2022年12月9日 金曜日
産後の手首の痺れが緩和
産後1カ月 右手首のビリビリ感があり、
日常生活に支障が出てきたため産後骨盤矯正を目的に通い始めました。
施術し始めて3回目あたりでビリビリ感も気にならない程になり、
肩まわりもスッと軽くなりました。体調が戻っていく実感があるため今後も楽しみです。
M・T 32歳 女性
※これらの原因は、「手首の痛み」だけに限りません (他の症状でも考えられることもあります)
今回のケースで身体の状態を診てみると、 * 右の骨盤の前傾方向への歪み * 肋骨の左回旋 * 肋骨の可動域低下 * 右肩甲骨の外転位 * 前腕の過緊張 などの手首の痺れに関わるポイントが複数見つかりました。
これらの歪み方は、よく抱っこの際に癖がポイントになりやすいですが、 今回の方の場合、話をよく聞くと、妊婦検診の際にお医者さんから 「胎児の位置が右寄りですね」 と言われたことがあります。と仰っていました。
妊娠中の長い間の姿勢は、産後の姿勢に現れることが多いです。 胎児の位置が右寄りになると、物理的に自然と右腹部が左側より やや大きくなることが考えられます。 重心は右側に寄り、 右の骨盤は前傾方向になることで右の腰は反りやすくなります。
また右腰の反りにより、身体が後ろに倒れないように 右肩が内側に巻き込む内旋位になります。
結果的に、 前腕は自然と過緊張を起こし 手首に通る神経も圧迫されビリビリと痺れを感じやすくなります。
治療については、 身体の捻れを取ることをベースに治療を行いました。
右肩が内側に入ると(肩関節 内旋位) 身体の捻れ方は全体的に左側に捻れが入ること で左側に短縮が起きやすいです。
その短縮を取りながら、捻れを取ること、 再発防止のため肩甲骨の可動性が出るように治療を行いました。
このような治療を続けることで症状が早い段階で治りました。
施術により歪みを整え ご自宅でのセルフケアで身体の使い方を変えることが 歪みの再発を防げるようになります。
産後の身体はとてもデリケートです。 正しい方法で身体のケアを行う事が必要です。
【施術担当・記事作成者 清水】
具体的な症状
産後の骨盤矯正 右手首の痺れ何回目の施術で変化を感じましたか?
3回目施術を受けられての感想
6年前にも産後骨盤矯正を目的に通っており、お世話になっています。 産後の骨盤矯正はもちろん、右手首の痺れが生活に支障をきたしており 通いはじめました。 しびれは3回目の施術の頃にはあまり気にならない程に改善していました。 何より肩周りがスッと軽くなり身体全体が軽くなってきているように感じます。 体調が整ってきていることを感じるので今後の施術も楽しみです。 指導してくださる筋トレ?も、続けたいです。M・T 32歳 女性
施術スタッフの解説
今回のケースは産後1カ月で来院され、2回目のご出産で双子でした。 主訴は、右手首の痺れです。 また産後の骨盤をしっかり整えたいとのことでした。 右手首の痺れは産後よくある症状です。 原因は以下のものが考えられます。 ・慣れない抱っこの際にかかる前腕の過緊張 ・慣れない育児による身体の疲労 ・産後の女性ホルモンの乱れ ・むくみ Ete…※これらの原因は、「手首の痛み」だけに限りません (他の症状でも考えられることもあります)
今回のケースで身体の状態を診てみると、 * 右の骨盤の前傾方向への歪み * 肋骨の左回旋 * 肋骨の可動域低下 * 右肩甲骨の外転位 * 前腕の過緊張 などの手首の痺れに関わるポイントが複数見つかりました。
これらの歪み方は、よく抱っこの際に癖がポイントになりやすいですが、 今回の方の場合、話をよく聞くと、妊婦検診の際にお医者さんから 「胎児の位置が右寄りですね」 と言われたことがあります。と仰っていました。
妊娠中の長い間の姿勢は、産後の姿勢に現れることが多いです。 胎児の位置が右寄りになると、物理的に自然と右腹部が左側より やや大きくなることが考えられます。 重心は右側に寄り、 右の骨盤は前傾方向になることで右の腰は反りやすくなります。
また右腰の反りにより、身体が後ろに倒れないように 右肩が内側に巻き込む内旋位になります。
結果的に、 前腕は自然と過緊張を起こし 手首に通る神経も圧迫されビリビリと痺れを感じやすくなります。
治療については、 身体の捻れを取ることをベースに治療を行いました。
右肩が内側に入ると(肩関節 内旋位) 身体の捻れ方は全体的に左側に捻れが入ること で左側に短縮が起きやすいです。
その短縮を取りながら、捻れを取ること、 再発防止のため肩甲骨の可動性が出るように治療を行いました。
このような治療を続けることで症状が早い段階で治りました。
まとめ
特に産後は施術だけではなく、 ご自宅でのセルフケアがポイントになります。施術により歪みを整え ご自宅でのセルフケアで身体の使い方を変えることが 歪みの再発を防げるようになります。
産後の身体はとてもデリケートです。 正しい方法で身体のケアを行う事が必要です。
【施術担当・記事作成者 清水】