2018年7月23日 月曜日
産後の立ち仕事で腰がつらい|産後骨盤矯正|30代女性
今回は産後に起こりやすい腰のつらさについてのケースでした。産後は骨盤の支持性が不安定になり特に腰の問題が起こりやすい時期ですが、こちらの女性の場合、立ちっぱなしでのお仕事の影響も大きかったです。そんな産後の方の例をお伝えしていきます。
産後から腰のつらさを感じ始めた。
初めは授乳時に特にあったが、今はふと腰をひねった時に感じやすい。
病院の食堂で調理員として勤務されており、洗い場などで立ちっぱなしで作業することが多い。
〈検査〉
・仙腸関節(右)硬さ
・胸郭の歪み(呼吸浅い)
・股関節の可動性過少
・骨盤の支持性弱い
〈施術〉
立ちっぱなしのハードワークで疲労が強い状態なので、体の巡りを整えた上でまずはその辺りの緩和を行う。
仙腸関節の硬さに左右差が強く出ているため関節調整。
股関節の動きがかなり制限されているので、その辺りも調整。
産後に気をつける必要のある座り方・立ち方、骨盤のインナーマッスルの鍛え方をお伝えして初回終了。
【2回目】
4日後来院。
腰のつらさ:作業中のつらさは感じにくかったが、作業後に感じた。
腰の回旋時のつらさはそのままの状態。
洗い場での立ち仕事の際の立ち方を再度確認。
施術方針は前回同様+臀筋の緊張を緩和する。
【3回目】
5日後来院。
腰のつらさ:回旋時10→5に頻度が軽減。
骨盤の安定性増してきているので、さらに別の骨盤底筋のトレーニングをお伝え。
股関節の動きはマシになってきている。
疲労の除去をしながら引き続き調整。
【4回目】
7日後来院。
腰のつらさ:お子さんの熱で仕事をしばらく休んでいたので、腰の状態は良くわからない。
施術の中では、全身の緊張はかなり緩和してきているのが分かる。
【5回目】
8日後来院。
腰のつらさ:10→4。
腰はまだ残る感じがするが、以前までの疲労が抜けにくい感じはほとんどなくなっている。
【6回目】
7日後来院。
腰のつらさ10→2。
仕事中で1回だけ感じたが、1週間全体でみるとかなりマシな方だった。
【7回目】
7日後来院。
腰のつらさ10→ほぼ0。
仕事中も問題なく過ごせた。
産前にはけていたズボンがまだ少しきつさを感じるので、今後はそのあたりをさらに整えていけるように施術を継続していく。
産後は骨盤の支持性が不安定になり特に腰の問題が起こりやすい時期ですが、こちらの女性の場合、立ちっぱなしでのお仕事の影響も大きかったです。
典型的な内股タイプの方で、弱っている骨盤周辺の支えがほとんどない状態での生活だったことが考えられます。
最近特に感じますが、股関節の硬さがある方ほど何らかの不具合を感じているようです。
股関節は骨盤につきますし、上半身と下半身を二分する関所になりますから、このあたりの巡りの悪さは様々な問題の原因となります。
早めの段階でケアすることで多くの場合はつらさも軽快していきます。
担当 乾
※個人の症例です。100%施術効果を保証するものではありません。
・産後の膝痛
・【症例】抱っこの際の腰痛
・【症例】産後膝を床について作業すると痛む
・【症例】産後の腰痛・膝痛|30代女性|産後骨盤矯正
・【症例】産前からずっと続く腰痛が改善
・【症例】5~6年前から感じていた腰痛|産後骨盤矯正|30代女性
・4年間悩み続けた産後の尿漏れ

利用者
30代女性 大阪府吹田市主症状
産後の腰のつらさその他の症状
特になし過去に受けていた施術
特になし主な施術ポイント
胸郭、仙腸関節施術内容と経過
【1回目】産後から腰のつらさを感じ始めた。
初めは授乳時に特にあったが、今はふと腰をひねった時に感じやすい。
病院の食堂で調理員として勤務されており、洗い場などで立ちっぱなしで作業することが多い。
〈検査〉
・仙腸関節(右)硬さ
・胸郭の歪み(呼吸浅い)
・股関節の可動性過少
・骨盤の支持性弱い
〈施術〉
立ちっぱなしのハードワークで疲労が強い状態なので、体の巡りを整えた上でまずはその辺りの緩和を行う。
仙腸関節の硬さに左右差が強く出ているため関節調整。
股関節の動きがかなり制限されているので、その辺りも調整。
産後に気をつける必要のある座り方・立ち方、骨盤のインナーマッスルの鍛え方をお伝えして初回終了。
【2回目】
4日後来院。
腰のつらさ:作業中のつらさは感じにくかったが、作業後に感じた。
腰の回旋時のつらさはそのままの状態。
洗い場での立ち仕事の際の立ち方を再度確認。
施術方針は前回同様+臀筋の緊張を緩和する。
【3回目】
5日後来院。
腰のつらさ:回旋時10→5に頻度が軽減。
骨盤の安定性増してきているので、さらに別の骨盤底筋のトレーニングをお伝え。
股関節の動きはマシになってきている。
疲労の除去をしながら引き続き調整。
【4回目】
7日後来院。
腰のつらさ:お子さんの熱で仕事をしばらく休んでいたので、腰の状態は良くわからない。
施術の中では、全身の緊張はかなり緩和してきているのが分かる。
【5回目】
8日後来院。
腰のつらさ:10→4。
腰はまだ残る感じがするが、以前までの疲労が抜けにくい感じはほとんどなくなっている。
【6回目】
7日後来院。
腰のつらさ10→2。
仕事中で1回だけ感じたが、1週間全体でみるとかなりマシな方だった。
【7回目】
7日後来院。
腰のつらさ10→ほぼ0。
仕事中も問題なく過ごせた。
産前にはけていたズボンがまだ少しきつさを感じるので、今後はそのあたりをさらに整えていけるように施術を継続していく。
考察
今回は産後に起こりやすい腰のつらさについてのケースでした。産後は骨盤の支持性が不安定になり特に腰の問題が起こりやすい時期ですが、こちらの女性の場合、立ちっぱなしでのお仕事の影響も大きかったです。
典型的な内股タイプの方で、弱っている骨盤周辺の支えがほとんどない状態での生活だったことが考えられます。
最近特に感じますが、股関節の硬さがある方ほど何らかの不具合を感じているようです。
股関節は骨盤につきますし、上半身と下半身を二分する関所になりますから、このあたりの巡りの悪さは様々な問題の原因となります。
早めの段階でケアすることで多くの場合はつらさも軽快していきます。
担当 乾
※個人の症例です。100%施術効果を保証するものではありません。
【記事作成者 整体太郎と鍼灸花子(吹田市江坂)】
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