2021年2月28日 日曜日
靴下を履く動作ができないぐらいの腰痛|30代女性|整体
靴下を履く動作ができないくらい痛かった腰痛がお悩みの女性の改善していくまでの事例紹介です。元々若い時から腰痛でしたが、ここ最近は何もしていない時も気になっていたようです。筋肉や関節の調整と体性感覚を活性化することで状態が改善していきました。
<状態把握> ・右の骨盤が左の骨盤より前傾位が強い ・左の上半身が縮こまっている ・立位・座位で体が左に傾き、左に荷重がかかっている ・胸郭の動きが硬く、上半身にも力が入っている
<施術> 【1回目】 右に体重をかけられる状態にするために右の骨盤の位置の調整 右のハムストリングスが使えてなかったため活性化 胸郭の動きをつけるために胸椎と肋骨の関節調整 腹部の緊張をリリース 左背腰部の短縮をリリース
セルフケアとして右のハムストリングスの運動を指導
【2回目】 5日後来院、痛みのレベル10→5、起床時に力を入れると痛みが走る 寝つきがよくなった
右骨盤前傾位 座位・立位での左荷重は軽減 右のハムストリングスはまだ反応が弱い
引き続き右に荷重をかけられるように同様の施術を行う
【3回目】 1週間後来院、痛みのレベルほぼ0、体をしっかり動かすことができた すぐ眠れるようになった
右骨盤前傾位少し残る 上半身の左短縮が少し残る 座位・立位の左荷重は少し残る
引き続き同様の施術と右の足関節の調整 右足の荷重の感覚をより養うために片足飛び指導
引き続き左荷重が残るため、施術を継続中
また、本来睡眠で体が回復するはずですが、睡眠の質が悪い上に胸郭や腰部の緊張により循環も滞っていたため 疲労が蓄積しやすく痛みが慢性化していたようです。
側弯症の場合は体のバランスの感覚が通常より鈍い傾向になりやすく、特に右の体の感覚が鈍くなっていました。
右に体重をかけやすいように骨盤の位置の調整、短縮した部位のリリース、 右の感覚の活性化を行うことで左の負担が軽減して痛みが減少していきました。
睡眠の質は胸郭や腰部の動きを付けることで寝返りをしやすく、 ゆったりとした呼吸ができる状態に整えることで改善し、循環もしやすくなることで疲労の回復を促していきました。
靴下を履く動作ができないくらいの腰痛が良くなった事例解説
利用者
30代女性お悩み
骨盤まわり、左腰まわりに電気が走ったような痛みや重たい痛みがあるその他のお悩み
なし過去に受けていた施術
整体、マッサージ主な施術ポイント
体性感覚の活性化施術内容と経過
<ヒアリング> 元々若い頃からずっと腰痛があり、10代から側弯症。 ここ2週間くらい前から静止時も動作時も骨盤や腰回りに痛みがあり、特に立った状態で靴下をはいたりなどの前屈の動きができなくなった。 寝つきが悪く、朝が起きにくかったり、寝た感じがしない。 元々胃もたれ、めまい、動悸があり。<状態把握> ・右の骨盤が左の骨盤より前傾位が強い ・左の上半身が縮こまっている ・立位・座位で体が左に傾き、左に荷重がかかっている ・胸郭の動きが硬く、上半身にも力が入っている
<施術> 【1回目】 右に体重をかけられる状態にするために右の骨盤の位置の調整 右のハムストリングスが使えてなかったため活性化 胸郭の動きをつけるために胸椎と肋骨の関節調整 腹部の緊張をリリース 左背腰部の短縮をリリース
セルフケアとして右のハムストリングスの運動を指導
【2回目】 5日後来院、痛みのレベル10→5、起床時に力を入れると痛みが走る 寝つきがよくなった
右骨盤前傾位 座位・立位での左荷重は軽減 右のハムストリングスはまだ反応が弱い
引き続き右に荷重をかけられるように同様の施術を行う
【3回目】 1週間後来院、痛みのレベルほぼ0、体をしっかり動かすことができた すぐ眠れるようになった
右骨盤前傾位少し残る 上半身の左短縮が少し残る 座位・立位の左荷重は少し残る
引き続き同様の施術と右の足関節の調整 右足の荷重の感覚をより養うために片足飛び指導
引き続き左荷重が残るため、施術を継続中
考察
今回の患者さんは右に荷重をかけることが苦手なために座位も立位も常に左に体重が乗っていた結果、 左の腰部の筋緊張がとても強くなり前屈など筋肉が引き延ばされる動作が困難になっていたものと考えられます。また、本来睡眠で体が回復するはずですが、睡眠の質が悪い上に胸郭や腰部の緊張により循環も滞っていたため 疲労が蓄積しやすく痛みが慢性化していたようです。
側弯症の場合は体のバランスの感覚が通常より鈍い傾向になりやすく、特に右の体の感覚が鈍くなっていました。
右に体重をかけやすいように骨盤の位置の調整、短縮した部位のリリース、 右の感覚の活性化を行うことで左の負担が軽減して痛みが減少していきました。
睡眠の質は胸郭や腰部の動きを付けることで寝返りをしやすく、 ゆったりとした呼吸ができる状態に整えることで改善し、循環もしやすくなることで疲労の回復を促していきました。