2023年4月25日 火曜日
軽度の後骨間神経麻痺が改善 | 40代 男性 | 整体
自宅のソファでうたた寝をし、起きた時は腕の痛み、しびれが生じ、
後に指を伸ばせなくなった状態が改善していくまでの事例紹介です。
現在は、症状が再発しないように予防も兼ねて根本的治療を進めております。
頸部、胸部、上腕部の神経症状(-)
受傷状況と状態から後骨間神経麻痺と判断。
手関節の関節調整を行い、関節のモビリティー(可動性)を高め、 すぐに症状が戻らないように治療する。
トレーニング
視覚介入ありの手指屈曲・伸展運動 視覚介入なしの手指屈曲・伸展運動 ミラートレーニング ↓ 非麻痺側の手の動きを真似ながら麻痺側の手を動かすトレーニング。
【2回目】1週間後来院。 洗顔が出来るくらい改善。 手首を動かす動作は問題ないが、指伸ばす動作はもう少しスムーズさが必要。
前回の治療に加え、麻痺側の上腕二頭筋の短縮部位をリリースし、最後に前回同様のトレーニングを行い終了。
【3回目】1週間後来院。 何の問題もなく指を伸ばせるとの事。 ADL(日常生活動作)にも支障はなく、仕事もいつも通り出来ているとの事でした。
完治とし、軽度の後骨間神経麻痺の治療は終了。
同じ様な症状でお困りの方は、一度ご相談下さい。
【施術担当・記事作成者 脇内】

<利用者>
40代男性<お悩み>
・腕のしびれ、指を伸ばせない<過去に受けていた施術>
なし<主な施術ポイント>
フローセアーケードの硬結部位 前腕骨間膜のリリース 手関節の関節調整<ヒアリング>
3日前、自宅のソファでうたた寝をし、起きた時は腕の痛みがあったが徐々に減少。 痛みが減少したが、指を伸ばせなくなったとの事で来院。<状態>
drop finger(+) 安静時、動作時痛、圧痛(-) 皮膚感覚障害(-) 手関節の背屈はできる。頸部、胸部、上腕部の神経症状(-)
受傷状況と状態から後骨間神経麻痺と判断。
<施術>
【1回目】 フローセアーケードの硬結部位をとり、後骨間神経の神経絞扼を解放する。 前腕骨間膜のリリースを行い、指の動かしやすさをだす。手関節の関節調整を行い、関節のモビリティー(可動性)を高め、 すぐに症状が戻らないように治療する。
トレーニング
視覚介入ありの手指屈曲・伸展運動 視覚介入なしの手指屈曲・伸展運動 ミラートレーニング ↓ 非麻痺側の手の動きを真似ながら麻痺側の手を動かすトレーニング。
【2回目】1週間後来院。 洗顔が出来るくらい改善。 手首を動かす動作は問題ないが、指伸ばす動作はもう少しスムーズさが必要。
前回の治療に加え、麻痺側の上腕二頭筋の短縮部位をリリースし、最後に前回同様のトレーニングを行い終了。
【3回目】1週間後来院。 何の問題もなく指を伸ばせるとの事。 ADL(日常生活動作)にも支障はなく、仕事もいつも通り出来ているとの事でした。
完治とし、軽度の後骨間神経麻痺の治療は終了。
<考察>
今回ポイントとなったのが、初期段階で神経麻痺介入を行った事です。 神経麻痺は進行すると、筋萎縮が進行し手術が必要なケースもございます。 軽度の神経麻痺では治療とトレーニングを組み合わせ完治させる事が可能です。同じ様な症状でお困りの方は、一度ご相談下さい。
【施術担当・記事作成者 脇内】