2021年10月27日 水曜日
妊娠34週での逆子|30代 女性|マタニティ整体
妊娠34週時の検診で逆子と判明。逆子灸をせずに逆子が改善していくまでの事例紹介です。
逆子灸は効果があります。ただ、やみくもにお灸をするだけでは改善しないケースもあります。
必要な治療のポイントを踏まえ解説していきます。
<主な施術ポイント> 呼吸の介入、アライメント調整、循環の改善
セルフケアとして気がこもりやすい状態なので、 お灸は中止して頂き三陰交については指圧で対応。 合谷と太谿の指圧を追加し血流の循環も促しました。 逆子体操は疲労面や腰の状態を考えると適していないので指導しておりません。
【2回目】 2日後来院、返った感覚があり 肋骨を蹴られている感覚が出てきた。 セルフケアは継続して出来ており胎動も以前よりしっかりと分かるようになってきたとの事。 肩こりや腰痛も軽減しており、お腹も張り感も減っておりました。
【3回目】 8日後、検診でエコー検査を受けてきた結果、 逆子が改善していたとの事でした。 逆子にまたなる可能性もあるので、セルフケアを継続して頂きました。 1週間後来院、予定日近くまではこのペースでメンテナンスを行っていく予定
【施術担当・記事作成者 脇内】
Contents
【妊娠34週の逆子が改善した事例解説】
<利用者>
30代女性<お悩み>
・逆子。<過去に受けていた施術>
なし<主な施術ポイント> 呼吸の介入、アライメント調整、循環の改善
<施術内容と経過・ヒアリング>
妊娠34週での検診で逆子と判明し、ご自宅で逆子灸を三陰交と至陰に繰り返し行っていました。 元々、腰椎椎間板ヘルニアをお持ちで腰痛が長続き妊娠と共に痛みが強くなっていました。<状態>
・ヘルニア (L5、S1間 腰仙移行椎) ・1人目のお子さんの出産後、産後のケアを受けておらず骨盤底筋群の脆弱化がみられる。 ・骨盤は左方向にSwayしている。(抱っこの癖) ・慢性の首肩こり ・腰痛と恥骨痛 ・胎児のポジションは右側寄り。 ・ストレスでお腹が張りやすい。 ・胎動は感じる事ができる。<施術>
【1回目】 ・お腹の張りを取るため頸部の調整 ・胎動の確認 ・上部胸椎フィクスゼーションに対する関節調整 ・骨盤の位置の調整 ・右大臀筋をリリース ・ハムストリングのリリースセルフケアとして気がこもりやすい状態なので、 お灸は中止して頂き三陰交については指圧で対応。 合谷と太谿の指圧を追加し血流の循環も促しました。 逆子体操は疲労面や腰の状態を考えると適していないので指導しておりません。
【2回目】 2日後来院、返った感覚があり 肋骨を蹴られている感覚が出てきた。 セルフケアは継続して出来ており胎動も以前よりしっかりと分かるようになってきたとの事。 肩こりや腰痛も軽減しており、お腹も張り感も減っておりました。
【3回目】 8日後、検診でエコー検査を受けてきた結果、 逆子が改善していたとの事でした。 逆子にまたなる可能性もあるので、セルフケアを継続して頂きました。 1週間後来院、予定日近くまではこのペースでメンテナンスを行っていく予定
<考察>
逆子の治療のポイントは、 お腹の中のスペースを確保する事と血液循環を改善する事です。 逆子は一般的に"冷え"が原因と言われますが、 熱がこもりやすい方にお灸などの熱を加えると余計に循環が悪くなる事もあります。 ただ、全てが方が該当するとは限らないので1人1人カウンセリングを行い、 治療を進めていく事をおすすめします。【施術担当・記事作成者 脇内】