小５でサッカーを始めて以来の腰痛｜２０代女性｜整体

試合や練習で活躍したいのに、痛みで思うようにプレーできない、、、。そんなサッカー女子がピッチを走り回れるようになるまでの事例です。スポーツをされていなくても、腰痛でお悩みの方はご覧ください。

２０代女性　大学生（サッカー部所属）

吹田市江坂町

小5でサッカーを始めて以来の腰痛。
主にサッカーでのプレー中の動作開始時にズキッとした痛みを感じる。
日常生活での動作には問題なし。

足全体のだるさ（特に練習終わりに感じる）

整体、カイロプラクティック

疲労回復、足首

【１回目】
姿勢のチェックでは、体の重心が左に偏っており、肩の高さにも左右差がある。
ほぼ毎日早朝練習をおこなっており、体に疲労が溜まっている状態。
特に肝臓の重たさや停滞感が強く、うまく疲労を代謝できていない様子。
サッカーをしている割には足首の関節がゆるく、支える力の弱さを感じた。

以上の所見を参考に、まずは疲労を除去するために循環促進を行う。 足首については、一旦関節の遊びを作ってから支持性を強化するようなイメージで固める施術。

施術前の腰の回旋時痛は、循環促進の施術後にほとんど消失。 体の変化のチェックや、施術効果を上げるためになるべく直近での来院を提案。

【２回目】
５日後来院。 腰の痛みは１０→６に軽減。 歩行や走行時の痛みはほぼないが、プレー中の踏ん張る際に痛みが出たり、「痛みが出そう…」といった不安感がある。

筋肉の緊張はあるものの、腰周辺での問題はあまり見当たらない。 足首捻挫の既往もあり、やはり足首の関節由来の腰痛と仮説を立てて施術。

【３回目】
１週間後来院。
割と調子よく練習できていたが、昨日から再び同じように腰に痛みが出てきた。 しゃがんだ姿勢からの立ち上がりでも少し腰が痛む。

練習の内容や局所の状態から、昨日からの痛みは一過性のものだと考えられる。 なので、方針はそのままで施術。

【４回目】
３日後来院。
腰の痛み１０→５。
しゃがんだ姿勢からの立ち上がり痛１０→０。
足首の歪みはなくなりつつあり、最初の支えの弱さのかなり取れてきた。

【５回目】
１週間後来院。
腰の痛み１０→２。
練習中でもほとんど気にならなかった。

ここまでくればほぼほぼOK。
なるべく早めに痛みを１０→０に持っていく。

【６回目】
１週間後来院。
腰の痛み１０→ほぼ０。

練習後の足のだるさはまだ感じるが、しっかりと休めば翌日に疲労が抜ける感じがでてきた。
近々遠征があるので、それに備えて体を調整。
今後も良い状態をキープしたいとのことで、ご本人からメンテナンスの希望。

３週に１度くらいの間隔でメンテナンスに移行。

今回は足首に起因する腰痛でした。
腰痛と聞くと、確かに腰に原因を探すのですが、そこは全体を把握してからの話。
サッカーというスポーツの特性上、足首の歪みは多少なりとも起こるでしょう。
足首に問題があれば、腰やその他に構造的な歪みを生じさせます。
激しいスポーツをやっていなくても、日常生活でのクセによる歪みは当然起こり得ます。
「そんなに腰に負担がかかることしてないのにな〜」そんな方ほど注意が必要です。

※個人の例です。全ての方に効果を保証するものではありません。