2022年10月28日 金曜日
うつ症状と不眠が整体で緩和
うつ症状が3週間前から悪化し不眠と便秘が続き体調も悪くなった為、仕事にも行けない状態でした。治療を受けていく毎に眠れるようになり、便秘の症状も改善してきました。仕事が本格的に始まる前にしっかりと治して症状が再発しないように今は予防も兼ねて根本的治療を進めております。
姿勢は頭部が前方ポジション(ヘッドフォワード)で胸椎後弯が強い猫背タイプでした。
バランスの検査では、 前庭動眼反射での眼振もみられた為トレーニングが必須と判断しました。
また、呼吸のエクササイズで腹式呼吸を促し 交感神経優位になる状態が続かないように指導。
3日後、2回目のご来院の際 初回の前より寝れるようになったとの事。 薬の副作用による、日中の眠気や便秘を解消していく為に体内の内部環境を整える必要性がありました。
そのため、 座位にて呼吸と胸郭の動きのチェックを行うと、
前回より上部胸椎の動きがついていたので、 胸郭の動きに変化が見られました。
初回と同様の治療とプラス、 前庭覚に対するバランスのエクササイズを指導しました。
座位→立位(両踵地)→立位(片足立ち)→座位(バランスボール)
まず、 座位にて眼の動きのチェックと前庭覚のエクササイズを行います。
①輻輳と開散 近くを見るときの両眼の寄り具合 遠くを見るときの両眼の離れ具合
②共同性眼球運動 スムースパスート 滑動性追従運動のチェック (視覚野→小脳→前頭眼野) 縦横斜めから流れてくる対象物をしっかり眼で追えているかチェックします。
③サッケード 衝動性眼球運動のチェック (視覚野→頭頂葉→前頭眼野) 瞬間的に示される対象物を瞬時に眼で追えているかチェックします。
④前庭動眼反射 VOR 物を見るときに、眼の中心で物体を正確に捉えようとする為のシステムで、
頭部に加わる加速度を三半規管や耳石器で検出し、 代償性眼球運動を起こすことで視線の方向を一定に保つ役割を担います。
エクササイズでは、眼は中心物を捉えながら頭部の回旋動作を行い前庭覚の機能を高めていきます。
以上のエクササイズを指導し終了。
次回、症状の確認とエクササイズのチェックを行う。
3回目 1週間後、3回目のご来院の際 寝れるようになってきているとの事。 施術は同様。
前回のエクササイズをチェックし修正点を伝え終了。
4回目以降 眠れるようになったのと、体調も落ち着いたとの事で予防の治療へ。 全身のメンテナンスに移行。
約1週間単位でお越し頂き、根本治療を継続。
普段とっているバランスは代償を伴ったバランス かもしれません。
視覚や体性感覚、前庭覚は人間が持つバランス感覚として機能しています。
実は、開眼時のバランスは約70%を視覚に頼っているとも言われ視覚に頼った生活を送っていると、 脳神経システム、体性感覚、前庭覚の働きの機能低下が見られたりします。
また、これらの機能を上げる事は慢性的な痛み、 ダルさなどを根本的に治す解決策にもなりうる場合もございますので、 同じ様な症状でお困りの方は、一度ご相談下さい。
※個人の感想です。100%施術効果を保証するものではありません。 【施術担当・記事作成者 脇内】
具体的な症状
うつ何回目の施術で変化を感じましたか?
3回目整体を受けられての感想
症状にあわせ、ていねいに施術していただきました。 リラックスできる雰囲気づくりにもつとめていただきました。 Y.Y 会社員 51歳 男性担当施術スタッフの解説
こちらの男性はうつ症状がお悩みで来られました。状態
初診では、不眠・肩から背中までのコリがある状態でした。また、レクサプロ、エチゾラム、プロチゾラム(睡眠薬)を服用しており、薬の副作用で日中の眠気と便秘が解消しない状態で自己回復力が低い状態でした。姿勢は頭部が前方ポジション(ヘッドフォワード)で胸椎後弯が強い猫背タイプでした。
施術
頸部、上部胸椎、肋椎の関節調整 広背筋、脊柱起立筋のリリースバランスの検査では、 前庭動眼反射での眼振もみられた為トレーニングが必須と判断しました。
また、呼吸のエクササイズで腹式呼吸を促し 交感神経優位になる状態が続かないように指導。
3日後、2回目のご来院の際 初回の前より寝れるようになったとの事。 薬の副作用による、日中の眠気や便秘を解消していく為に体内の内部環境を整える必要性がありました。
そのため、 座位にて呼吸と胸郭の動きのチェックを行うと、
前回より上部胸椎の動きがついていたので、 胸郭の動きに変化が見られました。
初回と同様の治療とプラス、 前庭覚に対するバランスのエクササイズを指導しました。
座位→立位(両踵地)→立位(片足立ち)→座位(バランスボール)
まず、 座位にて眼の動きのチェックと前庭覚のエクササイズを行います。
①輻輳と開散 近くを見るときの両眼の寄り具合 遠くを見るときの両眼の離れ具合
②共同性眼球運動 スムースパスート 滑動性追従運動のチェック (視覚野→小脳→前頭眼野) 縦横斜めから流れてくる対象物をしっかり眼で追えているかチェックします。
③サッケード 衝動性眼球運動のチェック (視覚野→頭頂葉→前頭眼野) 瞬間的に示される対象物を瞬時に眼で追えているかチェックします。
④前庭動眼反射 VOR 物を見るときに、眼の中心で物体を正確に捉えようとする為のシステムで、
頭部に加わる加速度を三半規管や耳石器で検出し、 代償性眼球運動を起こすことで視線の方向を一定に保つ役割を担います。
エクササイズでは、眼は中心物を捉えながら頭部の回旋動作を行い前庭覚の機能を高めていきます。
以上のエクササイズを指導し終了。
次回、症状の確認とエクササイズのチェックを行う。
3回目 1週間後、3回目のご来院の際 寝れるようになってきているとの事。 施術は同様。
前回のエクササイズをチェックし修正点を伝え終了。
4回目以降 眠れるようになったのと、体調も落ち着いたとの事で予防の治療へ。 全身のメンテナンスに移行。
約1週間単位でお越し頂き、根本治療を継続。
考察
今回ポイントとなったのが、初期段階でのバランスの介入を行った事です。普段とっているバランスは代償を伴ったバランス かもしれません。
視覚や体性感覚、前庭覚は人間が持つバランス感覚として機能しています。
実は、開眼時のバランスは約70%を視覚に頼っているとも言われ視覚に頼った生活を送っていると、 脳神経システム、体性感覚、前庭覚の働きの機能低下が見られたりします。
また、これらの機能を上げる事は慢性的な痛み、 ダルさなどを根本的に治す解決策にもなりうる場合もございますので、 同じ様な症状でお困りの方は、一度ご相談下さい。
※個人の感想です。100%施術効果を保証するものではありません。 【施術担当・記事作成者 脇内】