手のシビレ

様々な原因によって起こる手のシビレ。「そのうち良くなるだろう」と放置していませんか？実は重大な病気が潜んでいるケースも、、、今回は、そんな手のシビレについて解説した内容でお送りします。

このような事でお悩みではありませんか？

☑手の指先がしびれる
☑肩から腕にかけてだるさがある
☑自転車に乗ると手がしびれる
☑家事の途中で腕がだるくなってくる

シビレの原因は？

手のシビレの原因は様々あり、

☑脳の血管や神経の問題
☑心臓の問題
☑頚椎の問題
☑肩周辺の問題
☑肘の問題
☑手首の問題

よく取り上げられるのは、”ヘルニア”による頚椎の要因ですね。
整形外科に行ったら、「軽いヘルニアですねー」なんて言われたり...
首を後ろに倒したらシビレがきつくなるのも、この頚椎の神経根の問題の特徴です。

実は首や肩以外に原因が？

先ほどお伝えしたように”シビレ”と聞くと、ヘルニアなどに代表される神経根や肩周辺の神経の圧迫によって引き起こされるものであると考える方が多いようです。
実際、来られた利用者さんの中でも、「先生、最近腕もシビレてきてるんですけど、多分肩首から来てるんだと思います」のように、肩や首とのシビレの関連性を訴える方は多くいらっしゃいます。

確かにそれら中枢部分の原因が引き金となってシビレが起こるケースはありますが、実は末梢の問題を取り除くことでシビレが解消するケースが非常に多いのです。

末梢の原因とは？

主に肩から手先にかけての部位の原因です。

☑肩周囲
☑上腕
☑肘
☑前腕
☑手首

などです。

解消方法は？

頚椎など、中枢部に問題があるケースは手術をすすめられるケースが多いようですが、その手術でシビレが１００％取れるかと言われれば、正直難しいところ。整体などでケアするにしても、末梢の問題よりは時間を要します。
私が臨床で見てきた範囲の中では、中枢に原因があるパターンが２～３割、末梢に原因があるパターンが７～８割ぐらいの割合でみられます。

【末梢に対するアプローチ】
主に循環機能を上げていきます。
血管はもちろんのこと、指令を伝える際の経路である神経の通り道を確保する必要があります。
たとえば肘や手首の関節に歪みがあったり、筋肉や筋膜の緊張によって上記の通り道の流れが悪くなると今回のシビレや痛み・だるさなど様々な不快感を引き起こします。
当店では、循環の大元である内臓などの機能をまず整え、その後に末梢部の循環へもアプローチしていきます。

重大な病気のサインの可能性も？

シビレは上記の脳血管の問題や心臓疾患などによっても現れます。

もし、

☑シビレが全然良くならない
☑唇が痺れる
☑しゃべりにくい、ろれつが回らない
☑胸の苦しさがある
☑頭痛が伴う

などの状態であれば場合はまず医師の診断を受けましょう。

関節リウマチによるケースも

出産後は同じような関節の痛みで稀に関節リウマチに罹っているケースがあります。

片側だけでなく左右両側に痛みを感じたり、手指の関節も同時に痛むケースでは

念のため整形外科などの医療機関を受診されることをオススメします。（血液検査等）

リウマチが陰性だった場合、施術を行うことで回復スピードが上がりますので

お早めにご相談いただければと思います。

【記事作成者　整体太郎と鍼灸花子(吹田市江坂)】

関連記事

・寝違いは腕の問題で起こる！？

・肩こり首こりについて
・産後の手首の痛み(腱鞘炎)

・【症例】手首が痛くて抱っこができない！