2018年10月7日 日曜日
何をするにも痛い腰・臀部・足首の痛み|整体|40代男性
今回は捻挫により以前からあった腰痛が悪化し、痛みやシビレに発展したケースです。施術のポイントとしては痛みが出ている部分を直接アプローチするのではなく、痛みの原因になったであろう仙腸関節の硬さ・股関節の可動域制限・臀部と大腿部の筋緊張の緩和を緩めることで重心が定まり、痛みが緩和しました。
右足首を捻挫してから右足首がズキズキし足の裏に鋭い痛みが出た
腰〜臀部が捻挫してからズキズキ痛み臀部は圧迫するとシビレが出た。
接骨院ではヘルニアでは?とのこと。
痛みが強く出ていたので、まずは痛みを緩和する方向でみていく。
今回はもともとあった腰痛が捻挫により重心が変わり椎間板ヘルニアとなり
症状が悪化したのだと考えます。
ヘルニアになった部分を直接アプローチするのではなく、なった原因である
仙腸関節の動きや臀筋群、大腿部の筋緊張、股関節の可動域制限をとることで
痛みを軽減することができました。
今後は関節の動きが出てきたので体を支えるために安定性を出して行くことで
力が入りづらい感じや、足首の歩行時痛も緩和されていくでしょう。
・足のシビレ
【症例】運転席に座るのも辛い坐骨神経痛|40代男性|整体
【症例】臀部から足底にかけての痛みとシビレ|40代女性|整体
利用者
42歳 男性 吹田市在住お悩み
右足首と足裏の痛み 腰〜右臀部にかけて痛みその他のお悩み
右臀部を圧迫するとシビれる過去に受けていた施術
接骨院主な施術ポイント
腰椎・股関節の動き 骨盤 大腿方形筋 ハムストリング施術内容と経過
【1回目】右足首を捻挫してから右足首がズキズキし足の裏に鋭い痛みが出た
腰〜臀部が捻挫してからズキズキ痛み臀部は圧迫するとシビレが出た。
接骨院ではヘルニアでは?とのこと。
痛みが強く出ていたので、まずは痛みを緩和する方向でみていく。
右足首を捻挫したためか、左重心になり左股関節と臀部の硬さが強く出ている
腰部は回旋の動きが鈍く腰方形筋の緊張が強かった。
初回は上記の部分をアプローチする。
【2回目】
足底部の痛みはとれ、腰〜臀部にかけての痛みは1日は楽だったが
すぐに戻った。
右大腿部の外側と臀部に違和感がある。
前回同様の方針で進める。
直接局所には触らず、仙腸関節の動きを出し
下肢の筋肉の緊張をとり体を支えるための安定感を出す。
【3回目】
痛み感は変わらず、ビリビリする感じが臀部にある
右足首〜膝にかけての張って痛みがでる感じもある。
まだ安定性もない状態ではあるので、前回と同じ方針で施術
シビレが強いので一度、整形外科を受診することを勧める
【4回目】〜【6回目】
整形外科に行ったところL4/L5の椎間板ヘルニアと診断される。
歩いたり立つのもシビレと痛みが出る。
とにかく腰・骨盤の動きが固まっているため自分の体重が
ダイレクトに乗るので可動性を出し安定感を持たせる。
また内旋の動きを出すため外旋六筋をアプローチ(特に大腿方形筋)
【7回目】〜【9回目】
歩くのがだんだんスムーズに
座位での腰・臀部の痛みも軽減した
足首の痛みは歩くと痛みが出る。
【10回目】・【11回目】
座るときに力が入らない感じがする
痛みはだいぶましになった。
【12回目】
痛みレベルは1割程度になった。
座るときに力が入りづらい。
筋膜張筋と膝窩筋の緊張をとると
力が入りやすくなり、ぐらつきが減った。
考察
今回はもともとあった腰痛が捻挫により重心が変わり椎間板ヘルニアとなり
症状が悪化したのだと考えます。
ヘルニアになった部分を直接アプローチするのではなく、なった原因である
仙腸関節の動きや臀筋群、大腿部の筋緊張、股関節の可動域制限をとることで
痛みを軽減することができました。
今後は関節の動きが出てきたので体を支えるために安定性を出して行くことで
力が入りづらい感じや、足首の歩行時痛も緩和されていくでしょう。
※個人の例です。100%施術効果を保証するものではありません。
【記事作成者 整体太郎と鍼灸花子(吹田市江坂)】
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