2020年6月5日 金曜日
左右の坐骨神経痛|30代女性|整体
始まりは右側の坐骨神経痛。それからしばらくして左にも感じ始めてきたので怖くなって急いで来店された女性の症例です。今回の施術のポイントはリンパの流れが大きく関わっていました。
<検査> ・左右の仙腸関節の硬さ ・鼠径靭帯の硬さ ・股関節内旋筋の緊張 ・下部腰椎の緊張 ・全身のリンパの詰まり感
<施術> とにかく坐骨神経に関わる各所の硬さ・緊張が目立つ。 これらの緊張が高まるということは、臀筋にも伸張ストレス(過剰に引っ張られる)が加わるので今回のお悩みの症状は出やすい状況となる。 まずはその周辺の緊張を緩めることで神経・血管系の状態を整える。 リンパ系の詰まりが起こると、老廃物の回収効率が低下し回復が遅くなってしまうので、全身のリンパの流れも調整していく。
施術後に、骨盤周囲に負担をかけなくて済むように体幹のトレーニングのセルフケアをお伝えして終了。
【2回目】 11日後来店。 前回施術を受けてから痛みは10→6に軽減。 痛みを感じる程度・頻度共にマシ。 臀筋への伸張ストレスは程度が軽くなっている。 リンパの滞りを再びケアするように施術を行う。
【3回目】 21日後来店。(年末年始を挟んで間隔が空いてしまった) 前回施術を受けてから痛みは10→3に軽減。 生活の中で痛みを自覚する頻度はかなり減った。
【4回目】 13日後来店。 前回から今日にかけて数回痛みを感じたが、それも忘れていたくらいの状態だった。
【5回目】 13日後来店。 前回後からは痛みは消失していた。 ご本人の希望で、今後は再発予防の施術でメンテナンスをしていく予定。
リンパ系の調整をしっかりと行うことで回復力も早めることができたと思います。 坐骨神経痛というと難治性のものだと考える人も多いようですが、確かな原因さえつかむことができたら改善に導くことは十分可能です。
・足のシビレ
・【症例】ぎっくり腰一歩手前の腰痛
・【症例】臀部から足底にかけての痛みとシビレ
・【症例】腰痛と足のピリピリ感
坐骨神経痛についての解説
利用者
30代女性 専業主婦お悩み
右の坐骨神経痛から始まり左にも出始めたその他のお悩み
特になし過去に受けていた施術
整体、カイロプラクティック主な施術ポイント
股関節、鼠径靭帯施術内容と経過
<ヒアリング> 数週間前から主に右の臀部に痛みが出ていた。 長時間座位や歩行時に痛みが出てしまうのを我慢していたが、今度は左にも出てきだしたのでさすがにまずいのでは、と思い来店に至った。<検査> ・左右の仙腸関節の硬さ ・鼠径靭帯の硬さ ・股関節内旋筋の緊張 ・下部腰椎の緊張 ・全身のリンパの詰まり感
<施術> とにかく坐骨神経に関わる各所の硬さ・緊張が目立つ。 これらの緊張が高まるということは、臀筋にも伸張ストレス(過剰に引っ張られる)が加わるので今回のお悩みの症状は出やすい状況となる。 まずはその周辺の緊張を緩めることで神経・血管系の状態を整える。 リンパ系の詰まりが起こると、老廃物の回収効率が低下し回復が遅くなってしまうので、全身のリンパの流れも調整していく。
施術後に、骨盤周囲に負担をかけなくて済むように体幹のトレーニングのセルフケアをお伝えして終了。
【2回目】 11日後来店。 前回施術を受けてから痛みは10→6に軽減。 痛みを感じる程度・頻度共にマシ。 臀筋への伸張ストレスは程度が軽くなっている。 リンパの滞りを再びケアするように施術を行う。
【3回目】 21日後来店。(年末年始を挟んで間隔が空いてしまった) 前回施術を受けてから痛みは10→3に軽減。 生活の中で痛みを自覚する頻度はかなり減った。
【4回目】 13日後来店。 前回から今日にかけて数回痛みを感じたが、それも忘れていたくらいの状態だった。
【5回目】 13日後来店。 前回後からは痛みは消失していた。 ご本人の希望で、今後は再発予防の施術でメンテナンスをしていく予定。
考察
今回はいわゆる坐骨神経痛の事例でした。 こちらの女性はお子さんの育児に奮闘中で、しゃがんだり足腰を使う機会が多いタイプの方でした。 日々の繰り返しの動きの中で股関節周りの緊張が強くなっていたのが主な原因だと考えます。 股関節は非常に大きな範囲の可動性があるので、ここが硬くなると腰周りの代償が起こりやすくなり今回のようなお悩みにつながるケースがあります。リンパ系の調整をしっかりと行うことで回復力も早めることができたと思います。 坐骨神経痛というと難治性のものだと考える人も多いようですが、確かな原因さえつかむことができたら改善に導くことは十分可能です。
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