授乳時の痛みが骨盤矯正で数回で緩和しました

授乳のたびに背中や腰が痛くて悩んでいましたが、産後骨盤矯正を受けて数回で体が楽になっていきました。妊娠、出産でゆるんだり歪んでいた所も整えてもらってとても良かったです。ありがとうございました。

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お喜びの声

背中が曲げられない程痛かったのが楽になりました！

具体的な症状

腰の痛み、背中の痛み

何回目の施術で変化を感じましたか？

2回目

感想

日々の授乳で背中が曲げられない程痛かったのが、毎回受けるごとに楽になっていくのが分かりました。 妊娠・出産でゆるんでいた所を直して頂いたりして段々と他の不調もなくなっていきました。 ありがとうございます。またよろしくお願いします！

お名前　カンダ ご職業　パート ご年齢　26歳 性別　女性
※個人の感想です。１００％施術効果を保証するものではありません。

担当施術スタッフの解説

今回の女性は、1人目の産後で授乳時の背中の痛みがあり当店に来られました。 上記のお悩みの他には腰の痛みや、股関節の痛みが気になるとのことでした。
まず背中の状態をチェックしていくと、座位での重心が左に偏り左の背部の筋肉が緊張している状態で、 左の肩甲骨の位置が前方に変位していたため、 左の背部が引き延ばされて筋緊張が強い状態でした。 そのような状態で授乳時に背中を丸くすると、 緊張した背部の筋肉が無理に引き延ばされるため痛みが出ていたようです。
また、産後約半年経過していましたがまだ骨盤の関節がとてもゆるく不安定で、 前傾位になり反り腰になっていて、骨盤まわりや腹部の筋肉が緊張した状態になっていたため、 腰や股関節にも負担がかかりやすい状態でした。  

産後は抱っこによる体の使い方の偏りが大きくお体に影響します。 今回のケースでは左腕を前に差し出して、左に体重の乗せた状態で抱っこすることが多く、 それが原因で肩甲骨や骨盤が変位していました。
肩甲骨には背部の筋肉（僧帽筋、広背筋、菱形筋）が付着しているため、 肩甲骨の位置が前方に変位するとそれらの筋肉が常に引き延ばされるため、 背部のハリ感や痛みを引き起こします。
左荷重時は左の背部・腰部の脊柱の筋肉（脊柱起立筋）が体を支えるため、 左側の脊柱起立筋の筋疲労を引き起こします。
荷重が偏ると骨盤が捻じれて骨盤の高さに左右差がでたり、 骨盤の関節（仙腸関節）の動きに左右差が生まれてきます。
このような状態が抱っこのたびに発生し、蓄積していくと今回のようなケースになります。

意識して偏りがないように抱っこできるのが理想的ですが、 関節の可動域や筋肉の柔軟性に左右差が生じてしまっている場合はなかなか意識だけでは難しくなってくるので、 早期から抱っこは左右で行なったり、荷重をバランスよく分散することで予防することができます。

施術ではバランスよく座れるように骨盤のねじれの調節、肩甲骨の位置の調節、骨盤の安定性を出す施術を行い、 セルフケアとして骨盤の安定性を出すためのトレーニング指導と抱っこの仕方、座り方の指導を行いました。  
骨盤の左右のねじれが整い、荷重のバランスが整うと偏っていた負荷が分散されたため 背部の痛みが落ち着いていきました。
そのほかのお悩みも骨盤の安定性が出てきて不安定な状態を支えるための筋緊張が取れてきたことや、骨盤の前傾位が正しい位置に戻ったことで股関節や腰部への負荷が解消されたため落ち着いていきました。