2021年1月31日 日曜日
腰のくびれの左右差|20代女性|整体
半年前に始まった在宅ワークで姿勢が悪化し、動くことが減った事により、体ガチガチになったことがお悩みの女性の改善していくまでの事例紹介です。筋肉や関節の調整と感覚器を活性化することで状態が改善していきました。
<状態把握> ・左の腰部が縮まっている ・左の肋骨の弾性が低下している ・頭が前方突出 ・腰椎が右に回旋位 ・左に荷重がかかっている
<施術> 【1回目】 頭の位置の調整 腰椎、骨盤の位置の調節 左の腹部の筋緊張をリリース セルフケアとして左の腹部ストレッチ、座り方指導
【2回目】 1週間後来院、腰のくびれの左右差少し減少 腰椎の右回旋はまだ強い 引き続き同様の施術を行う
【3回目】 1週間後来院 体の捻れに気付けておらず、体性感覚に問題あり 検査にて左の片足立ちでの不安定性、左目の運動のしにくさがあり 骨盤の捻じれ減少 引き続き同様の施術を行う セルフケアとして足のケンケンで体性感覚を鍛える
【4回目】 1週間後来院 体の捻れに気付けるようになった 荷重のバランスを整える施術 腰椎の回旋の捻れをリリース セルフケアとして片方に荷重を乗せるトレーニング
【5回目】 2週間後来院 体の捻れほぼない状態に、肩の左右差もなし 起立筋の筋緊張の左右差がまだ残る 引き続き荷重のバランスを整える施術
【6回目】 2週間後来院 体の捻れなし、腰椎の回旋の捻れなし、くびれの差が残る セルフケアとして右の腰部・臀部・大腿部の筋出力を上げるトレーニング
【7回目】 2週間後来院 体の捻れなし、くびれの差があと少し残る セルフケアとしてインナーユニット活性化のトレーニング
【8回目】 2週間後来院 インナーユニットの出力OK くびれの差があと少し残る→胸郭の開きの左右差が影響 セルフケアとして胸郭の左右差をとるトレーニング
【9回目】 2週間後来院 くびれの差があと少し残る 胸郭の左右差減少 セルフケアとして起立筋の左右差をとる体幹トレーニング
【10回目】 3週間後来院 くびれの差ほぼなし、体の中心で立てる自覚あり 今後は状態維持のためのメンテナンスに移行
物理的に左右差を生んでいる筋肉の短縮部位のリリースや骨格、関節の可動域の左右差を整えることはもちろんですが、本人が体の歪みに気付けないとただただ施術→元に戻る→施術→元に戻る…を繰り返すことになってしまいます。
姿勢は体の感覚器(視覚や平衡感覚など)からの情報の入力が脳で統合された結果を表しているため、 感覚器からの情報入力に問題(左右差や働きが落ちているなど)があると 姿勢が歪んでいることに気付けないためそのまま修正されず歪んだままになります。
検査を行うと感覚器の問題もあったため感覚器のトレーニングをしつつ、 使えていなかった筋肉の活性化と筋力の左右差も鍛えていくことで 姿勢がしっかり維持できるようになりました。
在宅ワークによる姿勢の歪みが良くなった事例解説
利用者
20代女性お悩み
姿勢が悪い(腰のくびれの左右差、肩のなで肩)その他のお悩み
肩こり過去に受けていた施術
なし主な施術ポイント
感覚器のトレーニング施術内容と経過
<ヒアリング> 半年前、在宅勤務が始まってから姿勢の悪さに悩みはじめて、身体が固まったような感覚がある。 腰のくびれの左右差をなくしたい左肩のなで肩を直したい<状態把握> ・左の腰部が縮まっている ・左の肋骨の弾性が低下している ・頭が前方突出 ・腰椎が右に回旋位 ・左に荷重がかかっている
<施術> 【1回目】 頭の位置の調整 腰椎、骨盤の位置の調節 左の腹部の筋緊張をリリース セルフケアとして左の腹部ストレッチ、座り方指導
【2回目】 1週間後来院、腰のくびれの左右差少し減少 腰椎の右回旋はまだ強い 引き続き同様の施術を行う
【3回目】 1週間後来院 体の捻れに気付けておらず、体性感覚に問題あり 検査にて左の片足立ちでの不安定性、左目の運動のしにくさがあり 骨盤の捻じれ減少 引き続き同様の施術を行う セルフケアとして足のケンケンで体性感覚を鍛える
【4回目】 1週間後来院 体の捻れに気付けるようになった 荷重のバランスを整える施術 腰椎の回旋の捻れをリリース セルフケアとして片方に荷重を乗せるトレーニング
【5回目】 2週間後来院 体の捻れほぼない状態に、肩の左右差もなし 起立筋の筋緊張の左右差がまだ残る 引き続き荷重のバランスを整える施術
【6回目】 2週間後来院 体の捻れなし、腰椎の回旋の捻れなし、くびれの差が残る セルフケアとして右の腰部・臀部・大腿部の筋出力を上げるトレーニング
【7回目】 2週間後来院 体の捻れなし、くびれの差があと少し残る セルフケアとしてインナーユニット活性化のトレーニング
【8回目】 2週間後来院 インナーユニットの出力OK くびれの差があと少し残る→胸郭の開きの左右差が影響 セルフケアとして胸郭の左右差をとるトレーニング
【9回目】 2週間後来院 くびれの差があと少し残る 胸郭の左右差減少 セルフケアとして起立筋の左右差をとる体幹トレーニング
【10回目】 3週間後来院 くびれの差ほぼなし、体の中心で立てる自覚あり 今後は状態維持のためのメンテナンスに移行
考察
今回は在宅勤務で姿勢が悪化したことが悩みで来られたとのことでしたがお体をチェックしていくと、 長年体の使い方に偏りが生じ、それが蓄積した結果として姿勢の歪みが表れている状態でした。物理的に左右差を生んでいる筋肉の短縮部位のリリースや骨格、関節の可動域の左右差を整えることはもちろんですが、本人が体の歪みに気付けないとただただ施術→元に戻る→施術→元に戻る…を繰り返すことになってしまいます。
姿勢は体の感覚器(視覚や平衡感覚など)からの情報の入力が脳で統合された結果を表しているため、 感覚器からの情報入力に問題(左右差や働きが落ちているなど)があると 姿勢が歪んでいることに気付けないためそのまま修正されず歪んだままになります。
検査を行うと感覚器の問題もあったため感覚器のトレーニングをしつつ、 使えていなかった筋肉の活性化と筋力の左右差も鍛えていくことで 姿勢がしっかり維持できるようになりました。