2022年4月20日 水曜日
長年の首、肩、背中のコリが改善
長年首、肩、背中のコリに悩んでいて、調子が悪いと頭痛で気持ちが悪くなることもあり、気分良く外出したくて来院しました。体がスッキリするようになり格段に生活が楽になり通って良かったと思っています。
背骨全体の可動性が低く、特に頸椎の動きが硬くなっていました。
右の骨盤(腸骨)は前傾位で左荷重になりやすく、
呼吸はとても速く、肩で呼吸(胸式呼吸)した状態でした。
初回
まずは硬くなっている脊柱の可動性をつけて脊柱まわりの筋肉の柔軟性が戻るようにアプローチしました。
骨盤の位置も調整して荷重のバランスも調整。
胸式呼吸は交感神経優位になり体が緊張するだけでなく、
首や肩の筋肉を収縮させて呼吸するため首・肩コリの原因になります。
胸式呼吸で緊張している筋群の緊張をリリースし、腹式呼吸に促すトレーニング指導を行いました。
2回目、4日後来院
症状に変化なし
状態は頸椎の硬さがあり、呼吸数もまだ多い状態
引き続き動きが硬い脊柱の関節調整と骨盤の調整を行い、
腹式呼吸をしやすいように胸郭(胸椎、肋骨の関節)の可動性をつけて腹式呼吸のトレーニング指導を行いました。
3回目、8日後来院
痛みのレベルがMAX時10だとしたらレベル6~7に
状態は呼吸数が減少、浅く座るクセがあり背部の緊張が抜けにくい
前回と同様の施術を行いリラックスできるように促し、
座り方の指導と浅く座ってしまう原因になる殿部とハムストリングスの短縮予防のストレッチ指導を行いました。
4回目、8日後来院
痛みのレベルがMAX10→レベル5~6に、めまいや頭痛の頻度も減少
状態は頸椎と上部胸椎、肋椎の硬さが残るため、動きを出す施術を行いました。
5回目、10日後来院
痛みのレベルがMAX10→レベル5~4に、めまいや頭痛の頻度さらに減少
状態はゆったりとした呼吸ができるようになった。頸椎上部の硬さが残るのでその動きを出す施術を行いました。
セルフケアとして再度座り方指導と胸骨の位置の指導を行いました。
6回目、10日後来院
痛みのレベルがMAX10→レベル3に、めまいや頭痛なし
状態は頸椎上部の硬さがやや残るのでその動きを出す施術を行いました。
セルフケアとして頸椎の動かし方の指導を行いました。
状態が安定してきているので、さらに間隔をあけて経過を見ています。
活動時は胸式呼吸、リラックス時は腹式呼吸と一日の中で呼吸が自然と切り替わることが理想ですが、
交感神経優位な状態が長時間続くと、胸式呼吸から腹式呼吸にうまく切り替えられなくなり、
体を緊張状態からリラックス状態に切り替えられなくなることで身体に様々な不調が出てくるようになります。
胸式呼吸で使われる筋群を弛緩させて、腹式呼吸で使われる筋群を活性化させるために
横隔膜が動きやすいように胸郭の動きをつけていきました。
呼吸数が落ちることで首や肩まわりの筋緊張も緩和し、
体がリラックスモードに切り替わりやすくなったので睡眠の質も向上し症状が落ち着いていきました。
※個人の感想です。100%施術効果を保証するものではありません。
【施術担当・記事作成者 高巣】
具体的な症状
首、肩、背中の痛み、頭痛何回目の施術で変化を感じましたか?
3回目整体を受けられての感想
1度目の施術から体がスッキリしている感じはありましたが、 その感覚が数日持つようになりはじめたのは3回目くらいからでした。 今まで長年首、肩、背中のコリに悩んでましたが、格段に生活が楽になりました! 肩が痛くて寝られないなんてこともなくなり、通って良かったと思っています。 日常の中で気をつけることや、姿勢などもどうしたらいいのか教えて下さるので、感謝しています。 Y.K フリーター 23歳 女性担当施術スタッフの解説
こちらの女性は長年の首、肩、背中のコリがお悩みで来院されました。状態
5・6年前の部活で肩こりがひどくなったのがきっかけで、大人になってめまいや車酔いもでるようになり、 調子がわるいと頭痛やめまいで気分が悪くなったり、寝ても体調が回復する時としない時の波があるとのことでした。施術
初診では首、肩、背中、腰の筋緊張がとても強く、交感神経優位の状態でした。背骨全体の可動性が低く、特に頸椎の動きが硬くなっていました。
右の骨盤(腸骨)は前傾位で左荷重になりやすく、
呼吸はとても速く、肩で呼吸(胸式呼吸)した状態でした。
初回
まずは硬くなっている脊柱の可動性をつけて脊柱まわりの筋肉の柔軟性が戻るようにアプローチしました。
骨盤の位置も調整して荷重のバランスも調整。
胸式呼吸は交感神経優位になり体が緊張するだけでなく、
首や肩の筋肉を収縮させて呼吸するため首・肩コリの原因になります。
胸式呼吸で緊張している筋群の緊張をリリースし、腹式呼吸に促すトレーニング指導を行いました。
2回目、4日後来院
症状に変化なし
状態は頸椎の硬さがあり、呼吸数もまだ多い状態
引き続き動きが硬い脊柱の関節調整と骨盤の調整を行い、
腹式呼吸をしやすいように胸郭(胸椎、肋骨の関節)の可動性をつけて腹式呼吸のトレーニング指導を行いました。
3回目、8日後来院
痛みのレベルがMAX時10だとしたらレベル6~7に
状態は呼吸数が減少、浅く座るクセがあり背部の緊張が抜けにくい
前回と同様の施術を行いリラックスできるように促し、
座り方の指導と浅く座ってしまう原因になる殿部とハムストリングスの短縮予防のストレッチ指導を行いました。
4回目、8日後来院
痛みのレベルがMAX10→レベル5~6に、めまいや頭痛の頻度も減少
状態は頸椎と上部胸椎、肋椎の硬さが残るため、動きを出す施術を行いました。
5回目、10日後来院
痛みのレベルがMAX10→レベル5~4に、めまいや頭痛の頻度さらに減少
状態はゆったりとした呼吸ができるようになった。頸椎上部の硬さが残るのでその動きを出す施術を行いました。
セルフケアとして再度座り方指導と胸骨の位置の指導を行いました。
6回目、10日後来院
痛みのレベルがMAX10→レベル3に、めまいや頭痛なし
状態は頸椎上部の硬さがやや残るのでその動きを出す施術を行いました。
セルフケアとして頸椎の動かし方の指導を行いました。
状態が安定してきているので、さらに間隔をあけて経過を見ています。
考察
今回のポイントとなったのが、呼吸への介入です。活動時は胸式呼吸、リラックス時は腹式呼吸と一日の中で呼吸が自然と切り替わることが理想ですが、
交感神経優位な状態が長時間続くと、胸式呼吸から腹式呼吸にうまく切り替えられなくなり、
体を緊張状態からリラックス状態に切り替えられなくなることで身体に様々な不調が出てくるようになります。
胸式呼吸で使われる筋群を弛緩させて、腹式呼吸で使われる筋群を活性化させるために
横隔膜が動きやすいように胸郭の動きをつけていきました。
呼吸数が落ちることで首や肩まわりの筋緊張も緩和し、
体がリラックスモードに切り替わりやすくなったので睡眠の質も向上し症状が落ち着いていきました。
※個人の感想です。100%施術効果を保証するものではありません。
【施術担当・記事作成者 高巣】