2021年8月30日 月曜日
片方の頬の盛り上がり|30代 女性|整体
片方の頬の盛り上がりがお悩みの患者さんが改善していくまでの事例紹介です。体の重心の左右差を施術と体の使い方の指導をしていくことで改善し、頬の盛り上がりの左右差がある状態が改善していきました。
<状態把握> ・お子さんを右で抱っこして左荷重にするクセがあり、 上半身が右回旋に捻じれている+体の左側の筋緊張が強い ・表情筋の筋膜が時計回り(顔の右半分が上から下に、左半分が下から上に) に流れているため左の頬が盛り上がっている ・反り返り姿勢による頭の位置が前方位
<施術> 【1回目】 ・反り返りの姿勢を改善するために短縮部位をリリース ・左側の過緊張部位をリリース ・表情筋の筋膜の時計回りをリリース(小顔矯正) セルフケアとして抱っこの後の左の半身のストレッチ指導
【2回目】 8日後来院、左に体重を乗せるクセに気付いた 状態:左荷重位、上半身右回旋が残る 体の歪みからくる影響が強いため、小顔矯正のメニューから整体のメニューに変更 反り返り姿勢・上半身の右回旋のリリースと右に荷重しやすいように施術 セルフケアとして右に荷重しやすいように右ハムのトレーニング指導
【3回目】 17日後来院 状態:荷重バランスOKだが股関節の動きの左右差あり、頭前方位 引き続き同様の施術を行う セルフケアとして右に荷重しやすいように股関節の運動指導
【4・5回目】 それぞれ2週間後来院 状態:荷重バランス、股関節の動きの左右差軽減、頭前方位 引き続き同様の施術を行う セルフケアとして反り返り姿勢の予防のために内側荷重ができるように内転筋のトレーニング指導
【6回目】 2週間後来院、左頬の盛り上がりはまだ残る、右足のむくみやすさあり 状態:右荷重がまだ不完全、頭前方位減少 引き続き同様の施術と右足でしっかり荷重して支えられるように足関節、股関節の調整 セルフケアとして右足指の運動、右ハムの運動指導
【7~10回目】 それぞれ2週間後来院、仕事に復帰し肩こり、疲労あり、むくみ減少 状態:仕事での抱っこで反り返るため頭が前方位、肩甲骨の外転位 引き続き同様の施術と肩甲骨の外転位のリリース セルフケアとして肩甲骨の運動、股関節のストレッチ、荷重の仕方指導
【11・12回目】 それぞれ1か月後来院、左頬の盛り上がり気にならなくなった 状態:頭の前方位が少し残る 前回と同様の施術を行う 定期的なメンテナンスに移行
<考察> 今回の患者さんは日頃からお子さんの抱っこで左に荷重するクセがあり、 左半身が緊張して顔の左右のバランスにまで影響が及んでいました。
施術で右の股関節と足関節の捻れを調整、使い方を指導し、 右側に正しい軸でしっかり荷重できるように調整することで、 荷重のバランスを整え、顔のバランスの影響を取り除いていきました。 正しく荷重することで、股関節周囲の筋バランスが整い、 循環がよくなることで足のむくみも軽減していきました。
また日頃からの外側荷重の習慣によって、 体幹の筋肉が不活性+お子さんの抱っこやお仕事での抱っこで反ってしまうことで反り返り姿勢となっており、 反り返りの姿勢は顔が前方に突出しやすくなり、首の前の筋肉が緊張します。 首の前(鎖骨まわり)には、リンパ節や静脈が集中しており、 筋緊張によりリンパ節や静脈が圧迫されると循環が低下しむくむ原因になります。
施術では反り返りの姿勢で短縮している筋肉をリリースし、 不活性になっている筋肉のトレーニングを行って体の使い方を修正することで 反り返り姿勢による頭前方位が軽減していき、むくみが軽減しました。

利用者
30代女性お悩み
・左の頬が盛り上がる ・朝の顔のむくみその他のお悩み
・肩こり、首こり ・巻き肩 ・身体の疲れやすさ ・足のむくみ過去に受けていた施術
マッサージ主な施術ポイント
姿勢指導(重心指導)施術内容と経過
<ヒアリング> 顔の左の頬だけ盛り上がるのが気になる。 朝から顔がむくんでしまう。 肩や首がこりやすく、巻き肩が気になる。 産後から身体の疲れやすさや足のむくみが出るようになった。<状態把握> ・お子さんを右で抱っこして左荷重にするクセがあり、 上半身が右回旋に捻じれている+体の左側の筋緊張が強い ・表情筋の筋膜が時計回り(顔の右半分が上から下に、左半分が下から上に) に流れているため左の頬が盛り上がっている ・反り返り姿勢による頭の位置が前方位
<施術> 【1回目】 ・反り返りの姿勢を改善するために短縮部位をリリース ・左側の過緊張部位をリリース ・表情筋の筋膜の時計回りをリリース(小顔矯正) セルフケアとして抱っこの後の左の半身のストレッチ指導
【2回目】 8日後来院、左に体重を乗せるクセに気付いた 状態:左荷重位、上半身右回旋が残る 体の歪みからくる影響が強いため、小顔矯正のメニューから整体のメニューに変更 反り返り姿勢・上半身の右回旋のリリースと右に荷重しやすいように施術 セルフケアとして右に荷重しやすいように右ハムのトレーニング指導
【3回目】 17日後来院 状態:荷重バランスOKだが股関節の動きの左右差あり、頭前方位 引き続き同様の施術を行う セルフケアとして右に荷重しやすいように股関節の運動指導
【4・5回目】 それぞれ2週間後来院 状態:荷重バランス、股関節の動きの左右差軽減、頭前方位 引き続き同様の施術を行う セルフケアとして反り返り姿勢の予防のために内側荷重ができるように内転筋のトレーニング指導
【6回目】 2週間後来院、左頬の盛り上がりはまだ残る、右足のむくみやすさあり 状態:右荷重がまだ不完全、頭前方位減少 引き続き同様の施術と右足でしっかり荷重して支えられるように足関節、股関節の調整 セルフケアとして右足指の運動、右ハムの運動指導
【7~10回目】 それぞれ2週間後来院、仕事に復帰し肩こり、疲労あり、むくみ減少 状態:仕事での抱っこで反り返るため頭が前方位、肩甲骨の外転位 引き続き同様の施術と肩甲骨の外転位のリリース セルフケアとして肩甲骨の運動、股関節のストレッチ、荷重の仕方指導
【11・12回目】 それぞれ1か月後来院、左頬の盛り上がり気にならなくなった 状態:頭の前方位が少し残る 前回と同様の施術を行う 定期的なメンテナンスに移行
<考察> 今回の患者さんは日頃からお子さんの抱っこで左に荷重するクセがあり、 左半身が緊張して顔の左右のバランスにまで影響が及んでいました。
施術で右の股関節と足関節の捻れを調整、使い方を指導し、 右側に正しい軸でしっかり荷重できるように調整することで、 荷重のバランスを整え、顔のバランスの影響を取り除いていきました。 正しく荷重することで、股関節周囲の筋バランスが整い、 循環がよくなることで足のむくみも軽減していきました。
また日頃からの外側荷重の習慣によって、 体幹の筋肉が不活性+お子さんの抱っこやお仕事での抱っこで反ってしまうことで反り返り姿勢となっており、 反り返りの姿勢は顔が前方に突出しやすくなり、首の前の筋肉が緊張します。 首の前(鎖骨まわり)には、リンパ節や静脈が集中しており、 筋緊張によりリンパ節や静脈が圧迫されると循環が低下しむくむ原因になります。
施術では反り返りの姿勢で短縮している筋肉をリリースし、 不活性になっている筋肉のトレーニングを行って体の使い方を修正することで 反り返り姿勢による頭前方位が軽減していき、むくみが軽減しました。