2021年7月31日 土曜日
脚全体の重たさ|40代女性|整体
今回は1日中座りっぱなしのデスクワークの方(40代女性)が脚全体の重たさと肩こりでお悩みでした。股関節周りを緩めることと反り返り姿勢を調整することで改善されていった整体の症例紹介です。お仕事の際に夕方から辛さが強くなるとのことでした。
<施術> 【1回目】 立ち姿勢は仰け反り姿勢(スウェイバック姿勢) により、股関節が前方位に見える。 また、 呼吸も浅く首肩周りは緊張しやすい環境。
この姿勢では、股関節周りが硬くなり臀部の筋肉 に対してアプローチをしました。
また呼吸の浅い環境であるため 呼吸に対してもアプローチしました。
セルフケア 日常生活で鼻呼吸を意識すること。 呼吸トレーニング 腿裏のストレッチ
【2回目】 1週間後に来院。 脚の重たさ少しマシに。 肩こりは残っている。とのことでした。 10→8くらい。
前回と同様の仰け反り姿勢と 肩周りの筋肉へアプローチをしました。
セルフケア 前回と同様。
【3回目】 1週間後来院 脚の重たさ8→6 肩こりも残っている セルフケアはしっかりできており、 仰け反り姿勢も残っている。
前回と同じアプローチ
セルフケア コモドストレッチ
【4回目】 1週間後来院 セルフケア出来ておらず 脚の重たさは前回と変わらず。 仰け反り姿勢もまだある
いつものアプローチに加えて 背中の筋肉広背筋に対してアプローチと 呼吸の状態も改善する様に致しました。
セルフケア 呼吸トレーニング コモドストレッチ
【5回目】 脚の重たさは、そこまで感じるようにならなくなったとのことでした。 前回と比べると姿勢も仰け反りがマシになっていました。
引き続き 前回の同様にアプローチで硬くなっている ところをしっかり取り切るようにしました。
主訴の脚の重たさが解消されたので これからは再発しない様なお身体づくりへと移行しました。
姿勢は仰け反り姿勢(スウェイバック姿勢)で、 外側に重心が乗りやすいタイプでした。
この姿勢を治すためには、 腹筋群、臀部、腿裏に力が入る様にすることです。
腹筋群には呼吸の介入をして、 腹部に意識を向けました。 仰け反り姿勢と肩こりは、腹筋群に力を 入れれる様になると姿勢の変化が出ました。
仰け反り姿勢の人は、腿前の筋肉が過剰に働いているので 臀部.腿裏にも働ける様な環境を作り腿前の負担を和らげることが必要です。
この方は仰け反り姿勢により、股関節が前方に飛び出して 後方組織の臀部がとても硬くなっていました。
股関節が前方に出ていると、周りの存在する 血管やリンパ組織が圧迫され血液循環の不良につながります。
さらに、背中の筋肉 広背筋が異常に硬くなっていました。 全体通してみると、 広背筋の過度の緊張により反り返りを増強させ 股関節が前方に出ざる おえない様な環境でもあったと考えられます。
結果 反り返り姿勢も最初より落ち着き脚の重たさも あまり感じない状態になりました。
主訴は下半身ですが、 やはり全体通して見て行かないと症状改善には繋がりません。
Contents
脚全体の重たさが改善した事例解説
<利用者>
40代女性<お悩み>
脚全体の重たさ<その他のお悩み>
肩こり<過去に受けていた施術>
なし<主な施術ポイント>
股関節 臀部<ヒアリング>
仕事中はずっと座りっぱなしで 夕方になると腿裏あたりがすごい重たく感じる とのことでした。<状態>
・仰け反り姿勢 スウェイバック姿勢 ・股関節内旋位 前方位 ・骨盤の前傾位 ・外側荷重 ・臀部の固さ<施術> 【1回目】 立ち姿勢は仰け反り姿勢(スウェイバック姿勢) により、股関節が前方位に見える。 また、 呼吸も浅く首肩周りは緊張しやすい環境。
この姿勢では、股関節周りが硬くなり臀部の筋肉 に対してアプローチをしました。
また呼吸の浅い環境であるため 呼吸に対してもアプローチしました。
セルフケア 日常生活で鼻呼吸を意識すること。 呼吸トレーニング 腿裏のストレッチ
【2回目】 1週間後に来院。 脚の重たさ少しマシに。 肩こりは残っている。とのことでした。 10→8くらい。
前回と同様の仰け反り姿勢と 肩周りの筋肉へアプローチをしました。
セルフケア 前回と同様。
【3回目】 1週間後来院 脚の重たさ8→6 肩こりも残っている セルフケアはしっかりできており、 仰け反り姿勢も残っている。
前回と同じアプローチ
セルフケア コモドストレッチ
【4回目】 1週間後来院 セルフケア出来ておらず 脚の重たさは前回と変わらず。 仰け反り姿勢もまだある
いつものアプローチに加えて 背中の筋肉広背筋に対してアプローチと 呼吸の状態も改善する様に致しました。
セルフケア 呼吸トレーニング コモドストレッチ
【5回目】 脚の重たさは、そこまで感じるようにならなくなったとのことでした。 前回と比べると姿勢も仰け反りがマシになっていました。
引き続き 前回の同様にアプローチで硬くなっている ところをしっかり取り切るようにしました。
主訴の脚の重たさが解消されたので これからは再発しない様なお身体づくりへと移行しました。
【考察】
今回のケースは脚全体の重たさと肩こりについてでした。姿勢は仰け反り姿勢(スウェイバック姿勢)で、 外側に重心が乗りやすいタイプでした。
この姿勢を治すためには、 腹筋群、臀部、腿裏に力が入る様にすることです。
腹筋群には呼吸の介入をして、 腹部に意識を向けました。 仰け反り姿勢と肩こりは、腹筋群に力を 入れれる様になると姿勢の変化が出ました。
仰け反り姿勢の人は、腿前の筋肉が過剰に働いているので 臀部.腿裏にも働ける様な環境を作り腿前の負担を和らげることが必要です。
この方は仰け反り姿勢により、股関節が前方に飛び出して 後方組織の臀部がとても硬くなっていました。
股関節が前方に出ていると、周りの存在する 血管やリンパ組織が圧迫され血液循環の不良につながります。
さらに、背中の筋肉 広背筋が異常に硬くなっていました。 全体通してみると、 広背筋の過度の緊張により反り返りを増強させ 股関節が前方に出ざる おえない様な環境でもあったと考えられます。
結果 反り返り姿勢も最初より落ち着き脚の重たさも あまり感じない状態になりました。
主訴は下半身ですが、 やはり全体通して見て行かないと症状改善には繋がりません。