妊娠中の頭痛｜３０代女性｜マタニティ整体

今回のケースでは妊娠中に頭の痛みが出てきた方の施術の経過報告です。主に咀嚼で使う咬筋や疲労の問題が関わっていたのでそのあたりにアプローチを行うことが今回の症例のポイントとなりました。

マタニティの頭痛についての解説

利用者

３０代女性　妊娠１４週目

お悩み

頭痛

その他のお悩み

首から背中のこり

過去に受けていた施術

マッサージ、整体、鍼灸

主な施術ポイント

足底部、頭皮の調整

施術内容と経過

<ヒアリング>
もともと首～背中のこりは慢性的に感じていた。
特に右肩がゴリゴリするような感覚・後頭部から肩甲骨の上角にかけてのこり感。
今まで頭痛なんて感じなかったのに、二人目妊娠後から急に出始めた。
１人目の産後に骨盤などのケアができていないので、そのあたりもかねてできればとご本人。

<検査>
・側頭部から咬筋にかけての緊張が強い
・猫背(体の前面の緊張が強い)
・骨盤底筋の弱さ
・体全体の疲労

<施術>
抱っこをする際の肩や腕の使い方に偏りがあり、産後の育児疲労も強い状態。
姿勢不良における肩周りの負担も大きくなっていることも症状の一因と考える。
上記検査部位を中心に施術を実施。
施術後、全身の軽さを感じる。

【２回目】
６日後来店。
前回後背中の張り感はほとんど感じなくなっている。
肩のこり１０→７。
頭痛は和らいだ気がするがまだ感じる。

【３回目】
９日後来店。
つわりがきつく寝込む日が多かった。
頭痛もまだ感じる日があった。
施術時の検査で、最初のような頭皮などの緊張はマシになっているので、引き続き施術で調整していく。

【４回目】
５日後来店。
前回施術を受けてからは頭痛が出る日はなかった。
今まで頭痛が出ない週がなかったので嬉しい！とご本人。
あと１～２回様子を見て痛みが出ないかチェック。

【５回目】
７日後来店。
あれから頭痛は感じずに過ごせている。
今後は予防としての施術を続けながら、肩こりなど他の症状も軽減できるように調整していく。

考察

こちらの女性は妊娠中の頭痛にお悩みで当店に来られました。
主に咬筋の緊張と妊娠による体質の変化、疲労の蓄積などの影響が出ていたと考えられます。
その中でも咬筋の緊張は特に重要で、筋肉の特性上、咀嚼や緊張した時など日常的に使うことが多いのですぐにまた緊張してしまいます。
そのあたりをしっかりと施術で緩めたり、セルフケアで補ったりすることで症状は回復に向かうケースが多いです。
頑固な頭痛の場合、もう少し時間がかかるケースもありますがこちらの女性の場合数回の施術で回復してくれて良かったです。

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