。
<検査> ・臀筋群の筋力が弱い ・骨盤の前傾が強い ・立位で足を開いて立つ癖がある ・内転筋の緊張が強い ・産後の心身の疲労は結構溜まっている
<施術> まずは骨盤の状態を回復させるために体全身の循環系の調整を行う。 臀筋がうまく働かずに”棒立ちのような状態”になってしまっているため、立ち方の指導なども含めて施術を行う。 恥骨の調整と、それを保護するための骨盤内の筋行くの再教育を行う。
【2回目】 7日後来店。 前回後、体全体や首周りのこりは取れた感じがして楽だった。 施術直後にやや恥骨の痛みが強く出ることがあったとのこと。 ↑ 恐らく、前回の施術で緊張していた内転筋(内ももの筋肉)を緩めたのが原因だと考えられる。 臀筋がうまく働いていない状態だったのでそれを内転筋が支えていたのだが、少し調整した程度でも結構な緩みがでてしまい負担がかかった様子。 そのことについてご本人にご説明し、臀筋群や体幹の安定に関わる調整を改めて行う。 自宅でできる臀筋意識のケアもお伝えして終了。
【3回目】 3日後来店。 恥骨の痛みは10→4か5くらいに軽減。 前回の調整がうまく作用した様子。 引き続き同じ方針で施術を行う。 施術を受け始めてから、お腹周りが痩せた感覚があるとのこと。
【4回目】 8日後来店。 2日前から10→5のレベルで痛みを感じ始めたが、それまでは痛みを感じずに過ごせた。 骨盤周りの組織は回復傾向にあるので、トレーニングも次の段階に移行する。 体重自体も順調に落ちているとのこと。
【5回目】 6日後来店。 前回から本日までは恥骨の痛みは感じずに過ごせた。
【6回目】 8日後来店。 その後も痛みは感じずに生活できている。 恥骨の痛みは落ち着いているので、体型やその他の首の痛みに比重を移して施術を継続していく。
産後の恥骨痛についての解説
利用者
30代女性 3人目出産後2ヶ月経過お悩み
恥骨の痛みその他のお悩み
首がこりやすく、良く寝違いを引き起こす過去に受けていた施術
整体、カイロプラクティック、鍼灸施術主な施術ポイント
臀筋群、骨盤の調整施術内容と経過
<ヒアリング> 1人目の出産時に恥骨結合離解を引き起こした。 それ以来、寝てる姿勢からの起き上がりや授乳など、少し長く座ってからの立ち上がりの瞬間などに恥骨が痛むようになった。 どうして良いのか分からず、この日まで放置していた。 骨盤の開きについては、妊娠前のズボンは入るもののメニエール病の治療でステロイドを使用していたこともありかなり太ってしまった。 お尻が垂れた感じがすることも気になっているので、そのあたりもどうにかしたい。 3人目出産後の骨盤矯正と恥骨の痛みを取るのもかねて施術を受けたいとのことで来店に至る。<検査> ・臀筋群の筋力が弱い ・骨盤の前傾が強い ・立位で足を開いて立つ癖がある ・内転筋の緊張が強い ・産後の心身の疲労は結構溜まっている
<施術> まずは骨盤の状態を回復させるために体全身の循環系の調整を行う。 臀筋がうまく働かずに”棒立ちのような状態”になってしまっているため、立ち方の指導なども含めて施術を行う。 恥骨の調整と、それを保護するための骨盤内の筋行くの再教育を行う。
【2回目】 7日後来店。 前回後、体全体や首周りのこりは取れた感じがして楽だった。 施術直後にやや恥骨の痛みが強く出ることがあったとのこと。 ↑ 恐らく、前回の施術で緊張していた内転筋(内ももの筋肉)を緩めたのが原因だと考えられる。 臀筋がうまく働いていない状態だったのでそれを内転筋が支えていたのだが、少し調整した程度でも結構な緩みがでてしまい負担がかかった様子。 そのことについてご本人にご説明し、臀筋群や体幹の安定に関わる調整を改めて行う。 自宅でできる臀筋意識のケアもお伝えして終了。
【3回目】 3日後来店。 恥骨の痛みは10→4か5くらいに軽減。 前回の調整がうまく作用した様子。 引き続き同じ方針で施術を行う。 施術を受け始めてから、お腹周りが痩せた感覚があるとのこと。
【4回目】 8日後来店。 2日前から10→5のレベルで痛みを感じ始めたが、それまでは痛みを感じずに過ごせた。 骨盤周りの組織は回復傾向にあるので、トレーニングも次の段階に移行する。 体重自体も順調に落ちているとのこと。
【5回目】 6日後来店。 前回から本日までは恥骨の痛みは感じずに過ごせた。
【6回目】 8日後来店。 その後も痛みは感じずに生活できている。 恥骨の痛みは落ち着いているので、体型やその他の首の痛みに比重を移して施術を継続していく。