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産後の膝痛

2017年7月7日 金曜日

当院にいらっしゃる産後の方の半分が膝の痛みを訴えます。それは授乳やオムツ替え、抱っこなど常に膝に負担がくる体勢が多いからです。ただ膝の痛みを取るだけではすぐに再発してしまいます。 ではどうすれば良いのか?今回は、その対策についてお伝えします。

吹田市江坂の産後膝痛

☑立ち上がる時やしゃがむときに膝が痛くなる
☑歩いていると徐々に膝に痛みがでる
☑階段の上り下りで膝が痛む
☑あぐらをかく際、膝を曲げると痛い
☑オムツ交換の時、膝の曲げ伸ばしで膝が痛む

 

これらの症状は、産後特に増えるものです。

産後から起こる膝の症状については、産後の腰痛に次いでご相談も非常に多くなっております。
当院に来られる方の中でも、半分以上の方が他の症状などと合わせてこの膝の痛みを訴えるケースが多いです。

今回は、そんな膝の痛みについてのお話です。

産後の膝痛、何が原因?

 

物理的な負担が増加

他の痛みについても共通していますが、産後はだっこをはじめとする子育てでの物理的負担がたくさんかかってきます。
吹田市江坂の産後股関節


☑抱っこ
☑オムツ替え
☑授乳姿勢など

他にもたくさんありますが、立っていても座っていても、体を支えている膝関節への負担が症状の引き金となります。

 

疲労の蓄積

本来であれば、ゆっくりと睡眠をとることで人の体は回復していきます。
しかし、授乳や夜泣きで夜中に起きる事が多いお母さんは、その日の疲労をなかなか取ることができません。
さらに、授乳を行うことで栄養も不足しがち。疲労除去に必要な栄養素も足りず、疲労の蓄積がきっかけで痛みを引き起こしてしまします。
ちなみに、疲労が溜まっている時には内臓にも負担がかかるので、内臓由来の体の歪みも引き起こしやすくなります。

 

骨盤の不安定性から膝に負担がかかる

出産後の骨盤は本来ほぼ動かないと言われている仙腸関節が大きく動き、骨盤はとても不安定な状態になります。イメージでいうと足首をあらぬ方向に捻って捻挫したのと同じように骨盤の関節が捻挫しているようなものです。骨盤が不安定な分、周囲の筋肉が安定させようとして必要以上に緊張し、お尻や膝周りの筋肉が硬くなると膝痛みの原因になります。

 

その他

☑半月板の損傷や人工関節など、器質的問題を抱えている
☑関節リウマチ、膠原病等の疾患がある

もともとの原因に加えて、産後の環境要素によって症状が悪化することがあります。

一般的な治療法 

膝への施術が中心になることでしょう。
薬の投与、注射、足のマッサージ、電気療法等   
しかし、産後の膝痛は膝だけの問題ではないためこれらの施術をしてもほとんど良くなりません。 
また、授乳中であれば薬や湿布も制限されてしまいます。 
吹田市江坂の頭痛

当院の施術方法

☑治りやすい体づくり

産後は出産時のダメージや育児での負担がかかりやすい時期ですから、それによって起こる疲労や内臓の機能低下を補います。そうすることで体液(血液・リンパ液・脳脊髄液)の循環がよくなり、体自体の回復力・体力が高まり、症状が回復しやすくなります。
吹田市江坂の産後股関節

☑骨格の調整

産後は妊娠中からの姿勢の変化により重心が偏っていたり、骨盤の不安定性から下肢に力が入ってしまっている方がほとんどです。
局所である膝だけでなく、骨盤や股関節・足首など、膝に影響を与えやい関節の調整を行い全身の骨格・重心・筋肉のバランスを整えて膝への負担を軽減します。

吹田市江坂の産後股関節

☑膝関節へのアプローチ

上記の様に、全体の骨格調整をしたうえで膝を調整することでより効果が維持しやすくなります。

☑セルフケア指導

膝に負担をかけるような体の使い方のクセについての指導や骨盤を安定させるトレーニング指導等を行います。
吹田市江坂の産後股関節

膝周りはむやみに揉んだり緩めたりしない!

吹田市江坂の産後膝痛

産後特有の膝の痛みは、骨盤や股関節・膝などの関節がホルモンの影響でゆるむことで過度に動き、
それを支える為に周囲の筋肉が緊張することが原因の1つになっています。
この状態で膝周りの筋肉をゆるめてしまうと、関節の支えがなくなり痛みが悪化する可能性があります。

まずは産後に一番不安定になっている骨盤や股関節周りの関節のゆるさを整える必要があるということです。
痛みがある膝周りを揉んでもその場しのぎで楽にはなるかもしれませんが、根本の治療にはなっていません。

予防のために日常で気を付けること

☑関節にかかる負担を減らす
関節に対しての負担を減らすには、まずは体の歪みを作らないということ。
例えば、
・横座り
・お姉さん座り
・足を組む
・重い荷物を持つ
・走る
・ジャンプする

これらの負担は産後の関節が不安定な時期には避けた方が良いでしょう。

座り姿勢について、基本的には正座も膝に負担がかかります。

お尻にクッションを引いてあぐらをかいた姿勢がオススメですが
15分以上は座らないようにしてください。
マメに姿勢を変えるようにしてください。

 

このあぐらが痛い場合はイスなどでの生活を心がけてください。

☑疲労やストレスを溜めない
産後は育児や家事により、精神面も身体面も疲れやすくなります。
各ご家庭の環境はそれぞれですが、ご主人やご家族・市町村の施設など、活用できるものはできるだけうまく活用し、ご自身の体を労わってあげてください。

☑自分の足に合った靴をはく
吹田市江坂の産後膝痛
産後にヒールを履く方はあまりいないとは思いますが、これも体の歪みや膝のためには重要なことです。
できることならスニーカーを履きましょう。
また、靴のサイズが合っていなかったり、スリッパを多用していると足に余計な力が入り、疲労などから歪みを生み膝の痛みにつながりますので注意してください。

再発しやすい産後の膝の痛み

よく「なくなっていた膝の痛みがまた出てきた」と聞くことがあります。

実は産後の方にありがちな傾向です。

人間には自然治癒力が備わっており、疲労が徐々に回復してきたり、抱っこなどの子育てで筋肉がついてくることによって痛みが取れることがあります。

しかし、お子さんが成長することで重たくなってきて負担が増える+育児による体の使い方のクセにより股関節や膝関節などがねじれてリンパや血流の巡りが悪くなっている部位があると、疲労と体の回復が追いつかずに痛みが再発することがあります。


そういったことがありますので、痛みが落ち着いてきたとしても油断せず、動作の偏ったクセは日頃から気をつける様にしましょう。
また、産後はお身体の本来の弱い部分が症状として出やすいため、年齢を重ねた時に問題を引き起こしやすい部位でもあります。

 

関節リウマチによるケースも

出産後は同じような関節痛の症状で稀に関節リウマチに罹っているケースがあります。

発症原因はまだ解明されていませんが、産後はストレスや女性ホルモンの分泌のゆらぎが発症の引き金になると言われています。

片側だけでなく左右両側に症状を感じたり、手指の関節など複数の関節が同時に痛むケースでは、念のため整形外科などの医療機関を受診されることをオススメします。(血液検査等)


リウマチの場合でも、施術を行うことで症状の悪化の予防や炎症の回復を促すことができますので、お早めにご相談いただければと思います。

【記事作成者 整体太郎と鍼灸花子(吹田市江坂)】

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