つり革を持っている時に感じる手首の痛み｜30代｜整体

つり革を持つと負荷がかかり手首に痛みが走り、お仕事中もパソコン作業を行うときに違和感を感じたりと日常生活に支障が出て来初めていました。なぜこのような痛みが急に出たのか、など今回のケースを解説していきます。

利用者

30代女性　吹田市在住　

主症状

つり革を持っている時に負荷がかかった時の左手首の痛み。

その他の症状

猫背、肩こり

過去に受けていた施術

マッサージ

主な施術ポイント

手首の動き、上腕二頭筋・腕橈骨筋の緊張、胸郭の硬さ。頸部の緊張

施術内容と経過

【１回目】

手首を背屈した時に感じる痛みが気になるとのこと。日常生活では通勤時につり革を持っていて急ブレーキや

押された時に体を支えるために手首が伸展すると痛む。それ以外は仕事でパソコンを打っている時に違和感を感じる

後は姿勢が悪いのと肩こりがきになる。

手首の痛みということでしたが動きとしては正常の範囲内でした。過剰に背屈した時や急激に動かした時に

痛みが出ていました。腕橈骨筋、上腕二頭筋の緊張がありそこを取ると違和感があるが痛みはましに

お仕事柄デスクワークということで首をすくめて前に出ているのも胸鎖乳突筋、が緊張しており胸鎖関節や肩鎖関節が

硬くなっていたのも要因の１つでした。

姿勢も左重心で右肩は下がりO脚と姿勢不良もかなり起こっているので、そこも調整をする。

施術後、手首の痛みはかなり緩和したが急な動きにはまだ痛みが少し出る。姿勢もO脚もましになり

重心も整った。

【２回目】

１週間後に来院。つり革の感じはまだ少し痛みがあるが以前のようには痛くないとのこと。

仕事をしていると少し違和感がある。

前回と同様に腕周りの緊張をとり手首の調整。中手指節関節の動きを出す。

施術後、痛みないとのこと。

【３回目】

１週間後に来院。日常生活でも痛みなくつり革も大丈夫だった。

ただ、足が筋肉痛のようなだるさがある。

ハムストリングや腓腹筋のポンプを促すように施術。

【４回目】
手首の痛みは無くなった。足のだるさも少しだけあるが

前回に比べたらましとのこと。

考察

今回のケースは仕事時の姿勢不良からくる腕の緊張につり革を持っていた時に強い負荷が加わったことで

痛みとなって現れたと考えます。可動域に問題はあまりなかった点からも症状がまだ軽度だったため

回復も早かったです。

まだ姿勢に関しては完全に戻っていないので、今後はそこを重点的に診ていきます。

この問題が解決しない限りはまた繰り返す恐れがあります。O脚による膝、股関節の歪み

仙腸関節の硬さも脊柱や胸郭周りにも影響を及ぼすのでアプローチをしていきます。

担当田中

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【記事作成者　整体太郎と鍼灸花子（吹田市江坂）】