2018年5月27日 日曜日
産後にピキッと腰が痛む|産後骨盤矯正|20代女性
今回は産後の典型的な腰痛の症例でした。出産後は骨盤を支えるための筋肉(骨盤底筋群)が弱っている状態です。今回は、そのような状態で生活することで痛んでいた腰が改善した症例です。
<カウンセリング>
初回は産後1か月半経過。
腰の痛みについては寝起きや立ち上がり、抱っこひも使用時などに瞬間的に左側がピキッと痛む。
むくみや冷え感じやすい。
<検査>
・反り腰
・左仙腸関節の不安定さ(骨盤底筋の弱化)
・大腿前面の緊張
・肝臓の疲労
<施術>
カウンセリング・検査より、出産における骨盤周囲の組織弱化などによる反り腰がメインの原因であると考える。
腸腰筋や大腿前面の緊張を取りつつ、骨盤トレーニングなどで反り腰を緩和。
動作時の周辺組織の緊張や痛みをとっていく。
骨盤安定のために必要な立ち方・座り方や、骨盤底筋の力の入れ方についてお伝えして終了。
【2回目】
3日後来院。
腰の痛み10→6or7に軽減。
前回みられた緊張部位のかたさは半分ぐらいとれていた。
前回の施術に加えて、側臥位で骨盤に対するアプローチを行う。
さらに安定性を高めるため、前回の骨盤底筋トレーニングは次のステップへ。
【3回目】
5日後来院。
腰の痛み10→3に。
体の変化も順調なので、引き続き同じ方針で施術を行う。
【4回目】
6日後来院。
腰の痛み10→1~2に軽減。
多少残り感はあるものの、ほとんど感じない状態になった。
同じ方針で実施。
骨盤引き締めトレーニングの確認や、次のステップの指導。
【5回目】
7日後来院。
腰の痛み10→0に。
最初に感じていた痛みは今週は感じずに過ごせた。
腰の症状も安定してきたので、骨盤の引き締めトレーニングを継続しながら、2~3週に1回のペースでメンテナンスを行う。
出産後は骨盤を支えるための筋肉(骨盤底筋群)が弱っている状態です。
そして、それらにしっかりと力が入っていないと腰は反ってしまい、その状態で生活をすることでかなりの負担がかかります。
抱っこ・授乳・おむつ替え・家事など、産後のママは大忙しですが、骨盤が不安定な状態での作業が今回の痛みに繋がったのでしょう。
こちらの女性の場合、体の疲労を取るとともに弱った骨盤周辺を強化するトレーニングで順調に回復してくれました。
初産とのことで、子育てでもバタバタにも関わらず前向きにセルフケアを実施されていたことも改善のポイントであったと思います。
担当 乾
※個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。
・産後の膝痛
・【症例】抱っこの際の腰痛
・【症例】産後膝を床について作業すると痛む
・【症例】産後の腰痛・膝痛|30代女性|産後骨盤矯正
利用者
20代女性 大阪市東淀川区主症状
腰痛その他の症状
産後スカートがきつくなった過去に受けていた施術
マッサージ主な施術ポイント
腸腰筋、臀筋、骨盤の安定化施術内容と経過
【1回目】<カウンセリング>
初回は産後1か月半経過。
腰の痛みについては寝起きや立ち上がり、抱っこひも使用時などに瞬間的に左側がピキッと痛む。
むくみや冷え感じやすい。
<検査>
・反り腰
・左仙腸関節の不安定さ(骨盤底筋の弱化)
・大腿前面の緊張
・肝臓の疲労
<施術>
カウンセリング・検査より、出産における骨盤周囲の組織弱化などによる反り腰がメインの原因であると考える。
腸腰筋や大腿前面の緊張を取りつつ、骨盤トレーニングなどで反り腰を緩和。
動作時の周辺組織の緊張や痛みをとっていく。
骨盤安定のために必要な立ち方・座り方や、骨盤底筋の力の入れ方についてお伝えして終了。
【2回目】
3日後来院。
腰の痛み10→6or7に軽減。
前回みられた緊張部位のかたさは半分ぐらいとれていた。
前回の施術に加えて、側臥位で骨盤に対するアプローチを行う。
さらに安定性を高めるため、前回の骨盤底筋トレーニングは次のステップへ。
【3回目】
5日後来院。
腰の痛み10→3に。
体の変化も順調なので、引き続き同じ方針で施術を行う。
【4回目】
6日後来院。
腰の痛み10→1~2に軽減。
多少残り感はあるものの、ほとんど感じない状態になった。
同じ方針で実施。
骨盤引き締めトレーニングの確認や、次のステップの指導。
【5回目】
7日後来院。
腰の痛み10→0に。
最初に感じていた痛みは今週は感じずに過ごせた。
腰の症状も安定してきたので、骨盤の引き締めトレーニングを継続しながら、2~3週に1回のペースでメンテナンスを行う。
考察
今回は産後の典型的な腰痛の症例でした。出産後は骨盤を支えるための筋肉(骨盤底筋群)が弱っている状態です。
そして、それらにしっかりと力が入っていないと腰は反ってしまい、その状態で生活をすることでかなりの負担がかかります。
抱っこ・授乳・おむつ替え・家事など、産後のママは大忙しですが、骨盤が不安定な状態での作業が今回の痛みに繋がったのでしょう。
こちらの女性の場合、体の疲労を取るとともに弱った骨盤周辺を強化するトレーニングで順調に回復してくれました。
初産とのことで、子育てでもバタバタにも関わらず前向きにセルフケアを実施されていたことも改善のポイントであったと思います。
担当 乾
※個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。
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