2019年7月27日 土曜日
走ると痛い膝の痛み|9歳 小児(女子)|小児整体
マラソンや大縄跳びだけで感じる膝の痛み。最初は成長痛かなと思っていても実は本当に痛めている可能性も・・。今回は意外なところが原因で膝の痛みに繋がっていました。今回は9歳の女の子の症例を元に解説していきます。
マラソン後に膝の痛みを感じる。
走っている時は感じないが終わったあとに痛みがでて、階段をあがるのも痛い。
普通の体育の時は感じない。
一日中座っていることが多いとのこと。姿勢をチェックしてみると、
左に体重をのせ後ろにもたれる様な姿勢でした。それによりその周辺の筋肉(大腿や臀部といった股関節付近)
疲労をおこし、膝がそれを庇い痛みが出たと考えました。
最初は両足の痛みだったものが2回目から左のみになったのがいい例です。
あとは猫背のような姿勢になりやすいので胸郭や体幹部をアプローチすることでより
下肢だけでなく体全体を使って動かせるようになったので痛みがでなくなったと考えます。
まだペタペタ歩く癖があるので今後の経過を見ながら、施術していきます。
担当 田中
・【症例】膝・肩の痛みで正座や抱っこができない|50代女性|整体
・【症例】産後の腰痛・膝痛|30代女性|産後骨盤矯正
・産後の腰痛・膝痛|30代女性|産後骨盤矯正 【記事作成者 整体太郎と鍼灸花子(吹田市江坂)】
利用者
9歳 女性 吹田市在住主症状
膝の痛みその他の症状
なし過去に受けていた施術
なし主な施術ポイント
姿勢不良、両膝の関節調整、骨盤矯正施術内容と経過
【1回目】マラソン後に膝の痛みを感じる。
走っている時は感じないが終わったあとに痛みがでて、階段をあがるのも痛い。
普通の体育の時は感じない。
本を読むのが好きということもあり座り姿勢が多い。その際に骨盤をかなり後傾させ左に体重を乗せる癖がある。
そのため腸腰筋、ハム、腓腹筋の緊張が強いため緩めてバランスをとる。
骨盤矯正を行い左右のバランスを整え
腓腹筋の緊張を緩和させるためセルフケアとしてつま先立ちを伝えて終了。
【2回目】
3日後に来院。
マラソン大会ということで走っている時は痛みなかったが歩いて帰る頃には左だけ痛みがでた。
その後すぐに痛みはひいた。
大腿四頭筋やハムの緊張がまた強くでていたので、緩めて膝関節の調整を行う。
体幹と足の筋肉の強化のため片足立ちでキャッチボールを伝えました。
【3回目】
次は大縄大会があり何回も飛ぶと左膝内側に痛みがでる。右は大丈夫とのこと。
前回同様、足の緊張をとりつつ
上半身が上手く使えていないことがわかったので胸郭や肩甲骨のアプローチをする。
また、手を大きく振って歩くことを指導しました。
【4回目】
大縄大会後も痛みなく過ごせている。
体育も問題なく受けれている。
まだペタペタ歩く癖があるので
<>膝関節や足首のアプローチをして終了。
考察
今回は膝に負担のかかる運動をした際に痛みが出るということでした。もともと本が好きということもあり一日中座っていることが多いとのこと。姿勢をチェックしてみると、
左に体重をのせ後ろにもたれる様な姿勢でした。それによりその周辺の筋肉(大腿や臀部といった股関節付近)
疲労をおこし、膝がそれを庇い痛みが出たと考えました。
最初は両足の痛みだったものが2回目から左のみになったのがいい例です。
あとは猫背のような姿勢になりやすいので胸郭や体幹部をアプローチすることでより
下肢だけでなく体全体を使って動かせるようになったので痛みがでなくなったと考えます。
まだペタペタ歩く癖があるので今後の経過を見ながら、施術していきます。
担当 田中
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