2025年2月17日 月曜日
SLAP損傷(上方関節唇損傷)
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SLAP損傷(上方関節唇損傷)と診断され不安になられているあなたへ
野球でボールを投げられなくなった。普段から肩をたくさん使う仕事をしていて力を入れるのが辛くなった。
このような症状で病院を受診し SLAP損傷と診断され
リハビリや接骨院に通ったけどあまり良くならず不安になられていませんか?
まず、お伝えしたいことがあります。
SLAP損傷はで早期に回復します。
しかも、高確率で・・・。
あなたがもし以下で説明するタイプ3もしくは4に当てはまり 絶対に手術が必要と言われていないのであれば
解消出来る可能性が高いので安心して下さい。
このページでは当院でどのように改善していくかを記しています。
ぜひ最後までご覧ください。
SLAP損傷とは?

SLAP損傷(上方関節唇損傷)は野球やバレーボールなどのオーバーヘッドスポーツに多く起こる障害で、繰り返しの投球動作や特定の作業での反復動作により、上方関節唇(SLAP)が関節窩から剥がれてしまう状態です。
肩関節は肩甲骨と上腕骨で構成されます。
関節唇はゴムパッキンの役割を果たしており、 肩関節を安定させています。
肩関節は関節のはまりが浅い特徴がある為、関節唇で浅いはまりをカバーするように出来ています。
SLAP損傷の症状
SLAP損傷の分類
SLAP損傷は4つの形態に分類されます。(Snyder分類)

タイプ:1 上方関節唇辺縁のすれ切りのみ

タイプ:2 上方関節唇と上腕骨二頭筋長頭が関節唇から剥離し上腕二頭筋腱付着部辺縁は残っている

タイプ:3 上方関節唇がバケツ柄状に損傷し関節内に転位している。関節唇と上腕二頭筋腱付着部辺縁は残っている

タイプ:4 バケツ柄状の損傷が上腕二頭筋腱にまで及ぶもの
*発症頻度はタイプ2が1番多いと言われています。
SLAP損傷の原因
SLAP損傷の鑑別
反復性脱臼の元になる疾患です。また上腕骨頭(ボール)のはまり込む関節窩(受け皿)の損傷もバンカート損傷の一つです。
レントゲンには映らない病変もあるため、MRIの検査が必要になる事もあります。
脱臼骨折なので手術が必要な場合もあります。
SLAP損傷の一般的な治療法
病院では安静の指示、薬、注射などを実施し様子を見られることがほとんどです。その後、電気や超音波などの物療 ストレッチやマッサージなどをこなうことがほとんどのようです。
*病院では3ヶ月経っても改善する傾向がみられなければ、手術が検討されるようです。
当院での施術
筋組織のみならず内臓や自律神経なども合わせて調整をしていきます。
手術を選択した方がいいSLAP損傷
整形外科で精密検査を受けられ タイプ3以上と診断を受けた場合、手術を選択された方が結果としてはいいかもしれません。上方関節唇は関節包内の損傷になる為、剥離をして遊離したものが関節の中に入ると 引っ掛かりも強くなり外からの徒手療法では改善が困難になります。
メッセージ

SLAP損傷は傷んだ組織を戻さないと改善はほとんど見込めません。
たとえ診断されたとしても適切な施術を行わなければ完璧な回復は見込めません。
もしあなたが出来るだけ早期に改善したい 再発は防ぎたいとお考えでしたら
私たちがお力になれると思います。
傷んだ組織は時間が経てば経つほど改善しにくくなります。
出来るだけお早めにご相談ください。