2018年10月14日 日曜日
産後の背中の痛み
産後のお悩みで多いのが背中の痛みについて。抱っこや授乳など、背中が痛くなる原因がたくさんある産後の子育て時期。痛みが出やすい原因や、一般の方が間違いがちな正しい姿勢についての解説を含めてお伝えしていきます。
・気が付くと猫背になっている気がする
・立ち上がる時に腰から背中がピキッと痛む
・座っているだけで背中がつらい
・寝返りや朝の起き上がりで辛い
・背中の張りがきついと息がしにくい感じがする
これらは産後に起こりやすい背中のトラブルです。
当てはまるあなたに向けて、原因や対策について解説していきます。
妊娠中や産後はホルモンバランスの変化により関節などが不安定になりやすい状態です。
そのような状態で生活をしていると、体を支える骨盤が不安定になると背中の負担も増え、痛み症状につながります。
・オーバーユース
抱っこなどが増えたり、単純に筋肉を酷使する機会が増えることも症状の原因となります。
・姿勢の問題
猫背、または反り過ぎの姿勢で過ごすことで背中への負担は大きくなります。
次の項でそれについてお伝えしていきます。
悪い姿勢の代表格ですが、猫背のなにがいけないのかと言いますと、背中側に過剰な張力がかかるということです。
猫背になる要因は、お腹(内臓)の問題・骨格・筋肉の緊張など様々ですが、基本的には体の前面が縮んでいるということです。
それに伴い、背中側の筋肉は引き伸ばされてしまいます。そのようなアンバランスが続くことで背中の筋肉に負担がかかり痛みにつながるのです。
・反りすぎな姿勢
下記の図をご覧ください。
一見背筋が伸びてきれいな姿勢に見えるかもしれませんが、実はこれ”良くない姿勢”です。
いわゆる反り過ぎの状態です。
良い姿勢=背筋を伸ばすという認識が強いようですが、背中は本来後弯(後ろにカーブ)しているものなのです。
自然とカーブしているのをグッと力を入れてまっすぐにする。
これはこれで問題が起きます。
例えば背中が常に緊張することで背中に痛みは起きやすくなりますし、腰椎の反りも助長するので腰に関わる問題も起きやすくなります。
上記で姿勢について触れましたが、これらの不良姿勢が続くとその背骨の歪みが起こることがあります。
イメージで言うと、水を含んだスポンジが長時間押さえつけられているような状態。
次第に中の水分は抜けていき、形も歪んだ状態で固定されてしまいます。
そのような状態になると関節そのものに歪みが起こり、回復するのに時間がかかる傾向にあります。
筋肉の緊張程度で済んでいる初期の段階で何らかの処置を行うことが重要です。
私が臨床にあたる中で、背骨の硬さが目立ち全然動いていない方が多く見受けられます。
下記のセルフ動画は妊婦さんにも役立ちますが、背骨の動きをしっかりと意識することで症状をカバーできることでしょう。
(ただ今、動画作成中です。)
近くにある妊産婦専門の整体院などに相談しましょう。
当店で施術を受けられた方の症例も下記の関連記事に掲載しておきますので、是非一度ご覧ください。
【症例】産後の疲れやすさで公園に行くのもしんどい
【症例】産後の腰痛
【症例】抱っこひもによる産後の肩こり
Contents
産後にこのような症状でお悩みではありませんか?
・抱っこをしていると背中が痛む・気が付くと猫背になっている気がする
・立ち上がる時に腰から背中がピキッと痛む
・座っているだけで背中がつらい
・寝返りや朝の起き上がりで辛い
・背中の張りがきついと息がしにくい感じがする
これらは産後に起こりやすい背中のトラブルです。
当てはまるあなたに向けて、原因や対策について解説していきます。
産後に背中が痛む原因
・ホルモンの影響によるもの妊娠中や産後はホルモンバランスの変化により関節などが不安定になりやすい状態です。
そのような状態で生活をしていると、体を支える骨盤が不安定になると背中の負担も増え、痛み症状につながります。
・オーバーユース
抱っこなどが増えたり、単純に筋肉を酷使する機会が増えることも症状の原因となります。
・姿勢の問題
猫背、または反り過ぎの姿勢で過ごすことで背中への負担は大きくなります。
次の項でそれについてお伝えしていきます。
こんな姿勢は特に背中の痛みを引き起こす
・猫背
悪い姿勢の代表格ですが、猫背のなにがいけないのかと言いますと、背中側に過剰な張力がかかるということです。
猫背になる要因は、お腹(内臓)の問題・骨格・筋肉の緊張など様々ですが、基本的には体の前面が縮んでいるということです。
それに伴い、背中側の筋肉は引き伸ばされてしまいます。そのようなアンバランスが続くことで背中の筋肉に負担がかかり痛みにつながるのです。
・反りすぎな姿勢
下記の図をご覧ください。

一見背筋が伸びてきれいな姿勢に見えるかもしれませんが、実はこれ”良くない姿勢”です。
いわゆる反り過ぎの状態です。
良い姿勢=背筋を伸ばすという認識が強いようですが、背中は本来後弯(後ろにカーブ)しているものなのです。
自然とカーブしているのをグッと力を入れてまっすぐにする。
これはこれで問題が起きます。
例えば背中が常に緊張することで背中に痛みは起きやすくなりますし、腰椎の反りも助長するので腰に関わる問題も起きやすくなります。
こんな場合は症状が長引きます
長引く場合、それは関節レベルでの歪みがあるケースです。上記で姿勢について触れましたが、これらの不良姿勢が続くとその背骨の歪みが起こることがあります。
イメージで言うと、水を含んだスポンジが長時間押さえつけられているような状態。
次第に中の水分は抜けていき、形も歪んだ状態で固定されてしまいます。
そのような状態になると関節そのものに歪みが起こり、回復するのに時間がかかる傾向にあります。
筋肉の緊張程度で済んでいる初期の段階で何らかの処置を行うことが重要です。
セルフケアの方法
何と言っても背中(背骨)の動きを出すことです。私が臨床にあたる中で、背骨の硬さが目立ち全然動いていない方が多く見受けられます。
下記のセルフ動画は妊婦さんにも役立ちますが、背骨の動きをしっかりと意識することで症状をカバーできることでしょう。
(ただ今、動画作成中です。)
セルフケアをしても改善しない場合
上記のケアをしばらく行なっても改善が見られない場合は、原因となる歪みが重度の可能性が高いです。近くにある妊産婦専門の整体院などに相談しましょう。
当店で施術を受けられた方の症例も下記の関連記事に掲載しておきますので、是非一度ご覧ください。
関連記事
【症例】産後にでてきた背中の痛み【症例】産後の疲れやすさで公園に行くのもしんどい
【症例】産後の腰痛
【症例】抱っこひもによる産後の肩こり