2022年11月21日 月曜日
産後の骨盤の広がりと背中の凝りが緩和
産後2カ月。産後から骨盤の広がりがあり妊娠前のズポンが履けなくなってしまいました。また、慣れない子育てにより背中と肩回りも凝り固まっていました。姉から「産後ケア絶対してた方がいいよ!」言われていたため来院を決め、施術数回で妊娠前のズポンが履けるようになりました。
H・T 28歳 女性
今回のケースは、ズボンをはくと骨盤の辺りで止まるという状態でした。 身体の状態を診てみると、 ・骨盤の前傾方向への歪み ・股関節の内旋(股関節が内側に入る) ・肋骨のフレア(肋骨の広がり) などの体型に関わるポイントが見つかりました。 これらのポイントは赤ちゃんのお腹の中のスペースを与える為 よく起こるものでもあります。
骨盤の前傾位が残ると、太もも前や太もも外側の筋肉が 発達しやすくなります。 さらに、股関節の内旋により、大転子という太ももの一部の骨が 出っ張り目立つようになります。 その結果 筋肉の発達により太ももの張りが強くること、 大転子の出っ張りによりズポンが途中で止まる。 といったことが起こりやすくなります。
また、 股関節の内側には大腿動脈、大腿静脈、最径部リンパが存在します。 これらは下肢の栄養を送ったり足から心臓に血液を送り返したりするため 血液を全身に循環させるためにはとても重要なものになります。
股関節の内旋が残ると血管の圧迫により 循環不良がおこり 足の冷えやむくみに繋がります。
また、 むくみが残ると体重がなかなか落ちない。 という事にも繋がります。
施術により歪みを整え ご自宅でのセルフケアで身体の使い方を変えることが 歪みの再発を防げるようになります。
産後の身体はとてもデリケートです。 正しい方法で身体のケアを行う事が必要です。
【施術担当・記事作成者 清水】
具体的な症状
青学の広がり、月、背中の凝り何回目の施術で変化を感じましたか?
3回目施術を受けられての感想
産後の骨盤が気になり骨盤矯正を目的に通い始めました。 妊娠前に履いていたズポンが産後、骨盤で止まっていしまい履けませんでしたが、 約3回目の施術後には履けるようになりました。 慣れない子育てにより背中や肩も凝っていましたが、 施術後毎回 改善されるので体が楽になります。また、 自宅でできる簡単なトレーニングを教えていただける ので、子供の抱っこしながらなども無理なく 続けることができるのですごく助かりますH・T 28歳 女性
施術スタッフの解説
今回のケースは産後2カ月で来院されました。 お一人目のご出産で主訴は、産後の骨盤に広がりにより妊娠前のスポン また慣れない子育てにより肩や背中の張りが気になるとのことでした。 産後の体型の変化でよくあげられるのが、 ・妊娠前のズボンやスカートが履けない。 ・体重が戻らない の2つです。今回のケースは、ズボンをはくと骨盤の辺りで止まるという状態でした。 身体の状態を診てみると、 ・骨盤の前傾方向への歪み ・股関節の内旋(股関節が内側に入る) ・肋骨のフレア(肋骨の広がり) などの体型に関わるポイントが見つかりました。 これらのポイントは赤ちゃんのお腹の中のスペースを与える為 よく起こるものでもあります。
骨盤の前傾位が残ると、太もも前や太もも外側の筋肉が 発達しやすくなります。 さらに、股関節の内旋により、大転子という太ももの一部の骨が 出っ張り目立つようになります。 その結果 筋肉の発達により太ももの張りが強くること、 大転子の出っ張りによりズポンが途中で止まる。 といったことが起こりやすくなります。
また、 股関節の内側には大腿動脈、大腿静脈、最径部リンパが存在します。 これらは下肢の栄養を送ったり足から心臓に血液を送り返したりするため 血液を全身に循環させるためにはとても重要なものになります。
股関節の内旋が残ると血管の圧迫により 循環不良がおこり 足の冷えやむくみに繋がります。
また、 むくみが残ると体重がなかなか落ちない。 という事にも繋がります。
最後に
特に産後は施術だけではなく、 ご自宅でのセルフケアがポイントになります。施術により歪みを整え ご自宅でのセルフケアで身体の使い方を変えることが 歪みの再発を防げるようになります。
産後の身体はとてもデリケートです。 正しい方法で身体のケアを行う事が必要です。
【施術担当・記事作成者 清水】