2017年12月18日 月曜日
産後にでてきた背中の痛み|30代女性|産後骨盤矯正
産後は体力を消耗している状態で抱っこや家事などを行うので、手を使う作業によって体の背面に負担がかかりがち。上記に”体幹部の使い方”というものがありましたが、筋力の少ない人ほど何かものを持つ際にも腕の力だけで持とうとする人が多いです。人間の構造上、四肢に力が入っているときは体幹の支持性が落ちる傾向にあります。そのような支える力が弱い状態で生活していると、背中にかかる負担ももちろん増え今回の様な症状につながってしまいます。
首から腰までのつまり感
慢性的にこり感も感じており、猫背になっている気がしている。
しゃがむ時・お風呂やトイレの掃除をする際に同部位が痛む。
一人目の時からジワジワ来ていたが、二人目出産後からは特に感じるようになった。
仙腸関節や全体の循環不良など、産後に起こりやすい問題はいくつか見つかったが、その中でも特に目立ったのは脊柱の動きの悪さ。 一回目なので、まずは内臓を含む全身の循環に関わる部位の調整。
脊柱リコイルで硬さの出ているところを緩める。
産後に気を付けるべき座り方や立ち方についてお伝えして初回は終了。
【2回目】
2日後来院。
前回後背中全体のこり感がほとんどなくなっていた。
良い反応が出ているので、前回同様の施術を実施。
産後の骨盤底筋トレーニングについてお伝えして終了。
【3回目】
3日後来院。
前回の状態をキープ。
前回お伝えしたトレーニングの復習。
抱っこの仕方や、生活の中での動作時の体幹部の使い方などを指導。
【4回目】
7日後来院。
是中全体のつまり感については、あと半分残る状態。
産後の骨盤トレーニングと一緒に、脊柱に柔軟性を持たせるためのセルフケアをお伝え。
【5回目】
7日後来院。
今週は首が少し痛かったが、それ以外の背部の症状は特に感じなかった。
同方針での施術と、トレーニングの確認。
【6回目】
5日後来院。
首の痛みが少しだけ残る。
【7日後】
7日後来院。
首の痛みなくなり、初診時に感じていた首から腰全体のつまり感はほぼ感じなくなり、少々疲れても睡眠をとれば回復する状態になった。
産後は体力を消耗している状態で抱っこや家事などを行うので、手を使う作業によって体の背面に負担がかかりがち。
上記に”体幹部の使い方”というものがありましたが、筋力の少ない人ほど何かものを持つ際にも腕の力だけで持とうとする人が多いです。
人間の構造上、四肢に力が入っているときは体幹の支持性が落ちる傾向にあります。
そのような支える力が弱い状態で生活していると、背中にかかる負担ももちろん増え今回の様な症状につながってしまいます。
逆に、体幹部をうまく使ってものを持つことによって、四肢にかかる負担は軽減するので筋力を回復させていくとともに、体の使い方にも目を向けたアプローチが必要になることでしょう。
担当 乾
※個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。
【症例】産後の腰痛
【症例】抱っこひもによる産後の肩こり
【症例】産後の恥骨痛
【症例】手首が痛くて抱っこができない!
利用者
30代女性 吹田市垂水町主症状
背中の痛み首から腰までのつまり感
慢性的にこり感も感じており、猫背になっている気がしている。
しゃがむ時・お風呂やトイレの掃除をする際に同部位が痛む。
一人目の時からジワジワ来ていたが、二人目出産後からは特に感じるようになった。
その他の症状
疲れが取れにくい過去に受けていた施術
特になし主な施術ポイン
リンパ系、脊柱の調整施術内容と経過
【1回目】仙腸関節や全体の循環不良など、産後に起こりやすい問題はいくつか見つかったが、その中でも特に目立ったのは脊柱の動きの悪さ。 一回目なので、まずは内臓を含む全身の循環に関わる部位の調整。
脊柱リコイルで硬さの出ているところを緩める。
産後に気を付けるべき座り方や立ち方についてお伝えして初回は終了。
【2回目】
2日後来院。
前回後背中全体のこり感がほとんどなくなっていた。
良い反応が出ているので、前回同様の施術を実施。
産後の骨盤底筋トレーニングについてお伝えして終了。
【3回目】
3日後来院。
前回の状態をキープ。
前回お伝えしたトレーニングの復習。
抱っこの仕方や、生活の中での動作時の体幹部の使い方などを指導。
【4回目】
7日後来院。
是中全体のつまり感については、あと半分残る状態。
産後の骨盤トレーニングと一緒に、脊柱に柔軟性を持たせるためのセルフケアをお伝え。
【5回目】
7日後来院。
今週は首が少し痛かったが、それ以外の背部の症状は特に感じなかった。
同方針での施術と、トレーニングの確認。
【6回目】
5日後来院。
首の痛みが少しだけ残る。
【7日後】
7日後来院。
首の痛みなくなり、初診時に感じていた首から腰全体のつまり感はほぼ感じなくなり、少々疲れても睡眠をとれば回復する状態になった。
考察
今回は産後に起きやすい背部の症状でした。産後は体力を消耗している状態で抱っこや家事などを行うので、手を使う作業によって体の背面に負担がかかりがち。
上記に”体幹部の使い方”というものがありましたが、筋力の少ない人ほど何かものを持つ際にも腕の力だけで持とうとする人が多いです。
人間の構造上、四肢に力が入っているときは体幹の支持性が落ちる傾向にあります。
そのような支える力が弱い状態で生活していると、背中にかかる負担ももちろん増え今回の様な症状につながってしまいます。
逆に、体幹部をうまく使ってものを持つことによって、四肢にかかる負担は軽減するので筋力を回復させていくとともに、体の使い方にも目を向けたアプローチが必要になることでしょう。
担当 乾
※個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。
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