産後ののどの詰まり

産後になぞの喉のつまりでお困りではありませんか。すこし視点を変えて東洋医学から見ると、喉のつまりの原因は”気”にあるんです。今回はちょっと不思議で面白い”気”のお話をご紹介します。

産後にこれらの症状でお悩みではありませんか？

・のどの奥に異物感がある

・産後に声が出しづらくなった

・呼吸がしにくい感覚がある

・のどが詰まる感じがして苦しい

上記は産後に起こりやすいのどの詰まりの症状です。

今回は、これらの症状についての原因や対策についてお伝えしていきます。

実際にのどに何かが詰まっている訳ではない

ほとんどの場合、病院で検査をしても”何も詰まっていない”、もしくは”異常なし”と言われることが多いです。

何も詰まっていないのに詰まりを感じるということは、どこに問題が起きているのでしょうか？

東洋医学で考えるのどの詰まり

西洋医学で原因が分からない場合、今の体質の弱さから解決策を導き出す東洋医学の力も借りてみましょう。

今回の様なのどの詰まり症状ですが、東洋医学では気の停滞(気滞)と捉えます。

産後は特に心身への負担が増える時期ですから、気の巡りが悪くなって

それらの症状が起こってしまう可能性が高くなります。

では、そんな気についてのお話は次の項目で。。。

気の停滞でのどが詰まる？

まずは気についてご説明します。

一般的には気と聞くと、怪しく思われる方もいるようですが、

そんなに怪しかったり難しいものではありません。

私たちの身近なところにも溢れています。

人の”気配”を感じたり

”気”を使う仕事をして疲れたり

ショックな出来事で”気”が沈んだり。。。

その他にもたくさんあると思いますが、私たちの周りにも日常的に感じている”気”は確かに存在します。

東洋医学ではその気が体に循環することで生命が維持されると考えられており、

単なる”筋肉”や”骨”だけでは動かずそこに気が巡っていることで初めて機能するのです。

その気の巡りが停滞している部分によって痛みや違和感が出る場所は異なりますが、

今回ののどの詰まりについては気の循環が停滞することで起こりやすいと言われています。

気が停滞する原因

・イライラしたり、思い悩むことが多い

・体の疲労が蓄積している

・体が冷える

・便秘や食べ過ぎなど、排泄サイクルの不調

などが原因で起こります。

男性にも起こりえますが、産後の女性に特に当てはまりやすい項目が揃っています。

セルフケア

・合谷

親指と人さし指の骨が合わさったところから、人さし指よりのへこみ

・内関

掌側の手首の横紋線の正中から指3本分肘方向にいったところです。

それでものどの詰まりが取れない場合

長期間、もしくは停滞のレベルが強い場合はセルフケアだけでは追いつかないかもしれません。

気の停滞の項でもお伝えしましたが、そのような場合は全身レベルで

筋肉や関節の問題があるケースの可能性があります。

整体や鍼灸などの専門院に相談するのも一つの手段です。

今回お話したように気の循環に関する問題ですので、

個人的には東洋医学に強い整体院などを選ばれると良いと思います。

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