2021年9月25日 土曜日
1年前から気になっていたストレートネック|20代 女性|整体
1年前からストレートネックに悩まれていた患者さんが改善していくまでの事例紹介です。体の重心の位置の調整と肩甲骨の位置の調節、使えていない筋肉の活性化の指導をしていくことで姿勢が改善し、ストレートネックが改善していきました。
<状態把握> ・反り返り姿勢による、腰の反りと頭の位置が前方位になっている ・左に荷重するクセがあり、右の骨盤ー股関節の動きに硬さあり ・肩に常に力が入っている
<施術> 【1回目】 ・反り返り姿勢を改善するために短縮部位をリリース ・鎖骨まわりをリリース ・右の骨盤ー股関節の動きの連動をよくするために股関節をリリース セルフケアとして反り返り姿勢予防のために臀部のストレッチ、 骨盤ー股関節の連動をスムーズにするためのトレーニング指導
【2回目】 7日後来院、寝たら疲れが取れやすかった、肩こり、腰痛減少 状態:反り返り姿勢減少、左荷重減少 前回と同様の施術を行う セルフケアとして骨盤を立てるインナーマッスルのトレーニング指導
【3回目】 8日後来院、寝たら元気になった、肩こり・腰痛なし 状態:反り返り姿勢減少、左荷重減少、肩の力が抜けていない 引き続き同様の施術と左の仙腸関節の調整を行う セルフケアとして腹式呼吸のトレーニング指導
【4回目】 9日後来院、肩こり・腰痛なし 状態:腰の反りなし、左荷重消失、頭の前方位が残る、肩の力が抜けていない 頭の前方位のバランス調整を行う
【5回目】 5日後来院、体の調子良好。 状態:頭の前方位、肩の力が抜けていない(肩甲骨外転位+挙上位) 前回と同様の施術を行う セルフケアとして肩甲骨の位置を正す運動指導
【6回目】 10日後来院、体の調子良好。 状態:頭の前方位なし、肩甲骨の外転位なし、肩甲骨の挙上位と僧帽筋の緊張が残る 前回と同様の施術を行う 引き続き肩甲骨の挙上位をリリースしていく
<考察> 今回の患者さんは、反り腰と巻き肩、ストレートネックにお悩みで、 評価するとスウェイバック姿勢という分類の姿勢でした。
スウェイバック姿勢は後ろ重心で後方に大きく反っているため、 バランスを取ろうとして頭が前方位になりストレートネックになりやすくなります。 また、肩甲骨の位置は胸椎の後湾により外側に移動しやすくなり、巻き肩にもなりやすくなります。
スウェイバック姿勢だと体が脱力しにくいため、交感神経優位になりやすく疲れがとれにくく、 肩や腰部の筋肉が短縮して硬くなるため肩こり、腰痛の原因になります。
施術は頭の位置だけを調節しても全体の重心位置が変わらなければまた同じ状態を繰り返してしまうため、 全体のバランスを調節する必要があります。 短縮している部位をリリースし、縮こまって使えていない筋肉をストレッチ+活性化することで、 姿勢が整い、症状も軽減していきました。
また、常に気を張っているお仕事のため、肩で呼吸をしやすく呼吸が荒くなっていました。 横隔膜で呼吸をできるように腹式呼吸のトレーニングも指導することで、 より体がリラックスしやすくなり疲労の蓄積も減少していきました。
利用者
20代女性お悩み
・ストレートネックを直したい ・そり腰を直したい ・巻き肩を直したいその他のお悩み
・肩こり、腰痛 ・息の荒さ、時々のぼせる過去に受けていた施術
なし主な施術ポイント
姿勢指導 呼吸指導施術内容と経過
<ヒアリング> 1年前から反り腰と巻き肩、ストレートネックが気になるようになった。 時々のぼせたり、息の荒さも気になる。 今は肩こりや腰痛もあり、寝ても疲れが取れにくい。 元気になって何事も楽しめるようにしていきたい。<状態把握> ・反り返り姿勢による、腰の反りと頭の位置が前方位になっている ・左に荷重するクセがあり、右の骨盤ー股関節の動きに硬さあり ・肩に常に力が入っている
<施術> 【1回目】 ・反り返り姿勢を改善するために短縮部位をリリース ・鎖骨まわりをリリース ・右の骨盤ー股関節の動きの連動をよくするために股関節をリリース セルフケアとして反り返り姿勢予防のために臀部のストレッチ、 骨盤ー股関節の連動をスムーズにするためのトレーニング指導
【2回目】 7日後来院、寝たら疲れが取れやすかった、肩こり、腰痛減少 状態:反り返り姿勢減少、左荷重減少 前回と同様の施術を行う セルフケアとして骨盤を立てるインナーマッスルのトレーニング指導
【3回目】 8日後来院、寝たら元気になった、肩こり・腰痛なし 状態:反り返り姿勢減少、左荷重減少、肩の力が抜けていない 引き続き同様の施術と左の仙腸関節の調整を行う セルフケアとして腹式呼吸のトレーニング指導
【4回目】 9日後来院、肩こり・腰痛なし 状態:腰の反りなし、左荷重消失、頭の前方位が残る、肩の力が抜けていない 頭の前方位のバランス調整を行う
【5回目】 5日後来院、体の調子良好。 状態:頭の前方位、肩の力が抜けていない(肩甲骨外転位+挙上位) 前回と同様の施術を行う セルフケアとして肩甲骨の位置を正す運動指導
【6回目】 10日後来院、体の調子良好。 状態:頭の前方位なし、肩甲骨の外転位なし、肩甲骨の挙上位と僧帽筋の緊張が残る 前回と同様の施術を行う 引き続き肩甲骨の挙上位をリリースしていく
<考察> 今回の患者さんは、反り腰と巻き肩、ストレートネックにお悩みで、 評価するとスウェイバック姿勢という分類の姿勢でした。
スウェイバック姿勢は後ろ重心で後方に大きく反っているため、 バランスを取ろうとして頭が前方位になりストレートネックになりやすくなります。 また、肩甲骨の位置は胸椎の後湾により外側に移動しやすくなり、巻き肩にもなりやすくなります。
スウェイバック姿勢だと体が脱力しにくいため、交感神経優位になりやすく疲れがとれにくく、 肩や腰部の筋肉が短縮して硬くなるため肩こり、腰痛の原因になります。
施術は頭の位置だけを調節しても全体の重心位置が変わらなければまた同じ状態を繰り返してしまうため、 全体のバランスを調節する必要があります。 短縮している部位をリリースし、縮こまって使えていない筋肉をストレッチ+活性化することで、 姿勢が整い、症状も軽減していきました。
また、常に気を張っているお仕事のため、肩で呼吸をしやすく呼吸が荒くなっていました。 横隔膜で呼吸をできるように腹式呼吸のトレーニングも指導することで、 より体がリラックスしやすくなり疲労の蓄積も減少していきました。