2018年7月27日 金曜日
産後の太もも裏のシビレ|20代女性|産後骨盤矯正
今回は産後からの足のシビレのケースでした。主に重心の歪みやむくみが原因となって起こっていたと思います。産後は抱っこなどで上半身の使い方にも偏りが出るので、前後左右に重心がズレやすくなります。産後の足のシビレについての例をお伝えしていきます。
産後1ヶ月経過したあたりから右の太もも裏にビリビリとシビれる感覚が出てきた。
お尻の筋肉の張り感も強く、臀部から足にかけての違和感を感じる。
<検査>
・猫背
・右股関節の内旋
・左重心
・腹筋群、骨盤底筋群の弱さ
・下半身のむくみ
〈施術〉
上記検査項目より、重心や姿勢の歪みが見られる。
まずは産後から特に感じている疲労を取れるように調整しながら、シビレの要因となりやすいむくみ系にもアプローチを行う。
産後の骨盤周辺の弱りを強化していくことで、受け皿である骨盤に安定感を出す。
負担の少ない座り方や骨盤底筋群についてのお話をして終了。
【2回目】
4日後来院。
シビレの程度10→ほぼ0。
逆に左に1〜2程度のシビレ感があった。
再度検査すると、右の股関節の内旋は取れていたが、逆に左の股関節が内旋ぎみになっていた。
重心はまだ左にやや寄っているので、そのあたりも調整していく。
骨盤底筋の力の入れ方の確認。
新たなトレーニング方法もお伝えして終了。
【3回目】
6日後来院。
前回後かなり楽な状態になったが、昨日と今朝はシビレがきつく出ている。
重心はかなり整ってきているが、まだ残るので季肋部などの調整を行う。
骨盤底筋のセルフトレーニングのチェックを行い終了。
【4回目】
7日後来院。
右もも裏はシビレなし。
左で若干感じる。
臀筋群や重心の調整を行う。
【5回目】
6日後来院。
前回後翌日から左右のシビレはほぼ0に軽減。
重心も整ってきているので、同じ方針で施術を行い経過を観察する。
【6回目】
9日後来院。
その後、シビレはない状態で生活できている。
トレーニングも習得できてきており、最近ズボンも入りやすくなってきているので、別のトレーニングを伝えながら体型の調整を行う。
主に重心の歪みやむくみが原因となって起こっていたと思います。
産後は抱っこなどで上半身の使い方にも偏りが出るので、前後左右に重心がズレやすくなります。
その状態で生活していると、上記の様な股関節の問題が出てきたりすることで、局所のシビレの原因となります。
体がむくむことで血管や神経の通り道の内圧が高まるので、むくみを放置しているとシビレを引き起こすきっかけとなります。
臀筋とのバランスが重要な骨盤底筋群をしっかりと鍛えていったこともつらさが軽減した一因でしょう。
担当 乾
※個人の症例です。100%施術効果を保証するものではありません。
・産後の膝痛
・【症例】抱っこの際の腰痛
・【症例】産後膝を床について作業すると痛む
・【症例】産後の腰痛・膝痛|30代女性|産後骨盤矯正
・【症例】産前からずっと続く腰痛が改善
・【症例】5~6年前から感じていた腰痛|産後骨盤矯正|30代女性
利用者
20代女性 吹田市五月丘主症状
右太もも裏のシビレその他の症状
特になし過去に受けていた施術
整体主な施術ポイント
大腰筋、左股関節施術内容と経過
【1回目】産後1ヶ月経過したあたりから右の太もも裏にビリビリとシビれる感覚が出てきた。
お尻の筋肉の張り感も強く、臀部から足にかけての違和感を感じる。
<検査>
・猫背
・右股関節の内旋
・左重心
・腹筋群、骨盤底筋群の弱さ
・下半身のむくみ
〈施術〉
上記検査項目より、重心や姿勢の歪みが見られる。
まずは産後から特に感じている疲労を取れるように調整しながら、シビレの要因となりやすいむくみ系にもアプローチを行う。
産後の骨盤周辺の弱りを強化していくことで、受け皿である骨盤に安定感を出す。
負担の少ない座り方や骨盤底筋群についてのお話をして終了。
【2回目】
4日後来院。
シビレの程度10→ほぼ0。
逆に左に1〜2程度のシビレ感があった。
再度検査すると、右の股関節の内旋は取れていたが、逆に左の股関節が内旋ぎみになっていた。
重心はまだ左にやや寄っているので、そのあたりも調整していく。
骨盤底筋の力の入れ方の確認。
新たなトレーニング方法もお伝えして終了。
【3回目】
6日後来院。
前回後かなり楽な状態になったが、昨日と今朝はシビレがきつく出ている。
重心はかなり整ってきているが、まだ残るので季肋部などの調整を行う。
骨盤底筋のセルフトレーニングのチェックを行い終了。
【4回目】
7日後来院。
右もも裏はシビレなし。
左で若干感じる。
臀筋群や重心の調整を行う。
【5回目】
6日後来院。
前回後翌日から左右のシビレはほぼ0に軽減。
重心も整ってきているので、同じ方針で施術を行い経過を観察する。
【6回目】
9日後来院。
その後、シビレはない状態で生活できている。
トレーニングも習得できてきており、最近ズボンも入りやすくなってきているので、別のトレーニングを伝えながら体型の調整を行う。
考察
今回は産後からの足のシビレのケースでした。主に重心の歪みやむくみが原因となって起こっていたと思います。
産後は抱っこなどで上半身の使い方にも偏りが出るので、前後左右に重心がズレやすくなります。
その状態で生活していると、上記の様な股関節の問題が出てきたりすることで、局所のシビレの原因となります。
体がむくむことで血管や神経の通り道の内圧が高まるので、むくみを放置しているとシビレを引き起こすきっかけとなります。
臀筋とのバランスが重要な骨盤底筋群をしっかりと鍛えていったこともつらさが軽減した一因でしょう。
担当 乾
※個人の症例です。100%施術効果を保証するものではありません。
【記事作成者 整体太郎と鍼灸花子(吹田市江坂)】
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