目の奥が重い、肩がこる|20代女性|整体
利用者
20代女性 吹田市原町お悩み
肩こりその他のお悩み
頭痛(目の奥が痛い)過去に受けていた施術
鍼灸施術主な施術ポイント
眉間、自律神経の調整(呼吸しやすく)施術内容と経過
【1回目】肩こり:まずは目の奥が重くなり始め、その後に肩こり→頭痛→全身のだるさに。
同じような不快感は学生時代から感じており、中学でしていたスポーツを辞めてからきつくなってきた。
就職してからは、PCワークメインの仕事で仕事中はもちろんのこと、休日でも緊張感が抜けない感覚があり
常に気を張っているような状態である。
一度病院で頭痛について相談したが「様子を見るしかない」と言われ、今は市販の薬を服用しながらなんとかやり過ごしている。
全体の状態把握を行うと、頭蓋骨全体の動きの悪さ・呼吸の浅さが目立つ。
これらはいわゆる自律神経の乱れがあった場合に起こりやすいなので
全身の緊張部位を手技で緩めながら呼吸をしやすい環境作りを行う。
吸気時に胸郭の動きが悪くなっていたので、胸肋関節なども調整。
自律神経や循環系の改善の指標になる肩の外転テストはまだ重さはあるものの、本人も実感できるレベルで変化が出た。
次回の反応をみながらさらに原因を浮き彫りにしていく。
【2回目】
3日後来店。
前回後、いつもに比べて肩が軽い感じがした。
目の奥の重たさは特に変化は感じなかった。
昨日は、仕事をしながら頭痛が出そうな感覚があった。
状態把握にて、3日前に施術した割には初回とほぼ同じ状態に戻っている。
緊張や自律神経の乱れのレベルはかなり強いとみられる。
前回と同じ方針ですする。
【3回目】
3日後来店。
頭痛は感じなくなったが、肩・目の不快感は同じ程度で続く。
今回の施術中に、眉間のあたりの緊張が気になったので、前回と同方針の施術に加えて調整。
【4回目】
5日後来店。
肩のこり感:10→6
この一週間で頭痛は1度だけ感じた。
数日後から職場の異動があり、「精神的・肉体的負担が増えそう」とのこと。
【5回目】
7日後来店。
肩こりは前回と同じ状態。
目の重さ:10→7。
変化をみていると、どうやら眉間のあたりの緊張との関連が深い様子。
【6回目】
7日後来店。
肩こり:10→5。
目の重さ:あまり感じることはなかった。
【7回目】
2週間後来店。
肩こり・目の重さ:1週間はほとんど感じずに過ごせた。
2週間目に入った頃からはジワジワと戻る感覚あり。
【8回目】
7日後来店。
肩こり:10→3
目の重さ:10→2。
引き続き眉間のあたりも施術。
【9回目】
8日後来店。
年末で仕事忙しく、本日はこり感(+)
【10回目】
13日後来店。
2週間空いた割には好調をキープできた。
【11回目】
目の重さ:ここ数週間ほとんど感じなかった。
肩こり:仕事の忙しさ・ストレスによって多少波はあるが、初回に比べるとほとんど感じることはなくなった。
今後はこの状態を維持するため、2~3週間に一度の施術でメンテナンスを行っていく。
考察
今回はデスクワークをされている方のこりや重さでした。デスクワークをしていると、足などの下半身はほとんど動かさないのに、上半身や頭はフルに活動します。
すると、下半身への血行は悪くなっているのに、使っているエネルギーは上に集中する、という状態になります。
これを東洋医学では「上実下虚」と言います。この状態になってしまうと
上に発生した過剰なエネルギーが影響して肩や頭・目などに様々なものを引き起こします。
その他に今回のケースで要素として大きかったのが、眉間の硬さです。
眉間の奥には松果体という器官があります。そこでは眠りに関連するホルモンなどが分泌されますが
この松果体の細胞の構造は目の網膜と同じような細胞でできていることも解明されてきました。
目から得られる以外の情報を感じるいわゆる”第三の眼”です。
ストレスを感じているときに眉間にシワがよるのは、おそらくこれらの不快な要素を
拒否したくなっているからだと筆者は考えます。
これらの状態を整えることや、緊張を生んでいた自律神経の状態を整えることが今回の辛さの解消につながったのだと思います。
※個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。
【記事作成者 整体太郎と鍼灸花子(吹田市江坂)】
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