2018年6月18日 月曜日
2年前から感じる肩の違和感|30代男性|整体
今回は左肩の可動域がでない、違和感がある30代男性の事例です。肩の動きが悪くなってしまうのには様々な原因がありますが、こちらのケースでは学生時代からの姿勢や仕事中にかかる負担の具合によって助長されていました。解説付きで分かりやすくお伝えします。
〈カウンセリング〉
2年前から急に左肩に違和感を感じ始めた。
生活では、ふとした瞬間に肩を拳上した際に三角筋前部繊維に起こる。
学生時代から重たいカバンを左で抱える機会が多く、体の歪みも気になる。
〈状態把握〉
・左肩上がり(上部胸椎歪み)
・体幹から下肢の前面の緊張
・肩が内側に入る
・肝臓疲労
・左股関節の硬さ
・左三角筋前部繊維の緊張
〈施術〉
まずは学生時代からのクセなどにより、脊柱の構造的な歪みが大きな要因と考えられる。
その他にも体の前面に緊張が集中していたり、左側の股関節の硬さなども肩のに関連すると仮定する。
お仕事での疲労もかなり強いようなので、まずは内臓の調整など全体的に疲労系をとるように施術。
続いて局所の余計な緊張もとっていき改善を図る。
【2回目】
6日後来店。
前回後体全体が軽くなる感じはしたが、肩自体の動きについてはあまり変化を感じなかった。
やはり拳上する際の肩の違和感が残る。
検査でも、肩が内に入る感じはきつく出ている。
前回の施術に加えて局所のアプローチを一つ追加。
胸郭周辺の歪みの修正を念入りに行う。
【3回目】
9日後来店。
肩違和感10→5に。
前回後は生活動作での可動域が増えた感覚があり、違和感を感じる機会が減った。
【4回目】
7日後来店。
前回と同じ状態をキープ。
身体チェックでの肩の左右の高さなど、座位での脊柱の歪みは軽減してきている。
肩に負担のかかりにくい拳上の仕方や、股関節のストレッチ法についてお伝え。
【5回目】
7日後来店。
肩10→3。
初回に比べるとかなり楽な状態に。
【6~8回目】
肩10→2に。
引き続き同じ方針で施術。
もともと生活の中で感じていた肩の違和感もほとんどなくなり、状態もかなり落ち着いてきたため、今後は経過をみながら少しずつ間隔を開けていく予定。
上記で述べたように、主な原因としては脊柱の歪み、サブの原因としては股関節や疲労系などが影響していたと考えます。
もちろん肩周辺の組織に硬さもありましたが、その硬さを生む要因をとることで肩の動きも良くなってきました。
初回から二回目の施術の変化が分かりづらかったことからも、慢性的に固まった組織の癒着などをとるのにもしばらく時間がかかるということです。
硬くなった物質を取り除くためにも、早期に施術を始めることもポイントとなります。
※個人の症例です。100%施術効果を保証するものではありません。
【症例】セットで訪れる肩首こり&頭痛
【症例】家事がし辛かった首の痛み
【症例】内蔵が原因だった首から肩にかけてのこり
【症例】首肩のこりと高血圧

利用者
30代男性 吹田市江坂町お悩み
肩の違和感その他のお悩み
全身疲労感過去に受けていた施術
特になし主な施術ポイント
体の前面の緊張緩和、左股関節、三角筋施術内容と経過
【1回目】〈カウンセリング〉
2年前から急に左肩に違和感を感じ始めた。
生活では、ふとした瞬間に肩を拳上した際に三角筋前部繊維に起こる。
学生時代から重たいカバンを左で抱える機会が多く、体の歪みも気になる。
〈状態把握〉
・左肩上がり(上部胸椎歪み)
・体幹から下肢の前面の緊張
・肩が内側に入る
・肝臓疲労
・左股関節の硬さ
・左三角筋前部繊維の緊張
〈施術〉
まずは学生時代からのクセなどにより、脊柱の構造的な歪みが大きな要因と考えられる。
その他にも体の前面に緊張が集中していたり、左側の股関節の硬さなども肩のに関連すると仮定する。
お仕事での疲労もかなり強いようなので、まずは内臓の調整など全体的に疲労系をとるように施術。
続いて局所の余計な緊張もとっていき改善を図る。
【2回目】
6日後来店。
前回後体全体が軽くなる感じはしたが、肩自体の動きについてはあまり変化を感じなかった。
やはり拳上する際の肩の違和感が残る。
検査でも、肩が内に入る感じはきつく出ている。
前回の施術に加えて局所のアプローチを一つ追加。
胸郭周辺の歪みの修正を念入りに行う。
【3回目】
9日後来店。
肩違和感10→5に。
前回後は生活動作での可動域が増えた感覚があり、違和感を感じる機会が減った。
【4回目】
7日後来店。
前回と同じ状態をキープ。
身体チェックでの肩の左右の高さなど、座位での脊柱の歪みは軽減してきている。
肩に負担のかかりにくい拳上の仕方や、股関節のストレッチ法についてお伝え。
【5回目】
7日後来店。
肩10→3。
初回に比べるとかなり楽な状態に。
【6~8回目】
肩10→2に。
引き続き同じ方針で施術。
もともと生活の中で感じていた肩の違和感もほとんどなくなり、状態もかなり落ち着いてきたため、今後は経過をみながら少しずつ間隔を開けていく予定。
考察
今回は肩の動作時の違和感と可動域制限でした。上記で述べたように、主な原因としては脊柱の歪み、サブの原因としては股関節や疲労系などが影響していたと考えます。
もちろん肩周辺の組織に硬さもありましたが、その硬さを生む要因をとることで肩の動きも良くなってきました。
初回から二回目の施術の変化が分かりづらかったことからも、慢性的に固まった組織の癒着などをとるのにもしばらく時間がかかるということです。
硬くなった物質を取り除くためにも、早期に施術を始めることもポイントとなります。
※個人の症例です。100%施術効果を保証するものではありません。
【記事作成者 整体太郎と鍼灸花子(吹田市江坂)】
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